ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

浅茅湾シーカヤックのゴールは島への上陸!

緑の自然を堪能しながら、目指すは島への上陸。シーカヤックは食糧を積めば、どこまででも移動ができるのが大きなメリットです。

今回のシーカヤックツアーも、先導してくれるスタッフの方が積み込んでくれた、お菓子と紅茶を休憩がてら上陸した島でいただきます。

ここで食べられるお菓子は対馬名物の「かすまき」。長崎名物のカステラを薄く伸ばした生地の中に、こしあんを入れて巻いたもので、対馬ではいたるところで購入できます。

紅茶は対馬で作られた対馬紅茶。残念ながらこの日は対馬紅茶を切らしていらしたそうで、普通のブラックティーでしたが、海を1時間ちょっと漕いできて少し寒くなっていた体に染みました。

島に来ると、本当に海の透明度の高さがわかります。まるでボートが浮いたような写真が撮れるのも魅力。甘いかすまきと体温まる紅茶、そして、ゆったりあたたかい日差しを浴びて、浅茅湾のひとときを堪能です。

帰りはもう慣れてきたので、スイスイ進んでいくだけ。スタッフの方も「もう少し漕ぎましょう〜」や「一旦、ゆっくり休憩です〜」と浅茅湾を堪能できるよう、誘導してくれます。ゆったりマイペースに進めるのも、浅茅湾シーカヤックの魅力です。

シーカヤックの持ち物・服装

シーカヤックの魅力はそこまで重装備をせずに気軽に体験できるところ。服装はトレッキングや軽いハイキングをするのような動きやすい格好です。女性はジムでトレーニングをするようなイメージで大丈夫。

浅茅湾の波は本当に荒れることがありませんが、パドルを漕ぐたびに海水が若干かかってしまいます。ビショビショになることはありませんが、気になるようであれば100円ショップなどで買える、上下セパレートのレインコートを持っておくと便利です。

靴はツアー会社「対馬エコツアー」でクロックスを貸してもらえますが、気になるならウォーターシューズを持参してください。

シーカヤックはとにかくパドルを漕ぎ続ける必要があるので、知らないうちに体力を消耗してしまうので、最低でも500mlペットボトル1本程度の水分が良さそうです。

一眼ミラーレスやデジタルカメラなどのコンパクトなカメラは、ウォーターバッグを貸してくれるので持ち込めますが、レンズは落としてしまう危険性を考慮し、一つだけにしておくのがベスト。スマホ用にちいさなジップロックがあれば便利です。

浅茅湾シーカヤックへのアクセス方法とおすすめの展望台

浅茅湾シーカヤックをするためには、ツアー会社に申し込みをする必要があります。今回お世話になったのは「対馬エコツアー」。

対馬エコツアーで申し込みをする場合は、二日前までに電話で予約が必要です。空きがあれば当日予約も可能ですが、できるだけ電話で申し込むのがベスト。空港から車で15分の距離にあるので、アクセスは簡単です。

浅茅湾シーカヤックは下からしか自然を体感できません。そのため、より自分たちが素晴らしい景色の中、シーカヤックを楽しんでいるという実感を湧かせるためにも、事前に展望台から浅茅湾を眺めるのがおすすめ。

展望台は烏帽子岳展望台です。たどり着くまでかなり急な階段を登るので、少し辛いかもしれませんが、上り切ってから見える景色は最高。

■詳細情報
・名称:対馬エコツアー
・住所:〒817-0435 長崎県対馬市美津島町箕形29
・地図:
・アクセス:空港からタクシーで10分
・営業時間:電話受付は8:00〜20:00
・電話番号:0920-54-3595
・料金:半日ツアー(3時間)6,500円、一日ツアー(6時間)12,000円
・公式サイトURL:http://tsushima-eco.com/

初心者こそチャレンジしたい!浅茅湾シーカヤック

シーカヤックの機会があると聞いて「挑戦したいけれど、寒いの嫌だしメイク直すの嫌だから、絶対濡れたくないなあ」とちょっと弱気だった私ですが、浅茅湾シーカヤックは驚くほど揺れません。一度コツを掴むとスイスイ進んでいき、最後は「もう一周行けます!」と宣言するほど、シーカヤックが大好きに。

「今年こそ新しいことに挑戦したい」とぼんやり考えている方は、対馬・浅茅湾を訪れてみてはいかがですか。忘れられない体験ができるはず。

All photos by 桃

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桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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