こんにちは。TABIPPOの細井亮多です。僕はアメリカのカルチャーが好きで、アメリカの海外ドラマや映画をよく観ています。実際にドラマの撮影地を訪れたり、出演者が食べているものを食べたりしたこともあるくらいです。

そんな僕が見つけたアメリカ好きの人にぴったりなコンテンツが、アメリカの観光プロモーションを行っている「ブランドUSA」から提供されているということを知ったのでご紹介したいと思います。

「GoUSA TV」とは

「GoUSA TV」 はアメリカ合衆国の観光プロモーションを担う組織、「ブランド USA」 が運営する、動画コンテンツネットワークです。

アメリカ合衆国が誇る、人々の多様性を通じて語られるコンテンツを体験することで、アメリカ旅行の魅力を再確認できます。

GoUSA TV のアプリは、Apple iOS またはAndroidのスマートフォンでダウンロードできるほか、動画コンテンツは、Roku、Apple、TV、Amazon Fire、YouTube を通じて楽しめます。

GoUSA TVのオリジナルコンテンツでアメリカを感じよう

アメリカ合衆国の観光プロモーションを担う半官半民の組織である「ブランド USA」(英語名:Brand USA 社長兼 CEO:クリストファー・トンプソン、本局 :アメリカ合衆国・ワシントン D.C.)は、GoUSA TV にて、ラテンアメリカ系米国人の文化に焦点を当てた新番組、『アメリカーノ(Americanos)』の放映を公開しました。

5つのエピソードで構成される本シリーズでは、テキサス州オースティン、カリフォルニア州ロサンゼルス、ニューヨーク市クイーンズ、アリゾナ州ツーソン、ニューメキシコ州サンタフェに暮らす、さまざまなラテンアメリカ系住民コミュニティの豊かで多様性に富む歴史と物語を紹介します。

『アメリカーノ』はラテンアメリカ系住民が多く暮らす都市やエリア、そしてそれらのエリアを魅力的に彩る文化を生み出す人々にスポットライトをあてる番組です。

アーティスト、シェフ、ミュージシャン、アスリート、クリエイターなど、その土地で影響力のあるラテンアメリカ系米国人の独自の視点を通じて、彼らが暮らす、文化・民族的に複雑に入り組んだ土地や場所の魅力が描き出されています。

また、エミー賞ノミネートの経験もあるプロデューサーで、世界最高峰の広告賞であるカンヌライオン賞も受賞している映画監督、ダニエル・ラミレス(Daniel Ramirez)氏や、映像作家のマリアナ・ブランコ(Mariana Blanco)氏などから成る、ラテンアメリカ系米国人クリエイター集団によって生み出されました。

本年末までに、5 本の番組は 1 本の長編番組として編集され、ロバート・ロドリゲス氏らが主催するエル・レイ・ネットワークでも配信される予定です。

アメリカーノのエピソードについて

エピソード 1: テキサス州オースティン

テキサス州オースティンは、「ワイルド・ウエスト」から昨今のエネルギッシュなハイテク・ブームタウンの時代まで、ラテンアメリカ系住民の文化をルーツに持つ都市としてパイオニア的存在を維持してきました。

このエピソードでは、歌手のセレーナ・ゴメス氏のファンコミュニティーや、バケーロ(カウボーイを指すスペイン語)、タコジョイント、バーベキュー、さらには、全米で人気の音楽番組、『オースティン・シティー・リミッツ(Austin City Limits)』や SXSW を生み出した伝説的な独立系の映画や音楽シーンまで、テハーノ(テキサス州に暮らすラテンアメリカ系住民)の世界を探訪します。

エピソード 2: カリフォルニア州ロサンゼルス

コンプトンからハイランドパークまで、ロサンゼルスを縦断して、映画、料理、美容界で活躍する3人のアメリカーノのストーリーを追います。

多様な文化的側面を明確に描写し、自らが暮らす街の影響を深く享受している登場人物たちの様子をウォッチすることで、視聴者はラテンアメリカ文化がロサンゼルスの街に深く溶け込んでいる様子を理解することができます。

エピソード 3: ニューヨーク市クイーンズ地区

ニューヨークのクイーンズ地区は移民によって形成された世界的に有名な歴史的な行政区です。文化のるつぼとも言えるこのエリアには、国際色豊かな料理を楽しめるレストランが多数あります。

このエピソードでは、ノスタルジックなジャンルをブレンドした DIY 音楽に乗って、大都市として知られるニューヨーク的な視点からこの場所に根付くラテンアメリカ文化を探索します。

エピソード 4: アリゾナ州ツーソン

4つの異なる山脈に囲まれたツーソンの文化は、メキシコのルーツとソノラ砂漠の景観から強い影響を受けています。自生しているメスキートの木の上で調理される料理から、ソノラ山脈にかつて居住した先祖の物語を伝えるダンスまで、ツーソンの人々が砂漠と共に生き抜いてきた様子を描き出します。

エピソード 5: ニューメキシコ州サンタフェ

サンタフェのダウンタウンに位置する広場は、スペイン人がアメリカ大陸に足を踏み入れる以前は先住民族の主要な交易場所のひとつでした。

サンタフェの歴史は、文化と未来への希望と多様な経験を融合させながら形づくられてきました。このエピソードでは、プエブロの建築物や料理、音楽を通して、視聴者はアメリカ南西部の「パリ」と呼ばれるサンタフェの魅力に惹かれたアメリカーノの様子を紹介します。

アメリカをもっと知ろう

この『アメリカーノ』という番組を観ていると、海外ドラマや映画で目にするアメリカの様子は、まだまだほんの一部であるということを感じました。

ニューヨークやロサンゼルス、シアトルやハワイという大都市をテーマにした内容が多い中、ディープなアメリカを感じることができる映像は非常に貴重です。

新型コロナウイルスの影響で、まだアメリカに渡航することができない状況ですが、この機会に自身の知らないアメリカの様子を知り、渡航できるようになったら行きたいと思えるようなところを発見することも楽しいですよ!

僕はカラフルでオシャレなサンタフェの街並みを見ながら、メキシカン料理を食べたいと思いました。

アメリカに興味がある人は、GoUSA TVでアメリカを感じてみてくださいね。

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ライター

徳島県出身。横浜市立大学国際総合科学部卒。大学在学中からハワイの老舗ベーカリーを日本で運営する会社にて店舗運営に従事。ハワイとアメリカ西海岸のカルチャーが好きで、店舗勤務時に知り合ったアメリカ人の家を尋ねてハワイやシアトルへ長期滞在をし現地でさらに友人を作ることが長期休みの楽しみ。現在は本格的な筋力トレーニングに励み、アメリカ人に負けない身体を作ることが目標。

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