こんにちは、ディレクターのありーです。旅のテーマをさまざまに掲げて、世界一周を達成してきた旅人たちを取り上げてきた本連載。

「今の情勢が落ち着いたら、私もいつか世界一周旅をしたい!」と思っている人が、貯金や準備を始めたり、各地の情報を集めて旅の妄想を膨らませたり、旅を楽しんでくれるきっかけになれれば幸いです。

連載最終話は、世界中の絶景を紹介した書籍を何冊もヒットさせてきた、絶景プロデューサーの詩歩さんの特別回。

詩歩(Shiho)
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー。静岡県出身。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、SNSのフォロワー数も100万人以上。 書籍も累計63万部を突破、アジア等海外でも出版される。昨今の”絶景”ブームを牽引し、流行語大賞にもノミネートされた。 現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや自治体等の地域振興のアドバイザーなどを行っている。静岡県・浜松市観光大使。

いくらの予算でどんな旅ができるか、その答えは『ガイド編』にあり

詩歩さんを「旅マネー連載」にお呼びしたのは、彼女のガイドブックシリーズ6冊目『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ガイド編』の中に、旅先ごとの予算やモデルコース、体験できることなどが事細かに書かれていると聞いたから!


※書籍を本当におすすめしたいので、PRではありません

かゆいところに手が届く一冊で、一般的な旅行本やまとめサイトでは調べられないリアルなガイド文が特徴。

電車とタクシーを使った方がいいとか、歩くと何分かかるとか、この時間は空いているから絶好の撮影チャンスとか、気温が低いからこれを持っていた方がいいとか、雲海を見るチャンスを上げるために2日連続行った方がいいとか…!

データ的な情報だけでなく、旅先ごとに詩歩さんのコラムも載っており、治安が良くて美男美女が多い街だったことや、一風変わった賽銭箱に小銭を投げ入れるのに元バスケ部魂が燃えたなど、旅を想像してほっこりするパートが随所に。


カラフルな詩歩さんの写真を見ているだけでも楽しい

―どうして『ガイド編』を出そうと思ったんですか?

最初の書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』を出してから6年ほど経ったんですが、その間に「絶景」にまつわるエピソードがどんどんストックされていって。

国内外の絶景地への知識はもちろん、絶好のタイミングで絶景を見るための方法など、自身の旅の経験をもとに皆さんにおすすめできるコンテンツが沢山できたんです。

そういった内容をさらにSNSで発信していると、「この写真はどうやって撮れるんですか?」とか「ここへの交通手段は?」、「お金はいくらかかりましたか?」とか、詳細な質問が比例するように増えたので、独自の絶景ノウハウを『ガイド編』としてまとめることにしました。

―ガイドブックを見ていて、旅の行程や予算が細かく書かれているのに感動しました。どのようにまとめられているんですか?

そうですね。旅の行程についてはどのようなルートで周ったのか忘れないよう、その旅ごとに記録しています。予算に関しては、書籍化する際に現地へ問い合わせして、再度リサーチしたものを掲載しています。

そもそも自分自身が旅へ行くときに、色んなサイトやSNSなどで「ここはいくら必要」と調べて行くんですが、交通手段や食事ひとつにしても、国や地域ごとに全く相場が違うので、「3泊4日のコースなら、このくらいのお金を持っておけばOK」ってどこかにまとめて欲しいなと思っていたんですよね。

アクティビティメインのコースですが、『体験編』など過去の書籍にも予算について入れているので、旅の計画をするときに、ぜひ参考にしてみてください。


旅マネーの最終回にぴったりの方すぎる…!

―これまで行かれた旅の中で、「次の海外旅行を計画するならここがおすすめ」という場所と予算について教えてください

そうですね。ポルトガルのアンブレラ・スカイ・プロジェクトはどうでしょうか!


