ライター
桃(Momo) TABIPPO編集部 / フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

東京国立博物館


本館外観

東京国立博物館は、上野恩賜公園を抜けた先にある、大きな博物館です。昔はここ一体が寛永寺の境内で、本館東側の築山と池などの一部分がまだ当時の面影を残しているそう。春には桜が、秋には紅葉が見られる場所としても有名です。


春の庭園開放 2020年3月10日(火)~4月19日(日) 10:00~16:00


秋の庭園開放 2020年10月27日(火)~12月6日(日)

東京国立博物館には、本館、平成館、東洋館、表慶館、法隆寺宝物館、黒田記念館、資料館、TNM TOPPAN ミュージアムシアターの施設があり、それぞれ違った展示が行われています。常設展示はあるものの、多くは期間限定の展示です。


本館エントランス

入り口で訪れた時にどこでどんな展示が行われているか、案内をまとめた雑誌のような小冊子をもらって確認しましょう。かなり大きな施設なので、すべてを回るには、2〜3時間かかりそう。マップを見て今どこにいるのか確認しながら動くのがおすすめです。

本館


本館11室(彫刻)


本館2室(国宝室)

二階建ての本館は、日本美術が主に飾られています。私が訪れたときは、平安〜室町時代の仏教の美術、武士の鎧、災害などに見舞われ修復された仏像を集めた特別展示などが期間限定で行われていました。

平成館


平成館外観

平成館では日本の考古の展示と特別展が行われています。


平成館考古展示室 埴輪ステージ

訪れたときは、縄文・弥生・古墳時代に使われていた暮らしや祈りの道具、埴輪などが展示されていました。そして、2019年は天皇が御譲位、御即位し、新しい時代となったため「天皇と宮中儀礼」に関わる珍しい屏風は美しかったです。

東洋館


東洋館外観

東洋館ではアジアギャラリーと称し、日本だけではなくアジアのさまざまな国の美術品が展示されています。


東洋館5室(中国の青銅器)

訪れたときは特別展「人、神、自然」という、きれいな状態で発掘されたミイラや王女の人物像、英雄神ヘラクレスとキューピッドたちが描かれている瓶などが展示されていました。

表慶館


表慶館外観

表慶館は1909年に開館した日本ではじめての本格的な美術館。訪れたときは閉まっていたので中は見られませんでしたが、期間限定の特別展を行なっており、2020年3月10日〜はユネスコ無形文化遺産に指定された「体感! 日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」が始まります。

法隆寺宝物館


法隆寺宝物館 第2室 Photo by Sato Akira

法隆寺宝物館はその名の通り、奈良・法隆寺が皇室に献納し、のちに国有に写った300件ほどの宝物を収蔵・展示しています。楽器や金銅仏、絵画・書跡・染織などを間近で眺められます。

黒田記念館


黒田記念館 記念室

黒田記念館は、洋画家・美術教育者、美術行政家の黒田清輝の油彩画(約130点)やデッサン(約170点)を展示しています。実際に黒田氏が使っていたデッサン用の机などが見られるのはとても貴重。

TNM TOPPAN ミュージアムシアター


東洋館ミュージアムシアター

TNM TOPPAN ミュージアムシアターでは、VR(バーチャルリアリティ)を使用して、文化財の新しい鑑賞体験ができます。超高精細4K映像とナビゲーターがライブで説明により、文化財の世界観にどっぷり浸かる体験ができるはず。

東京国立博物館の詳細

■詳細情報
・名称:東京国立博物館
・住所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
・地図:
・アクセス:JR上野駅から徒歩10分
・営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで、毎週金曜日・土曜日は21:00まで)、黒田記念館は通年9:30~17:00(入館は16:30まで)、資料館は9:30〜17:00(月曜日〜金曜日)
・休館日:毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日が休館日)、年末年始
・電話番号:03-5777-8600
・料金:一般620円、大学生410円(特別展は別料金、黒田記念館・資料館は無料)
・公式サイトURL:https://www.tnm.jp/

下町風俗資料館


photo by 桃

下町風俗資料館は、昔の江戸の街並みを細かく再現しています。


photo by 桃


photo by 桃

1階は商家と駄菓子屋・銅壺屋、井戸など今ではなかなか見られないお家が並んでいます。


photo by 桃

商家は「出桁造り」という昔の典型的な建物。「駄菓子屋」と「銅壺屋」は薄壁一枚の隣同士で、井戸は共有で使われていたので一つだけしかありません。家具や食器などは実際に使われていたものを、そのまま展示しています。


photo by 桃

2階には下町らしい区内の銭湯の番台があります。こちらも実際に使われていたものを展示しており、実際に登って番台を体感することが可能に。

一歩足を踏み入れると、まるでタイムトリップしたような体験ができる不思議な資料館です。

■詳細情報
・名称:下町風俗資料館
・住所:東京都台東区上野公園2-1
・地図:
・アクセス:JR上野駅しのばず口から徒歩5分
・営業時間:9:30〜16:30(入館は16時まで)
・休館日:毎週月曜日(祝休日の場合、翌平日が休館日)、年末年始、展示替期間
・電話番号:03-3823-7451
・料金:300円(小・中・高校生は100円)
・公式サイトURL:http://www.taitocity.net/zaidan/shitamachi/

上野の博物館で日本を体感しよう

歴史や美術の教科書で見た土器や巻物を実際に自分の目で見ることで、これまで知っているようで知らなかった日本の歴史や世界の発展を実感できるかもしれません。

大人になった今だからこそ、休みの日に静かな博物館で、もっと日本のことをゆっくり知る機会を作ってみませんか。

ライター
桃(Momo) TABIPPO編集部 / フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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