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中 美砂希 TABIPPO / 編集者・ディレクター

大学卒業後7年半神戸の旅館で勤めたあと、世界一周のために退職。枕が変わると寝れない・方向音痴・語学ができない・とにかく心配性の自分でも世界一周ができることを証明するため、9ヶ月の旅に出発。旅の途中は心配性な性格が功を奏しトラブルやスリの遭遇を回避して帰国。

TABIPPO社員の中美砂希です。以前、オーストラリアのパースに行くならここは押さえておいてほしい場所をご紹介をしました。

今回はパースがなぜ「世界で最も美しく住みやすい場所」といわれているのか、どんなところにそのポイントがあるのかを探っていきたいと思います。また、初めて訪れた場所で文化の違いを知れることは旅の醍醐味だし、誰かに伝えてみたくなってしまうもの。日本とはまた違った海外の文化や習慣も知ってもらえたら嬉しいです。

前回の記事はこちら

環境に配慮するのが当たり前


海外では一般的になりつつある買い物袋の有料化。日本ではまだ無料で配布されるところも多いですが、海外ではエコバッグが浸透しており、パースで訪れたスーパーでもビニール袋の配布が禁止となり、エコバッグを持参するか、購入が必要となっていました。

オーストラリアでは「Woolworths」と「Coles」、2つの大型スーパーマーケットが存在していますが、滞在中に通ったところどちらもビニール袋は有料化。カフェやレストランで出てくるストローは、紙製やステンレスのものを当たり前のように使用していました。


また、世界一幸せな動物、クオッカが住むロットネスト島は、国立公園に指定されたエコの島。一般の車両の運転が禁止されており、そのほかにも風力発電での電気供給や、海水を淡水に変える島独自のリサイクルをおこなっているエコアイランドとして、地元の人からも愛されています。


この場所で見た海の綺麗さには本当に驚かされたので、パースを訪れた際にはぜひ足を運んでもらいたいです!国や島に住む人の努力があってこそこの美しさを保てているんだなぁ。国民一人一人も環境への関心が高く、自分ごとにして捉えていることがわかります。

必要以上の便利さは必要ない


パース中心地で驚いたことは、お店の閉店時間が日本と比べてとても早いこと。スーパーやお土産屋さんは18時〜19時にはすでに閉まっているところも多かったし、レストランも同様に割と早かったと思います。日本と同じ感覚でまだ開いているだろう〜と行ってみると、もう真っ暗で驚きました。


日本では24時間オープンしているスーパーもありますが、こういうところをみると日本人って本当に働きすぎだなぁと感じます。便利だけど、その制度がなくても不便ではないはず。スーパーのレジもセルフレジがメインで、誘導する人が数人レジ近くにいただけです。

「必要以上の便利さはいらない」というのがパース市民の意志だそうです。早く仕事が終わる分、家族との時間や自分がやりたいことにしっかりと時間を取れる環境なんだなぁと思いました。仕事に追われて「生活」をないがしろにしてしまいがちなので、ハッとさせられた日本との違いです。

さりげない一言に優しさを感じる


パースでいちばん感銘を受けたのが、この優しさの部分です。商品購入の際や、簡単な会話をする時に必ず一言褒めてくれること。

例えば、お店で購入するものをレジに持って行ったら、「Nice Choice!」と言われ、レストランでこれお願いしますと伝えたら「Amazing!」と言われ。

日本だと、通り一遍のマニュアルのような回答が返ってくることが多いですが、笑顔と共にそんな嬉しくなる一言を添えてくれるなんて!と、とても感動しました。その一言があるだけでとても幸福度が上がったような気がします。


こんな小さな優しさが日々の生活にもつながっていて、心が豊かになっていくんだなぁとしみじみと感じました。帰国してからはしばらくその「一言褒めるワード」にハマっていたことはいうまでもありません。

パースだけではなく、オーストラリアの人たちはそういう朗らかな人柄の人たちが多いよ!と帰国後に教えてもらいました。日本でもこういう風習があったらもっと幸福感を感じられそうなのに!

中心地を離れると大自然に出逢える


パースの中心地から車で2時間ほど離れた場所には、大自然を味わえる絶景が待っていました。ナンバン国立公園では、ゴツゴツとした大小の奇岩群が広がっていて、まるで別世界にいるような景色が。

また、ランセリン砂丘には真っ白の砂漠が広がっていて、サンドバギーの体験ができます。時間がなくてただ走り回っていただけですが、子供に戻ったかのようにはしゃぐことができて大満足!


