ライター
鶴田 純也 世界一周経験者

長崎大学3年。2015年4月1日から世界一周の旅へ。中国留学を経験し日本で得る情報と実際に現地で得る情報にギャップを感じ、一人旅をするようになる。長崎では旅団体TABI-Ciao!を立ち上げ、様々なイベントを企画する。特技は寝坊、VISAを取り逃がす、初対面の人に「君ってバカでしょ?」と言われること。

こんにちは、つるぽんです!現在世界一周中でウズベキスタンを旅して1ヶ月が経過しようとしています。この滞在の中でウズベキスタンという国独自のルールが多数存在することがわかりました。

僕はタジギスタンで出逢ったウズベキスタンに以前行ったことのある旅人と一緒に入国したので困難なく文化やルールに馴染むことができましたが、一度も行ったことがない人にとっては事前に知っておかなければならないことがたくさんあります。

なので今回はウズベキスタンに行く前に事前に知っていてほしい6つの事について紹介したいと思います。

*編集部追記
2015年10月に公開された記事に新たに加筆しました。(2018/11/28)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

英語はほとんど通じない

photo by pixta

ウズベキスタンは旧ソ連の国なので言語はロシア語とウズベキスタン語です。若者などは英語を多少理解できる人もいますが、基本的に英語は通じないと考えましょう。

比較的に簡単な「morning」や「today」なども通じません。タクシーに乗る際や何かを尋ねたい時にとても苦労すると思います。事前にいくつか単語を調べておくか地球の歩き方のようなロシア語の載っている本を携帯しましょう。

地球の歩き方などに掲載されているホテルなどでは英語の話せるスタッフが比較的多いので、宿で情報収集するのもいいかもしれません。

筆者がロシア圏を旅していて比較的使用した単語、例文を最後に紹介しておきます。

※今回は中央アジア各国でロシア語が使われているのでウズベキスタン語ではなくロシア語で紹介しています。

使えるロシア語の単語

photo by pixta

・ズドラーストヴィッチェ (Hello!)
・ダー (Yes!)
・スパシーバ (Thank you!)
・ニェット (No!)
・パカ (Bye!)
・イズヴィニーチェ (Excuse me!)
・ダズヴィダー二ヤ (Good Bye!)
・ハラショー (Good!)
・フクースナ (Tasty!)
・クラシバヤ (Beautiful!)
・ドラガァ (Expensive!)

使えるロシア語の例文

・メ ニャ  ゾヴォト ~ (私の名前は~です。)
・ヤー  二ェ  ゴポルポ ルスキ (私はロシア語話せません。)
・ヤー  二ェ  ポンニマユ (私はロシア語を理解できません。)
・スコルカ  ストイト? (いくらですか?)
・スキドゥカ  パジャルスタ (値下げしてください。)
・ヤー  ルーブル  ティビァ (あなたのことを愛しています。)

両替は闇レート?

photo by pixta

一番知っておいてほしい情報です。ウズベキスタンでは公式レートと闇レートというものが存在します。公式レートとは銀行などで決められているレートで闇レートとはバザールなどで両替商などが決めているレートです。

現在の公式レートは1USD=2635.08ウズベキソム(闇レートは1USD=4850ウズベキソム)。なんと約2倍の違いがあります。両替はバザールの入り口や宿などですることができます。なるべく高レートで両替しましょう。

※一応闇の両替は違法となっていますので警察が近くにいた場合両替は控えるようにしましょう。

犯罪はスリに気を付けよう

ウズベキスタンの紙幣で一番大きいのは5000ウズベキソム札なのですが、発行されたのが2013年と最近であるため、あまり普及していません。その他の紙幣は200、500、1000しか存在しません。

つまり言いたいことは、両替をした場合大量の札束で戻ってくるということです。例を挙げるならば100ドルを闇レートで両替し5000ウズベキソム札が一枚も入っていないとすると、100USD=485000ウズベキソム(1000ウズベキソム485枚)。

一瞬大金持ちになったような錯覚に陥りますが、その浮かれているところをスリは見ています。大量の札束で保管するのがより困難になるので、バザールや駅などの人が混雑しているところでは細心の注意をもって行動しましょう。

筆者はバザールで初めて30ドルを両替したら、帰る時には全部持っていかれていました。

ライター
鶴田 純也 世界一周経験者

長崎大学3年。2015年4月1日から世界一周の旅へ。中国留学を経験し日本で得る情報と実際に現地で得る情報にギャップを感じ、一人旅をするようになる。長崎では旅団体TABI-Ciao!を立ち上げ、様々なイベントを企画する。特技は寝坊、VISAを取り逃がす、初対面の人に「君ってバカでしょ?」と言われること。

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