こんにちは!TABIPPO学生支部代表のしゅんです!
この記事は、2021年10月2日〜10月5日に開催された、「HafH*TABIPPO」のトラベルウィーク「大自然に触れて過去・未来とつながる。釧路・阿寒摩周サステイナブルツーリズム」の様子をお伝えするレポート記事です。
トラベルウィークとは、「HafH(ハフ)」とTABIPPOの取り組みとして、「JAL*HafH 航空サブスクサービス実証実験」と連動し、全国5エリア(和歌山・南紀白浜、石川・小松、北海道・釧路、高知、長崎)を舞台に「#つながる余白をつくる旅」テーマに行われた企画です。
私が参加したトラベルウィークは、釧路・阿寒摩周エリアで開催されたもの。
HafH会員の皆様、TABIPPOメンバーに加えて、道東に住む方々と一緒に、道東の魅力やアイヌ文化、道東地方の未来について語り合うことができ、まさに「つながり」が生まれる瞬間の連続を過ごすことができたので、以下に綴ります!
これは、トラベルウィークの思い出の一枚。屈斜路湖畔でカレー店を営んでいる方とのお写真で、北海道の新鮮な野菜の入ったカレーをいただきました
日程
2021年10月2日(土)~5日(火)3泊4日
スケジュール概要
▼1日目/釧路エリア
・釧路オープニングパーティ @「ゲストハウス プルーフポイント」
▼2日目/弟子屈町エリア(屈斜路湖・川湯)
・斜路湖で大自然・BBQ @ ファミリーキャンプ 花ふらり
・川湯ナイトミュージアム 図鑑の森&森のマルシェ
▼3日目/弟子屈町エリア(屈斜路湖・川湯)
・美幌峠 雲海ツアー
・釧路川源流下りカヌーツアー @ 屈斜路湖・釧路川
・アイヌ料理と音楽グループ『モシリ』のライブ鑑賞
▼4日目/弟子屈町エリア(屈斜路湖・川湯)
・釧路川源流下りカヌーツアー @ 屈斜路湖・釧路川
・アイヌの暮らしや考え方について学ぶ&アイヌ木皿彫り体験
▽日程内で宿泊したHafH施設
・釧路プリンスホテル
・屈斜路湖プリンスホテル
(※参加日程やスケジュール編成は、参加者自身が選択・アレンジ可能。上記は筆者が選択した一例です。)
まずは釧路の大自然へ。屈斜路湖の魅力に魅了された
釧路市内から車を走らせること約1時間半。日本最大級のカルデラ湖と呼ばれている「屈斜路湖(くっしゃろこ)」に到着しました 。
同じくTABIPPOから参加したメンバーとパシャリ!
屈斜路湖のスケールに圧倒されるとともに、周りの山々と調和する絵画のような美しさに、言葉が出ませんでした。
お次は朝日を鑑賞
次の日の朝は、早起きをして「津別峠(つべつとうげ)展望台」から朝日を鑑賞。
なんて素晴らしい景色なのだろう……。東の空が段々と赤く染まり、太陽が顔を出した時の感動は言葉では言い表せないほど。地球は動いているのだと改めて実感しました。
最高の1日のスタートでした。
カヌーで優雅なひとときを
津別峠展望台でご来光を見た後は、実際に屈斜路湖に入り、カヌーを体験。優雅な雰囲気に浸り、心身ともにリラックスしました。
自然と人間が調和した最高の環境で、本気で移住を考える参加者の方が多く出てきたのもこのタイミング。
都会の喧騒を忘れ、大自然と触れ合ってみる。自然の恵みとありがたみ、そしてトラベルウィークという機会に改めて感謝した瞬間です。
学び深い、アイヌの死生観
アイヌ原住民の方から、直接講話を聞く貴重な機会
今回のトラベルウィークでとくに印象に残っているのが、アイヌ原住民の方からお話を聞けたこと。
企画は、参加できるところだけ・好きなときに参加していい、という決まりだったのですが、アイヌ原住民の方のお話は、せっかく阿寒摩周湖エリアを訪れたからにはぜひ聞きたいなと思っていたのです。
そして、参加者の皆さんと一緒に、約2時間の講話を聞きました。
講話をしてくれたのは、長年アイヌ文化を伝え続けている、「アト°イ」さん。
「今の地球を救うのは、原住民族の哲学。アイヌは『命の共生と循環』の思想を持っている。人は人に、魚は魚に生まれ変わり、命は循環する。遺伝子の永遠の旅。この考え方をもつことが大切」とおっしゃっていました。
アイヌ民族の話は中学校の教科書でしか知りませんでいたが、この講話でアイヌの哲学について深く学ぶことができ、また感銘を受けました。
アイヌ民族の音楽を鑑賞
講話を聞いた後は、アイヌの伝統文化に触れる時間。音楽でアイヌカルチャーを体験。講話を聞いた上で、アイヌの伝統文化に触れることができ、とても貴重な時間だと感じました。
私は、大学で社会科教員免許を取得するために教育を学んでいるので、この講話や文化体験を自分の社会科の授業に活かしていきたいと思います。
トラベルウィークを通して考える、これからの時代の観光
釧路エリアのトラベルウィークを通して感じたことは、「つながり」の大切さです。
全国各地から参加した旅人同士がつながることはもちろんながら、釧路エリアの地元の方々ともつながることができ、本当に充実した滞在になりました。
集合時間に集合して、決められた観光地を観光する――。
それもそれでいいけれど、地元の人しか知らないようなスポットに出向き、釧路エリアの自然豊かな環境をこれから先も残していくにはどうしたらいいかを考える。
消費だけの観光ではなく、旅先のことを考え、持続可能な観光がとても大切だなとつくづく実感しました。
また、「余白」も今回のトラベルウィークの大事なテーマです。
Photo by HafH
最終日に、HafH滞在先の「屈斜路プリンスホテル」の湖畔で作業をしたのですが、いつも以上に作業が捗りました。
屈斜路という場所に魅了されたのはもちろんですが、スケジュールに余白を作ることで、心と体に余裕を持ち、思考を整理することが大切だったのだと思います。
日々忙しなくすぎる生活ですが、意識的に余白を作ってこれからも旅を楽しみたいと思います。
参加者のみなさん、ありがとうございました!また世界のどこかでお会いしましょう。そう言えるようになったことも、トラベルウィークに参加してよかったことの一つなのかもしれません。
・「屈斜路プリンスホテル」の詳細はこちら
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HafHとは?
HafH(ハフ)とは、毎月定額で受け取れる《HafHコイン》を利用して、1000以上の宿泊施設から予約する「旅のサブスク」のこと。
毎月《HafHコイン》を積み立てることで、普段なかなか手が出ない憧れのホテルに宿泊しやすくなったり、HafHの利用者同士の偶然の出会いに心を躍らせたり、旅が暮らしに浸透していく習慣作りの準備ができたりと、日常が少しずつ楽しくなる仕組みです。
・公式サイト及び利用申込みは、こちらへ!
・参考:【最新情報】#旅のサブスク HafH 説明書|Ryo Osera | 旅のサブスク HafH(ハフ)創業 | note
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