『ガイド編』でも取り上げられている。美しいスポット

今日まで60カ国ほど旅をして、日本国内もぐるっと1周しているので、数え切れないくらいおすすめのスポットがあるのですが、「次の海外旅行に、今おすすめしたい」と聞いて思いついたのがここでした。

芸術祭「アジタゲダ」のイベントのひとつで、7〜9月の時期になると、商店街の上空にカラフルな傘が飾られるんですが、絵本の世界のように美しくて。

絵の具のような明るいカラーに囲まれて、眺めていても写真を撮っていてもとにかく楽しくポジティブな気持ちになりました。近くに運河が流れる港町のアヴェイロもあるので、セットで立ち寄るのがおすすめです。

予算的には機内泊も入れて6泊9日で約26万円〜という感じ。時期にもよるし、このあとの情勢次第で変動はするかもしれませんが。


それでも、思っていたよりも安かった!

とにかく、こんな予想外の時代になってしまって、世の中が少し暗いムードになったり、海外旅行へも行けない日が続くので、次に行けるようになったら、とびきりカラフルな場所に訪れて明るい気持ちになってもらいたいです。

―詩歩さんの個人的主観で、「予算は使ったけれど、この旅最高だったな〜」としみじみ思い出す場所はどこですか?

それは、ケニアの首都ナイロビ郊外にある「ジラフマナー(Giraffe Manor)」ですね!


絶景のことを話す詩歩さんの目が輝いている!

ジラフ(=キリン)が住んでいるホテルなのですが、ずっと「いつか絶対に行きたい!」と憧れていた場所だったので、大興奮でした。

ホテルの敷地内に入ると、早速お庭にキリンがウロウロ歩いていて、エサをあげられたり触れ合ったりもできるんです。ホテルの中でティータイムを過ごしていると、大きなキリンが窓から首をニョキっと出して、一緒にツーショットを撮れる場面もありました。

このホテルは元々イギリス貴族の邸宅で全12室しかないため、とてつもなく人気で予約を取るのに苦労しました。

それに食事や送迎込みのオールインクルーシブですが、ハイプライスで…。最安の部屋でも、1部屋あたり約13.5~14万円くらい宿泊費がかかるので、このためにご褒美旅行として計画されるのが良いかと思います。

ただ、私はそれでも「本当に行ってよかったなぁ」と何度も思い返すくらい、面白い体験ができた旅だったと思います。こちらも海外へ旅行できるようになったら、ぜひ旅先の候補にしてみてもらいたいです。

最新刊のダナン&ホイアンガイドブックもチェック!

19年末、詩歩さんの書籍ラインナップに、新たな一冊となる『ダナン&ホイアンPHOTO TRAVEL GUIDE〜絶景プロデューサー詩歩が巡るベトナム〜』が加わりました。

こちらはこれまでの「死ぬまでに行きたい!」シリーズと、また違った雑誌のようなデザインで、観光地やグルメ、ショッピング、宿などの詳しい情報から、おすすめの撮影方法まで、ありがたい情報がこれでもかというくらいに詰まっています。


もちろん絶景スポットの情報も!

インタビュー内でも詩歩さんから「次に海外へ行けるようになったら」とお話をいただきましたが、まずは身近で魅力的なアジアの国から計画してみるのもいいかもしれませんね。

旅先の紹介やノウハウが詰まったYouTubeも必見

さらに旅情報を知りたい方は、詩歩さんの公式YouTubeチャンネルもお見逃しなく。テーマを立てた旅先の紹介から、旅行Vlogの作り方まで、旅にまつわるコンテンツが目白押しです。

20万以下で行けるリゾート旅についての動画など、旅予算についてお話されている配信も要チェック!

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詩歩さんをはじめ、あらゆる人の旅話(予算の話)を聞いてきた連載でしたが、ぜひみなさんの今後の旅のお役に立てることを願っています。

出演してくださった方々とスタッフのみなさん、ありがとうございました。

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編集部

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