明日、来月暮らしていけるのかも分からないような収支の状況だと、フリーランスとして目指していた旅と仕事の両立に目を向ける余裕も無くなるので、まずは並行して進めてみてください。
旅を仕事にして得たものって何?どんなことが楽しい?
まとまった時間が取れなくて諦めていたことを実現できるようになるのが楽しいです。例えば、アメリカ横断やワールドカップ観戦、エンジニア留学などは旅を仕事にしてからできるようになったことです。
他には、旅行に関する自由度が広がりました。まず初めに自分の旅行スケジュールを決めて、そのスケジュール内で現地集合できる友達を探すという形で、基本はひとり旅、時々ふたり旅なスタイルを取ることが多くなりました。
旅を仕事にして失うものって何?どんなことが大変?
これまで趣味だった旅が仕事になると、とても自由でリラックスだった旅は無くなりました。仕事だけではなくプライベートで行く旅行もありますが、それでも「あ、この写真撮っておこうかな」「せっかくだしブログに記事書こうかな」とどこか仕事を意識した旅になります。
また、旅をすることが日常になっていると、文化や食事、天気や時差などが違う国々を移動しながら仕事をしていくので、日本のオフィスで進めていた時よりも環境が厳しくなります。ただ、旅を言い訳にはできないので、時には悔しい思いをしながら締め切りに追われたりも。
総合的には、旅を仕事にして失うものより得るものが多かったですが、たまにすごくキツイです。そんな時に、相談できる人が身近にはいないのも、困ります。
独断と偏見で、旅行好きにオススメの会社や業界は?
僕自身の経験から、独立や副業、起業を少しでも考えているならWebマーケティング・Web広告業界がオススメです。具体的な社名だと、オプト、サイバーエージェントなどの広告代理店です。選ぶ広告代理店の規模としては、自社サービスや新規事業に挑戦できる機会があった方が学びが多いので、できれば大企業です。
大企業となると、年功序列やガチガチの社内規則などが心配だと思いますが、インターネット業界に関してはそもそも社長が50代、上司が30代なのが当たり前なので、いわゆる大企業病は発生していません。今後も、技術発展が著しくて、若手のセンスや経験を頼りにする部分が多いので、それほど硬直化はしないと思っています。
旅と仕事の両立で尊敬している人、面白い人っている?どんな人?
副業ブームの中で、会社以外にも仕事を持っている人は旅人にもたくさんいますが、日本国内で完結していることが多いです。最近仲良くなった、まゆさんはフリーランスのWebエンジニアをしつつ、海外でWordpressというブログサービスのカンファレンスや勉強会を運営していて、海外・日本を関係なく仕事を動かしているのがとても面白いしかっこいいです。
僕も旅を仕事にと言いつつも、日本語を使って、日本国内の会社やサービスと仕事をしているだけなので、そろそろ旅だけじゃなく、仕事も海外展開していきます。
もし18歳に戻ったらどんなキャリアを歩む?
海外の理系大学に進学して、研究者や科学者になり、宇宙飛行士になりたいです。現在のキャリアの先にも宇宙に行くことを考えています。50年前の「世界一周」に関する費用や条件がちょうど現在の「宇宙旅行」と似ていて本当に選ばれしものか、相当なお金持ちしか世界一周はできませんでした。
50年が経って、150万円〜200万円くらいあれば世界一周ができるようになり、お金と時間さえあれば、他に特別な条件は必要ありません。宇宙旅行もこれから50年、30年以内には、一般の旅行者が当たり前のように宇宙を楽しむ時代が来る、と言われています。
TABIPPOでは、若者向けの海外旅行やバックパッカー旅行を中心に取り扱っていますが、ゆくゆくは宇宙旅行も仕事にしたいです。
これから10年、どんなことに挑戦したい?
1. 宇宙旅行を仕事にすること
2. 海外に住んで、海外企業と仕事をすること
3. 合計100カ国に訪れること
30代はこの3つに挑戦したいです。1と2を叶えるためには、アメリカかヨーロッパで宇宙産業が盛んな地域に移住しちゃうのが良さそうです。
今回の記事は以上です。なお、旅と仕事を両立させるための仕事選びも悩むし、情報が少ないと思うのですが、海外51ヶ国を旅行している間に出会った旅人たちの職業をまとめたので、参考になるはずです。
» 旅人の職業まとめ。51ヶ国120都市で出会った人々 | Work Life Chaos
Licensed material used with permission by 旅人にキャリアの質問「旅を仕事にしたい、どうすれば良い?」他11問 | Work Life Chaos