ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は43ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、カナダに住んでみたり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

2024年より日本からの直行便が週2便に増え、今ホットな国「ウズベキスタン」。

これまでに40カ国以上の国を訪れた私ですが、「長期連休でどこ行くがオススメ?」と聞かれたら、ウズベキスタンを強くオススメしたいほど魅力に溢れた国です。

1週間あればメインの都市を満喫でき、それでいてひとり旅や女子旅にも向いています。

この記事では、そんなウズベキスタンの魅力をご紹介していきましょう。

ウズベキスタンってどんな国?


ウズベキスタンは中国の西、中央アジアにある国で、日本との時差は4時間。

公用語はウズベク語。旧ソ連国のため、年配の方々や都市部に住む人たちはロシア語を話せる人もいます。

初めてウズベキスタンにを訪れた時に驚いたのが、様々な人種が住んでおり、まさに「人種のるつぼ」であること。

様々な人種が住んでいるウズベキスタン
日本人にそっくりな顔つきの人も多く、街中を歩いていても、なんだかウズベキスタンに溶け込めているような不思議な感覚を味わったのを覚えています。

散歩をしていたら現地の人と勘違いされて、ウズベク語で話しかけられたなんて事もありました。

おもてなし精神が凄すぎるウズベキスタン人

初対面なのにお昼ごはんをご馳走してくれたおじさま
ウズベキスタンでもっとも印象に残っていることといえば、綺麗な景色もそうですが、何よりも”人が優しい”ということ。

私がウズベキスタンを訪れた際は、過剰なまでのおもてなしを何度か経験しました。

タシケントからウルゲンチまで飛行機で移動した際、隣に座ったウズベキスタン人と仲良くなったのですが、ネットに通じてないという私のスマートフォンを、自身のスマートフォンとデザリングして、ネットを使わせてくれたのです。

それだけでなく、ウルゲンチからヒヴァの街まで送迎してくれたうえに、お昼ごはんもご馳走してくれました。

ご自宅に招いてくれたご家族
また、サマルカンドのお土産屋さんで出会ったウズベキスタン人は、ご自宅に招いてくれて、豪華なディナーでおもてなしをしてくれたのです。

「イスラム教では”旅人はもてなしなさい”という教えがあるんですよ」と教えてくれましたが、これまでにイスラム圏を含めて様々な国を訪れているものの、後にも先にもウズベキスタンほどおもてなしを受けた国はありません。

これ以外にもレストランや観光地、タクシーなど様々な場面で親切な対応を受けることが多く、ウズベキスタン人の温和で優しい雰囲気に、この国が大好きになりました。

青色が美しすぎる!フォトジェニックスポットがたくさん

サマルカンドのシャーヒズィンダ廟
ウズベキスタン観光の最大の魅力が、青色が美しい建物が多く、フォトジェニックなスポットばかりという点。

とくにサマルカンドが「青色の街」として有名ですが、それ以外の街でも青色を基調とした美しい建物が多くあります。

モザイク雑貨や刺繍などの工芸品も有名で、どれも可愛いデザインのものばかりで、コレクションしたくなってしまいます。

都市間はタクシーで移動可能


都市間の移動がタクシーでできてしまうのも魅力のひとつ。値段も3,000〜4,000スム(35円〜45)/1kmほどと日本に比べて激安。

ここ数年で「Yandex.Go」や「My taxi」、「Taxi OK」などのタクシー会社や配車アプリも出てきているので、個人タクシーが主だった数年前に比べると、タクシー移動がかなりしやすくなっています。

少しでも安く済ませたい人は鉄道で移動することも可能。公式サイトからオンライン上で予約が完了するので簡単です。ただし、人気の移動手段ですので早めの予約がおすすめ。

タクシー移動途中でウズベキスタンで有名な木綿畑に寄ってくれました
ちなみに私は4度の都市間移動のうち、3度はタクシー移動をしています。直前で決めた旅で、大まかな予定しか決めていなかった私は、その場で予定を決められるタクシーが最適だったのです。

一緒に旅した友人や、宿が一緒だった他の旅行者と相乗りする形で、ひとりあたりの交通費はだいぶおさえられました。

治安も良いから女子旅も安心


海外旅行でほとんどの人が心配するであろう治安面ですが、国境付近を除き、ウズベキスタンは基本的には治安が良い国。

とくに観光地では治安の悪さは全く感じず、女子旅も安心してできる国だと感じました。

ただし、スリやひったくりの被害も少なからず出ているそうなので、注意は必要。危険な雰囲気はないものの、夜間ひとり歩きも避けた方が良いでしょう。

ライター
川波 恵子 旅する臨床検査技師

旅する臨床検査技師けーちゃん。訪問国数は43ヶ国。臨床検査技師として働く傍ら、出張撮影サービスのカメラマンをしたり、世界一周をしたりアメリカ横断したり、カナダに住んでみたり、フォトコンテストで世界1位になったり(IPA 2023)。「やりたい事は全てやる、行きたい所は全て行く」をモットーに世界中を旅しています。好きなことはカメラと美味しいチョコレート探し。今の目標は宇宙旅行。

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