ライター

大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪  「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」

こんにちは。写真家の上田優紀です。10月から全国旅行支援がはじまり、旅に出たくなっている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は世界中の自然を撮影している僕がおすすめする国内の絶景スポットBEST5をご紹介したいと思います。

5位 八重干瀬

沖縄県、伊良部島からボートで約30分の海に現れる日本最大の珊瑚礁。「幻の大地」とも呼ばれ、潮の満ち引きや季節によって、普段は海の中にある広大な珊瑚礁が大陸のように海面に姿を現します。

特別な資格がなくても素潜り体験でき、色鮮やかな海の中の風景は非日常からかけ離れたまさに絶景。

4位 阿智村の星空

長野県、阿智村は周囲を山に囲まれた日本屈指の美しい星空の観測スポットです。環境省が日本一星空の観測に適した場所」として認めたことで有名になりました。数えきれないほどの星空は星というよりまるで宇宙を見ている気にさえなる絶景。

近隣の浪合パークでは天体望遠鏡も借りることができ、より宇宙を身近に感じる世界を体験できます。

3位 嵐山の紅葉

言わずと知れた京都、嵐山の紅葉。嵐山の紅葉と言えば天龍寺や渡月橋が有名ですが、僕のおすすめは保津川沿いから眺める紅葉です。

真っ赤なもみじと保津川の紺碧のコントラストが美しい絶景。それだけでも十分美しいのですが、渡し船が川を流れる風景はより風情を感じること間違いなし。「京都が日本でよかったな」と改めて感じさせてくれます。

また、保津川沿いの小道は人も少なく、特に早朝は静かに紅葉を楽しめるのもおすすめのポイント。

2位 小笠原諸島の夕日

東京都、小笠原諸島は都内にも関わらず東京からフェリーで24時間かかる離島です。24時間あれば海外の方がよっぽど近いのですが、ほぼ週1便のこの船でしか行く手段がありません。簡単に行けないから出会った時の絶景にもより感動できるはず!

海洋島として独自の進化を遂げた固有の動植物(約 100 種)が多数生息し、「東洋のガラパゴス」と呼ばれています。そんな小笠原諸島の島々では世界でもここにしか生息しない海や森の生き物の息吹が聞こえてくるようです。父島、中央山の展望台から夕日を眺めれば、海と森が見下ろすことができ、そんな豊かな生命を凝縮したような絶景に感じるはず。

1位 屋久島 白谷雲水峡

鹿児島県、屋久島は樹齢1,000年を超える屋久杉に囲まれながら太古の森を歩くことができます。特におすすめの白谷雲水峡の苔むす森まではまるでもののけ姫の世界そのままの絶景!

静かな空気、雨の音、動物たちの鳴き声。きっと人間たちが生まれるずっと昔からこの島にはこの風景が変わらず広がっていたのでしょう。個人的に好きすぎて5 回も訪問している場所で、何度行っても写真を撮りたくなる幻想的な森が魅力の絶景です。

まとめ

いかがでしたか?普段の生活から遠く離れた絶景は日常に戻っても、ふと思い出すだけで心が豊かになります。
今回ご紹介した5つの絶景は間違いなくそんな気持ちにさせてくれるものばかり。ぜひ実際にそこに足を運んでみてください。

1位 屋久島 白谷雲水峡
2位 小笠原諸島の夕日
3位 嵐山の紅葉
4位 阿智村の星空
5位 八重干瀬

ライター

大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪  「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」

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