こんにちは!フリーランスライターの桃(@XxPeach)です。
旅人なら誰しも一度は「平日にゆっくり旅ができる時間が欲しい」「世界中どこでも働けるフリーランスになりたい」なんて思ったことがあるはず。私も会社員時代は朝から晩まで働く上に、有給が取れず海外旅行は年に一度だけの生活を送っていたので、同じようなことを思っていました。
それと同時に「フリーランスになっても仕事がもらえなかったらどうしよう」「来月生きられない!なんていう状況になったら」と、会社を辞めた後の不安も募るばかり……。
そんな私が会社を辞めて一年ちょっとが経ちました。同じように旅人フリーランスを検討している方に、もう一度よく考えて欲しい、フリーランスになる前にしたい7つのことをご紹介します。
会社員を辞める理由を書き出す
旅がしたいから?今の仕事が嫌だから?朝起きたくないから?なぜ勤めている会社を辞めたいのか、人それぞれ理由があるはず。
まずは、思いつく理由を紙に書き出してみてください。書き出すのには理由があり、自分の頭の中で理由を考えるだけでは、会社の悪いところしか見えず、本質が見えなくなってしまうからです。
会社員を辞めた時のメリット・デメリットを書き出す
フリーランスは自由な時間があり、頑張れば頑張るだけお給料をもらうことができます。しかし、その代わりに月収は安定していません。一つのミスでもう仕事がもらえなくなってしまうことだってあります。仕事によっては来月収入がいくらなのかも分からないこともあります。
会社員は始業・終業時間が決まっていますが、毎月一定のお給料をもらうことができ、会社は簡単に従業員をクビにすることができません。税金や年金などの面倒なことは全て会社が代わりに行ってくれます。
会社員が持つメリット・デメリットの両方を比べた時に、メリットが勝つかデメリットが勝つか、しっかり把握しておきましょう。
生きていくのに月いくら必要か計算する
自分が生きていくのに必要な1ヶ月の最低限の金額を計算しておくと、フリーランスとして稼いでいく中で一つの指針ができます。これは先輩フリーランスに聞いてとても役に立ちました。
駆け出しの頃は、どうしても正社員時代の給料とフリーランスとして稼ぐ給料を比較しがち。最初から月20万も30万円も稼げる人は稀で、皆コツコツ実績を積み上げているのです。
生きていくのに必要な1ヶ月の最低限の金額を把握しておくと、その金額以上働いたら次の旅行費に回せたり、書籍代にしたり、新しい技術を取得するために投資するなど、上手にお金を使うことができるようになります。
この必要な最低限の金額には、払わないといけない税金を組み込むのを忘れがちなので、注意して計算しましょう。
何のフリーランスになるのか候補を挙げる
フリーランスにはライターやデザイナー、プログラマーやエンジニアなど、様々な職種があります。あなたは何のフリーランスになりますか?今のあなたの技術を活かせるものなのか、また一から学び直してフリーランスになるのか、様々な方法があります。まずは、フリーランスになれる職種の候補を挙げてみましょう。
フリーランスのマネージャー業や事務員など、調べてみると意外な選択肢が見えてきたり、思いがけない職種で才能を生かすことができることもあります。最初に、世界にどんな仕事があって、どんなことがフリーで出来るのかを知ってから決めましょう。
上で挙げたものすべてを試してみる
フリーランスの職種についてよく学ぶことができた次のステップは、挙げたものすべてを試してみましょう。見切り発車で会社を辞めてフリーランスに転身してしまうと、後から「やっぱり合わなかった」「全然稼げなかった」「旅ができない!」なんてことになってしまいます。
カメラマンなら写真を撮ってみたり、ライターならブログを書いてみたり、プログラミングならウェブサイトで体験することができます。
ライターとして旅人フリーランスをしている私も、実は当初ウェブデザイナーになりたいなと思っていたため、プログラミングに手を出してみたものの、1ヶ月足らずで合わないことを知ることができました。
そのほかにも様々な職種を試してみましたが、最終的な決め手は書くことが大好きだったこと。いろんな職種を体験したからこそ「記事を書きたい!文章で誰かの心を動かしたい!」と決意することができたので、これまで辛いことがあってもここまで続けることができたと思っています。