ライター
パーソナル栄養士いっしー パーソナル栄養士いっしー

1991年生まれ/東京農業大学卒/栄養士/ファスティングマイスター 大学時代に初海外をオーストラリアのワーキングホリデーを経験。 大学卒業後はタニタ食堂五反田店で勤務した後、24歳で世界一周へと旅立つ。 世界中の市場やファーマーズマーケットやスーパーマーケットを練り歩き、現地の屋台を食べ歩くことで世界の食文化を見て回った。 現在はパーソナル栄養士として食事とファスティングを活用したダイエットや体質改善のお手伝いをする他、ライターとして健康や食文化について発信している。

こんにちは。世界を旅する栄養士たけひろです。

海外に行くと、食文化の違いに驚いた経験はありませんか?その国の人たちが、どんなものをどれくらい食べてるのか考えたことはありますか?

今回は野菜の摂取量を国ごとに比較してみました!果たしてどこの国が沢山野菜を食べているのでしょうか。また私達日本人は世界の人と比べて、野菜をどれくらい食べているのかも気になるところ。早速見てみましょう!

世界一野菜を食べている国とは

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世界一野菜を食べている国は、おとなり「中国」です。炒める調理法が特徴の中国では、炒めた野菜をたくさん食べているようです。

また青梗菜や空芯菜、ザーサイなど中国野菜は日本でも有名。たくさんの種類があり、野菜の種類が豊富であることも野菜摂取量に影響があるのかもしれません。

中国人がどれくらい野菜を食べているかというと、中国の成人が一日に摂取する野菜の量は「約700~750g」ほどです。

驚きですよね。日常的に野菜料理をたくさん食べる食習慣が数字から見て取れます。私達日本人の摂取量と比べてみましょう。

日本人の野菜摂取量は292g

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日本人の一日の野菜摂取量は、なんと「約292g」。私達がとっている野菜の量は、中国人の4割程度しかないんですね。ちなみに厚生労働省が発表している日本人の野菜摂取量の目標は350gです。

日本人が目標量に達していないこともありますが、それを除いても、中国の野菜摂取量には驚かされます。

各国の野菜摂取量はどうなっているの?

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では、他の国の野菜摂取量はどうなっているのでしょうか?ファーストフードのイメージが強いアメリカは、「約340g」。日本よりも多くの野菜を摂取しています。

また、おとなりの韓国は「約570g」ほどで世界でもトップクラスです。これはソウルフードのキムチをどの年代も食べている、ということが大きな要因かもしれません。

中国・韓国は摂取量が多いですが、東南アジアの野菜摂取量は意外と少なく、タイでは「約110g」、インドネシアでは「約100g」だそうです。

ヨーロッパではイタリア、フランス、スペインは「約400g」と、グルメの国もしっかり野菜を食べているようです。ヨーロッパは健康志向の人が多く、ビーガンやベジタリアン文化もあることが影響しているのかもしれません。

食料自給率が100%を超えているオーストラリアでは、「約250g」と少なめです。BBQが大好きな国民性ですから、肉食が中心になっているのかもしれませんね。

まとめ

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各国の野菜摂取量を比べることで、その国の食生活が少し見えてきますね。ぜひ実際に現地に行って、食習慣に触れてみてください。

また、日本人の野菜摂取量が世界と比べて少ないようにも感じますね。ぜひ、意識的に野菜を食べていきましょう。

僕の旅の様子はInstagramブログで更新中です。

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1991年生まれ/東京農業大学卒/栄養士/ファスティングマイスター 大学時代に初海外をオーストラリアのワーキングホリデーを経験。 大学卒業後はタニタ食堂五反田店で勤務した後、24歳で世界一周へと旅立つ。 世界中の市場やファーマーズマーケットやスーパーマーケットを練り歩き、現地の屋台を食べ歩くことで世界の食文化を見て回った。 現在はパーソナル栄養士として食事とファスティングを活用したダイエットや体質改善のお手伝いをする他、ライターとして健康や食文化について発信している。

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