こんにちは!久しぶりに長期の旅行に行ってきたTABIPPOの中美砂希です。
今回訪れたのは西オーストラリアの街パース。みなさん、西オーストラリアの都市「パース」ってご存知ですか?
オーストラリアといえば、美しい海で有名なゴールドコースト、オペラハウスのあるシドニー、そして世界遺産のウルルなどが有名ですよね。TABIPPOメンバーとも会話していると……。
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私「パース行きの航空券買ったよー!」
メンバーA「パースってどこだっけ?イギリス?」
私「それは温泉で有名になった都市バースな!」
メンバーB「もしかして阪神で活躍してた?」
私「世代ばれるやん。それはランディ・バースな!」
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と、「パース」ってどこやねん!と社内でも思われているらしく、パースの魅力を存分に伝えたくてこの記事を書きました。この記事を読み終わったら、何だかパースに行ってみたくなってきた!次の旅の選択肢にありかも。そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。
オーストラリアのパースってどこ?
パースは西オーストラリア州の州都です。西オーストラリア州は実にオーストラリアの1/3を占めるぐらいの面積ですが、住んでいる人口は国全体の11%ほど。そしてパースの観光業と気候の良さからワイン産業が盛んな州です。
観光地といえば、どうしても東の地域が目立ってしまいパース行きの直行便も最近まではなかったのですが、2019年の9月にANAの成田〜パース路線が就航しました。
photo by Misaki Naka
久しぶりの機内食やブランケットが付いている飛行機にワクワク。エコノミークラスだけど、座席の間隔も広くて映画も音楽も充実していて言うことなし!映画を3本楽しんでいるうちに飛行時間約9時間でパースに到着。日本と四季が真逆なので、10月上旬は春ぐらいの気候です。
初めてパースを体験するなら外せないスポットをご紹介
出発する前にパースのお勧めをいくつか聞いて行ったので、その辺りを中心に観光することにしました。初めてパースを訪れる方に、ぜひ訪れてもらいたいスポットをご紹介していきたいと思います。
渡航前にはリアルタイムで旅の投稿をしたかったのでグローバルWiFiを忘れずにレンタル!もう旅の必需品になっています。
photo by Misaki Naka
開拓時代の面影を残す「フリーマントル」へ。刑務所にも宿泊できる!?
photo by Misaki Naka
パース駅から電車で約30分、港のフリーマントルに到着します。フリーマントルは植民地時代にイギリスからの入植者によって始まった街。その名残からコロニアル調の建物が残っていて、その面影を楽しみながら散策するのがオススメです。
photo by Misaki Naka
カフェが立ち並ぶカプチーノ通りでフラットホワイトを堪能してからマーケットへ。週末だけマーケットが開かれており観光客や地元の人がたくさん!
photo by Misaki Naka
フリーマントルで忘れてはいけないのが、旧フリーマントル刑務所です。ここは世界遺産にもなっているのですが、なんと宿泊することができるんです。1991年まで実際に使用されており、今ではユニークなツアーを開催しています。脱獄ルートツアーもあるみたい。(プリズンブレイクやん)
photo by Misaki Naka
中心地から離れると、可愛い雑貨屋さん、アンティークなお店が多かったです。こちらの雑貨屋「MOKOH」ではポストカードやワイルドフラワーが描かれた雑誌を購入!
photo by Misaki Naka
また、フリーマントルには有名なブリュワリーもあるとのことで、訪れたのは数々のクラフトビールアワードで受賞している「The MONK」。フリーマントルマーケットに行くまでの大通りに面しているのですぐにわかると思います。
photo by Misaki Naka
お酒が全く飲めないので、飲み比べをしたけれど味の違いが全然わからなかったのが残念すぎる。代わりにポテトを貪っておりました。クラフトビール好きの方はぜひ立ち寄ってみてください!
