こんにちは、TABIPPOインターンの菜月です!
この秋に、全国5都市で「#つながる余白をつくる旅」をテーマに開催された、「HafH(ハフ)×TABIPPO トラベルウィーク」。
私は、実際に10月14日から18日に開催された、高知県嶺北(れいほく)地域を舞台とする「地域での豊かな暮らしとつながる四国・高知で田舎暮らしの魅力を感じる旅」に参加してきました。
今回の記事では、イベントに足を運んで感じた高知県嶺北地域の魅力と、HafHで滞在したからこその出会えたことや、トラベルウィークでしか体験できなかったと感じた貴重な経験などを記したいと思います。
このレポートを読むことで、トラベルウィークの魅力を追体験いただけたら幸いです!
日程
2021年10月14日(木)~18日(日)4泊5日
スケジュール概要
▼1日目/高知市エリア
・高知トラベルウィークオープニングパーティ@「EN HOSTEL&BAR」
▼2日目/嶺北エリア・土佐町
・「さめうら湖」カナディアンカヌー体験 @「さめうらカヌーテラス」
・静寂のさめうら湖でゆったりサップヨガ体験 @さめうらカヌーテラス
・高知の美味しいお肉とご飯で交流BBQ @さめうらBBQテラス
▼3日目/嶺北エリア・土佐町
・レンタサイクルで土佐町を探索 @さめうらカヌーテラス
・「高知・嶺北」の田舎暮しの魅力を体感するガイドツアー
▼4日目/嶺北エリア・土佐町・高知市エリア
・棚田を巡る初心者向けトレッキング in 「笹ヶ峰」@「道の駅さめうら」
▽日程内で宿泊したHafH施設
・「汗見川ふれあいの郷清流館」
(※参加日程やスケジュール編成は、参加者自身が選択・アレンジ可能。上記は筆者が選択した一例です。)
参加したイベント詳細
高知市内の「EN HOSTEL&BAR」で参加者同士の顔合わせ
Photo by HafH
1日目の晩に行われた「EN HOSTEL&BAR」を会場としたオープニングパーティーでは、トラベルウィーク参加者の顔合わせを行いました。
地元の食材を使った食事とお酒がふるまわれ、学生から社会人まで役職や年齢問わず様々な参加者がご当地のグルメを囲んで会話を楽しむ時間の贅沢さたるや……!
そこは、初めましての人が集う空間とは思えないほどに、暖かく賑やかな場。
会場となった「EN HOSTEL&BAR」は素敵なお宿。カウンターにいらっしゃったスタッフの方とも和気あいあいと会話を交わし、場づくりのこだわりを聞いたり、地元名産の「直七」のお酒の説明を教えてもらったりと、地域について学ぶ時間にもなりました!
・「EN HOSTEL&BAR」の詳細はこちら
さめうら湖でSUPヨガ&サイクリング
高知県土佐町の湖の駅「さめうらレイクタウン」内にある「さめうらカヌーテラス」からの景色は圧巻。どの時間帯でも壮大な自然の風景を味わうことができます。
またさめうら湖では、景色を楽しむだけでなく、もちろん名の通りのカヌーや、SUPヨガ、サイクリングなどのアクティビティ体験も楽しめます。
私はSUPに挑戦!初めてだったので、なかなか移動や方向転換ができず苦戦したのですが……たくさん教えてもらいながら、何とか目的地の岸までたどり着くことが出来ました!
この体験では、年齢やバックグラウンド、日常の過ごし方や参加した目的など、様々な背景が異なる参加者の皆さんと、特別なコミュニケーションが生まれたように感じます。
また、サイクリングにもチャレンジし、さめうら湖を半周することができて大満足! じつは雨予報だったのですが、ほとんど雨にも当たらず、絶景を楽しむことができました。
風も気持ちよく、10月のさめうら湖でのサイクリングは秋の風物詩と言えそうです……!
