ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

PCはともかくとして、スマホやカメラは海外旅行で必須!という旅人が多いのでは。だからこそ、旅行中にバッテリー切れは痛いですよね。

今回は旅先で電化製品のバッテリーに困らない方法を考えてみましょう。

 

1. 複数プラグは必要、変圧器は不要

Photo by Nitta Hiroshi

スマホ、カメラ、PCだけ持って海外旅行に行く場合、変圧器はいりません。なぜなら、これらの機械に付属しているコンセント自体が複数の電圧に対応しているからです。小さい変圧器ですとPCの電圧に対応できず、プラグから煙が上がることも。よっぽどのことがない限り、かさばる変圧器は持っていかないようにしましょう。

むしろ、注意したいのは変換プラグです。多くの国では日本と異なるプラグ形状をしています。そのため、日本の機械をそのまま海外に持って行っても使えない場合がほとんど。訪れる国のプラグ形状をチェックして、電気プラグを持っていきましょう。

 

一般の電気屋で販売している変換プラグは日本タイプのプラグ穴が一つしかありません。しかし、複数のバッテリーを充電するにはあまりにも不便です。そこで、おすすめしたいのが日本タイプのプラグ穴が複数あるタイプ。これですと、いくつものバッテリーを一度に充電できます。

なお、日本タイプのプラグ穴が複数ある変換プラグはそれほど出回っていないようなので、アマゾンなどの通信販売で購入することをおすすめします。コードも長いですし、コンセントからの距離が遠い場合は本当に役立ちますよ。

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便利な複数カメラバッテリー充電器

Photo by Nitta Hiroshi

意外と持たないのがカメラのバッテリーです。私はミラーレス一眼レフカメラを持っていますが、1日1バッテリーは消費します。個人的に鉄道写真を撮るのが好きなので、車内でバッテリーが切れると大変。特に夜行列車の場合は特に困ります。

しかし、カメラに付属する充電器はバッテリー1個しか充電できません。また、カメラのバッテリーが満タンになるには意外と時間がかかります(メーカーにもよるでしょうが)。かと言って、いくつものバッテリーを持っていくことは不効率。何かいい方法はないか……頭を悩ませていました。

 

そこで見つけたのが、複数のカメラバッテリーを一度に充電できる充電器。充電できるバッテリーが1つ増えただけでも、ずいぶんと違うものです。

なお、カメラバッテリーの充電器を購入する場合は慎重に。必ず使っているバッテリーをよく調べてから、充電器を購入してください。

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使ってみた、どのようなモバイルバッテリーがいいか

Photo by Nitta Hiroshi

旅先でスマホを使うならモバイルバッテリーが便利ですね。私はお弁当箱のような形をした23,000Vのモバイルバッテリーと、10,000mAhのモバイルバッテリーを持っています。

まずは10,000mAhのモバイルバッテリーから。こちらは主にスマホと電子書籍を充電するために使っています。一般のモバイルバッテリーは1回充電すると、2回~3回はスマホバッテリーを満タンにすることができます。ただ、長旅だとこの2回~3回という数が微妙ですね。

 

つまり、ついついモバイルバッテリーを充電することを忘れてしまうのです! 旅の最中にモバイルバッテリーを充電することを忘れてしまい、スマホのバッテリーを満タンにすることはできませんでした。もちろん、私がきっちりと管理すればいいのですが、個人的には向かないかな?と思いました。

23,000Vのモバイルバッテリーは容量が大きいので、パソコンのバッテリーとしても使えます。ただし、パソコンの場合は数時間しか使えないので、1時間ごとにモバイルバッテリーの容量をチェックすることをお忘れなく。大切なデータはこまめに保存することが重要です。

 

もちろん、23,000Vのモバイルバッテリーでもスマホの充電ができます。スマホの充電をするとバッテリーの容量は10%減ります。つまり、23,000Vのモバイルバッテリー100%で少なくとも4回以上はスマホを満タンにすることができるのです。

唯一の欠点は重いこと。手で持つとズッシリします。最近はコンパクトな大容量バッテリーも出回っているようです。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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