ライター
Miyako 旅のコンテンツクリエーター/インバウンドビジネスディレクター

長崎県大村市出身。アメリカ、オーストラリア、スウェーデンに一年以上の居住経験、カナダ・スイスでも就労経験あり。海外生活は5年以上、旅は33か国。フリーランスとして観光を軸に、インバウンド観光や長崎/九州地域を得意とするトラベルライター、SNS運用代行、マーケティング支援、通訳・翻訳、ガイドなどを行っている。

こんにちは、Miyako です。新型コロナウイルスの影響で旅行がしにくくなった昨今、アウトドアの需要が上がり、密を避け自然を満喫する旅行をする人が増えているようです。それに伴って注目されている新しい旅の形が「クルマで旅をする」スタイル。

私自身、長崎が拠点ですが、たまにクルマで九州を回る旅に出かけ、車中泊スポットやキャンプ場などに泊まることも。

今回は、自由の利くクルマで旅する新しいアウトドアの旅・バンライフについてご紹介します。

コロナ禍こそ、クルマで旅しよう

バンと川の景色photo by shutterstock
感染症対策のため、ソーシャルディスタンスを取ったり、密にならないように配慮したりすることが求められる時代になりました。ステイホームが続き、旅に出たい!という衝動に駆られても、今までと同じような旅だと不安もいっぱい。

そこでおすすめしたいのが、最近注目のバンライフです。クルマで旅するこのスタイルは、他の人との接触が少ないだけでなく、自由気ままに旅を満喫できるので、リフレッシュにぴったり。一人でも家族でも仲のいい友人や恋人同士でも、安心して旅を楽しめ、新たな思い出作りができます。

バンライフって?

バンと自然photo by shutterstock
バンライフはクルマのバン(Van)とライフ(Life)からできた造語で、クルマを中心としたライフスタイルのこと。

もともとはアメリカが発祥で、若者を中心に人気を集めている、「家を持たずバンに乗って生活する」スタイルです。日本でも、家を捨てフルタイムでクルマに住み、生活をするバンライファーなる人も。

家を捨ててクルマで暮らすのは少しハードルが高いですが、たまに普通車やキャンピングカーで車中泊したり、キャンプに出掛けたりするのも立派なバンライフ。週末バンライフやバケーションバンライフなどといった形で、気軽にバンライフを楽しめます。

バンライフの魅力

バンと星空photo by shutterstock
コロナ禍において、飛行機や電車など不特定多数と乗り合わせる公共交通機関には制約がいっぱい。また時間や本数、ルートが決まっているので、場所によっては思ったように目的地へ辿り着けないことも。その点、クルマでの旅は、時間の使い方や途中下車も自分の思う通りにできます。

またクルマだと、バスや電車の通らないような僻地や自然に囲まれたところにも行きやすく、目的地の幅が広がるだけでなく、アクティビティの選択肢も増えるでしょう。そして、そのままクルマで寝泊りできれば、自然の中でおいしい空気を存分に吸い、星空や月を眺めながら眠りにつくことも。宿泊費も浮くので一石二鳥ですね!

バンライフとワーケーションの組み合わせも!

車内でのリモートワークphoto by shutterstock
コロナ禍がきっかけとなりリモートワークが進む中、ワークとバケーションを合わせたワーケーションが注目されています。フリーランスの方やフルリモートで働く方であれば、Wi-fiがあればクルマの中で仕事をすることも可能です。クルマがオフィスに早変わり!

電波が届く範囲で好きな場所へ行き、湖や森、海辺など自然の中で仕事ができるのがバンライフのいいところ。疲れたらそのまま休憩がてらお昼寝……なんて、通常のオフィスでは考えられないような働き方も可能に。

でもやっぱり建物内のデスクで落ち着いて仕事したいという人には、最近ではwi-fiや電源の使えるカフェやコワーキングスペースも各地にあるので、そういった場所を利用するのもいいでしょう。

まずはお試しバンライフ!

興味はあるけど、クルマもないし……という方もいるかもしれません。一人や二人であればバンタイプのクルマと寝袋があれば車中泊はできるでしょう。

バンの横で会話する男女photo by shutterstock
家族やグループであればキャンピングカーがいいかもしれません。最近ではキャンピングカーのレンタルサービスも増え、車中泊のできるクルマのカーシェアサービスなどもあります。

例えば、「Carstay」というサービスでは車中泊用のレンタカーを探せたり、車中泊スポットを探して予約したりすることもできます。

carstayホームページphoto by carstay公式サイトより

車中泊では電源やwi-fi、シャワーやゴミなどといった心配もありますが、そういう方には設備の整ったRVパークや車中泊スポットを利用するのがいいかと思います。

クルマがない方は、まずレンタルから気軽に週末バンライフを始めてみましょう。免許がない人は、持っている人を誘ってみては。

クルマで自然に出会う旅にでかけよう!

バンからの景色photo by shutterstock
旅への欲求はあるものの、さまざまな要因から諦めてしまっている方も多いはず。クルマで旅するバンライフは、ひとつのライフスタイルでありながら新しい旅行の仕方でもあります。

人の集まる観光地もいいですが、こんなときこそ都会の喧騒から離れ、クルマとともに自然豊かな場所に出掛けてみませんか。

ライター
Miyako 旅のコンテンツクリエーター/インバウンドビジネスディレクター

長崎県大村市出身。アメリカ、オーストラリア、スウェーデンに一年以上の居住経験、カナダ・スイスでも就労経験あり。海外生活は5年以上、旅は33か国。フリーランスとして観光を軸に、インバウンド観光や長崎/九州地域を得意とするトラベルライター、SNS運用代行、マーケティング支援、通訳・翻訳、ガイドなどを行っている。

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