体験中の助け合いの声かけや、夕食時にはSUPやサイクリングの体験を振り返る会話も生まれ、さまざまな場面でこの旅の醍醐味である、「つながり」を感じました。
四国百名山のひとつ「笹ヶ峰」の山頂から奇跡の風景を
高知県と愛媛県の県境にある山「笹ヶ峰」のトレッキングでは、土佐の棚田を見て回ったり、山道をバスで登ったりしながら、まずはスタート地点まで向かいます。
トレッキングと聞いていたものの、気温も低く、足元もゴツゴツした岩肌で、思っていたより本格的で驚き……! 少し息を切らしつつも、4日間のトラベルウィークの中で交流を深めた参加者の方となんとか山頂にたどり着くことができました。
その中でも特に心が動いた瞬間は、山頂から見下ろした景色に虹がかかっているのを見た時。
現地スタッフの方も、「虹を山頂からはっきり見たのは初めて」とおっしゃっていて、レアな瞬間に立ち会うことができたのだなと嬉しくなりました。
スタッフの方のご好意で山頂でコーヒーをいただくこともでき、忘れられないトレッキング体験となりました。
疲れたときに声を掛け合ったり、山頂で会話を弾ませたりと、トレッキングの中で生まれたコミュニケーションで、さらに参加者同士の距離が縮まった気がします。
タイムスリップできる宿・泊まれる元小学校「汗見川ふれあいの郷清流館」へ
Photo by HafH
また、トラベルウィークの間、私たちTABIPPO学生支部スタッフは、小学校を改修してできた「汗見川ふれあいの郷清流館」に2泊させていただきました(もちろんHafHで予約できます!)。
部屋は、「1学級」「2学級」「職員室」「音楽室」など、学校そのもの。
Photo by HafH
廊下を走り回ったり、校長室に入ったり、保健室で寝てみたり。小学生の頃に一度は思い描いた禁断の小さな夢が叶う、まさにタイムスリップできる宿でした。
日中は小学生がピザを手作りするワークショップが開催されていたようで、地域の大人から子どもにまで愛される体験型の宿泊施設なんだなぁ、と感じました。
途中、TABIPPO社員ともこの宿で合流し、TABIPPOの歴史や大規模イベント「BackpackFESTA」への思い、学生のうちにやっておくべきことなど、旅先だからこそ熱く聞ける、様々な話で盛り上がりました。
小学校だからこそ醸し出されるアットホームな雰囲気と安心感の中でのお話会は、TABIPPO学生支部スタッフにとって、とても思い出深く有意義な時間で、忘れられない思い出になりました。
・「汗見川ふれあいの郷清流館」の詳細はこちら
トラベルウィークから考える、心と地域が「つながる」旅の形
トラベルウィークは、「余白」をテーマに開催された旅。その名前の通り、集まった旅人たちが余白を通してつながる瞬間をたくさん目の当たりにすることができました。
選択できるアクティビティや参加日数での時間的「余白」、大自然の中で心を解放出来る空間的「余白」、カリキュラムの組まれていない交流や余暇から生まれた「余白」など……それは、人と人だけではなく、人と地域をもつないだと思います。
また来たくなる土地、ただいまを言いたくなる場所に出会えたと感じるのは、この旅の「余白」が生み出した地域の方とのコミュニケーションや、旅についての考えを巡らせる空白の時間、そして、その中で感じた感情を整理して自分と向き合う気持ちの余裕があったからこそ。
非日常の中で繰り広げられるコミュニケーションの一つひとつがつながりを生み、この旅を特別なものにしてくれました。
この旅でつながった皆さんと、またこの土地に足を運び、「ただいま」を言い合うことが、未来の楽しみです。
私は、TABIPPO学生支部も旅する文化を作る第一人者として、旅を広めるべく、活動しています。旅という選択肢がある限り、旅で人も、地域も、豊かになるような取り組みを続けていければいいなと思います! トラベルウィークは、その取り組みの豊かな選択肢の一つでした。
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HafHとは?
HafH(ハフ)とは、毎月定額で受け取れる《HafHコイン》を利用して、1000以上の宿泊施設から予約する「旅のサブスク」のこと。
毎月《HafHコイン》を積み立てることで、普段なかなか手が出ない憧れのホテルに宿泊しやすくなったり、HafHの利用者同士の偶然の出会いに心を躍らせたり、旅が暮らしに浸透していく習慣作りの準備ができたりと、日常が少しずつ楽しくなる仕組みです。
・公式サイト及び利用申込みは、こちらへ!
・参考:【最新情報】#旅のサブスク HafH 説明書|Ryo Osera | 旅のサブスク HafH(ハフ)創業 | note
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