少し都会から離れるだけで、こんな大自然を満喫できるなんて毎週末出かけたくなってしまいます!

歴史と近代が融合する街


古い建物も新しい建物も共存しているパースの街。中心地に近代的な図書館が建っているかと思えば、その裏にはレンガ造りのクラシックな教会が残っていたり。

便利な都市機能を、確立させながらも古き良きものを大切にしている街なのです。昔の建物をリノベーションして使用している施設もクラシックでおしゃれ。


それが今の住民の生活にさりげなく馴染んでいることが素敵だなと感じました。

健康に配慮したお店や商品が充実している


健康志向の高いオーストラリアでは、環境にも体にも優しいオーガニック食材が身近な存在になっています。パースのスーパーでは、オーガニック製品のコーナーが広範囲で展開されていました。

日本ではまだまだ一部の店舗だけだし値段も少し高め。パースでは日々の生活に馴染んでおり、日常の選択肢の一つにオーガニックがあるんだなぁと見受けられます。

港町フリーマントルで訪れたのは、地元の人にも人気がある「THE RAW KITCHEN」(ザ・ロー・キッチン)。倉庫を改装したリノベーションカフェで、お店の名前の通りRAW(生のもの)の素材を中心にメニューが展開されているお店です。


お店のポリシーは、食材は30度以下で調理して栄養素を壊さないようにするこだわりを持っていたり、季節のもの、その地域のもの、オーガニック食品を使用するなど、素材の持ち味を最大限に生かせる調理をしていることです。

また、食材は100%グルテンフリーで、乳製品不使用のローフードを提供しています。ナチュラル志向のオージーたちにも大人気で、店内はにぎわっていました。私はイエローココナッツカレーを選択。程よくスパイシーなカレーの中に、煮込まれた野菜がゴロゴロ入っていてボリューム満点!


カフェレストランの隣にショップが併設されているのですが、扱っているものはオーガニックコスメやナチュラル雑貨など環境に配慮したものばかりで見ていて飽きません。ランチと合わせてショッピングにぜひおすすめしたくなるお店の一つです。


こちらはミツロウで作られた繰り返し使えるサランラップ!このお店以外にも販売しているお店を多く見かけました。抗菌作用があって鮮度が長持ちするらしいです!

■詳細情報
・名称:THE RAW KITCHEN(ザ・ロー・キッチン)
・住所:181A High St, Fremantle WA 6160
・地図:
・アクセス:フリーマントル駅より徒歩約7分
・営業時間:11:30〜15:30 (月~水)/11:00〜21:00 (木〜日)
・電話番号:+61-8-9433-4647
・公式サイトURL:https://www.therawkitchen.com.au/

オーガニック先進国でもあるので、化粧品、ボディケア用品もオーガニック製品を使ったものが有名です。Aesopやジュリークが日本でも有名ですね。

肌につけるものを徐々にオーガニックのものにしていこうと思い、お土産に購入してみました!ビーガンコスメ「クリーンスレート」のボディバターは一日中しっとりしていて香りもきつくなく、お気に入りです。

本当に世界で一番住みたい場所になってしまった


パースは、世界でいちばん住みやすい場所といわれています。

私が滞在していたのは10日間ほどだし、旅行で行ったのでまだまだ見えていない部分があるかもしれませんが、ここは住んでみたい!と思える場所でした。

都市だけど中心地のすぐ近くには人々を癒してくれる広大な公園があって、郊外に行けば同じ地球だとは思えない大自然が広がっている。人口も東京みたいに爆発しておらず、健康や環境への意識も高く、周りの人を想いやるあたたかい人々の存在。そして、西インド洋に沈んでいく夕日が感動するほど綺麗で海も近いことが心奪われたポイント!


数日間滞在してみて離れるのが名残惜しかったし、もっと知りたくなった街。そして窮屈な気持ちになることなくのびのびリラックして過ごすことができたパースを訪れてみて、本当に世界で最も美しく住みやすい街であることを肌で感じることができました。

ぜひ、またいつか自由に旅ができる時がきたら、訪れてみてほしいと思います。

All photos by Misaki Naka

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中 美砂希 TABIPPO / 編集者・ディレクター

大学卒業後7年半神戸の旅館で勤めたあと、世界一周のために退職。枕が変わると寝れない・方向音痴・語学ができない・とにかく心配性の自分でも世界一周ができることを証明するため、9ヶ月の旅に出発。旅の途中は心配性な性格が功を奏しトラブルやスリの遭遇を回避して帰国。

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