photo by Misaki Naka
インド洋に沈んでいくサンセットを見逃さないで
photo by Misaki Naka
大陸の西側なので夕日がとにかく綺麗!どこのビーチ見ても綺麗だよと聞いていたのですが、本当にその通りでした。カップルがたくさんいたけれど、そんなことは気にしない。気にならない!
photo by Misaki Naka
夕日が沈んでいく瞬間の空の色、染まっていく海、沈んでからの変化、空のグラデーション。この時間は本当に好きだなぁ。別の日に急遽立ち寄ったシーバードからの夕日も綺麗だったな。
photo by Keisuke Sakurai
人気があるのは、フリーマントルからも近く家族連れやカップルに人気の「コテスロービーチ」。他にもヌーディストビーチの「スワンボーン」、サーファーも多く特に賑わいを見せている「スカボロービーチ」などが人気です。
とにかく、パースを訪れたらどこかで一日の締めくくりに夕日を眺めて欲しいです!
世界一幸せな動物!?クォッカに会いにロットネスト島へ
photo by Misaki Naka
今回、私が旅先にパースを選んだ理由は「クォッカ」に会いたかったからなんです。ピカチュウのモデルになったとも噂されており、時に笑顔で微笑んでいるような表情を見せてくれるクォッカ。
この可愛い子にずーーーっと会いたくて、バケットリストにも書いていました。上記に記載したフリーマントルから船で片道30分ぐらいで国立公園に指定されているロットネスト島に到着するのですが……。
photo by Keisuke Sakurai
この島のビーチがまたとてつもなく綺麗だったんです!島の南側リトルサーモンベイの美しさには終始ため息ばかり。クォッカに会いにきたのに、太陽の光を浴びてキラキラ輝くコバルトブルーの海に心を奪われそうになりました。
photo by Misaki Naka
島では、一般車両の乗り入れが禁止されているため、レンタサイクルがお勧めです!ツアーバスも走っているのですが本数も限られており、自転車で絶景を眺めて風を感じながら駆け回るのがとても気持ちよかったんです。
平坦ではなく、アップダウンが激しい道が続き何度も息切れしましたが、レンタサイクルしてよかったなぁって思っています。
photo by Keisuke Sakurai
一番のメインイベント、クォッカとセルフィー写真は自撮りに慣れていなさすぎて未遂に終わりましたが、撮影に成功した動画を見てはいつもニヤニヤしています。あぁかわいい。
幸せすぎる可愛すぎる。
ずーーーっと会いたいって言ってたクォッカに会えたよ!夢が叶ってご満悦です。自撮り写真は慣れてなさすぎて撃沈#ちゅうたび#TABIPPOグローバルWiFihttps://t.co/lMXqeFcuVG pic.twitter.com/NvG4UzPJNy
— 中 美砂希 (@misakiki_0623) October 7, 2019
photo by Keisuke Sakurai
ちなみに、クォッカは絶滅危惧種に指定されており、触ること、餌を与えることも禁止です。触りたくなるほどかわいいですが、そこをグッと堪えてマナーを守って会いに行きましょう。
お天気がいい日はキングスパークでピクニック
photo by Misaki Naka
この場所は、訪れたことがある人から絶対に行ったほうがいいよ!と強くお勧めされていた場所です。パースの町並みを見渡すことができる高台の公園には、多くの人が集まっています。
広さは東京ドームの86個分らしく、もはやイメージが湧きませんがとにかく広い公園で、市内からは無料バスで訪れることができます。
photo by Misaki Naka
ピクニックを楽しむ家族、ラグビーをする子供、まったりするカップル。もう、いろんなところから笑い声が聞こえてくるので本当に平和。特に何かをするわけではなく、芝生に寝転がって空を見上げているだけで幸せでした。
photo by Misaki Naka
9〜10月にかけてワイルドフラワー(自生する野生の花)が見頃になっているので、花が好きな方はこの時期に合わせて訪れるのもいいかもしれません。
photo by Misaki Naka