ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

こんにちは、ロンドン在住ライター・KANAです。

世界三大イベントとして知られるヴェネツィア・カーニバル。残念ながら2020年は中止されていたこのイベントですが、2021年の開催予定が公式サイトで発表されました。

世界中でいろいろなイベントがキャンセルされている中、この発表は希望の光とも言える嬉しいニュースではないでしょうか。

今回はそんな前向きなニュースを踏まえて、ヴェネツィア・カーニバルはどのようなイベントなのかをご紹介していきます。

世界三大カーニバルのひとつ「ヴェネツィア・カーニバル」


イタリアの水の都、ヴェネツィアで年に一度開催される「ヴェネツィア・カーニバル」。

ブラジル・リオのカーニバル、トリニダード・ドバコのカーニバルとともに、世界三大カーニバルとして知られています。


開催期間は毎年1月〜2月の2週間と、ヴェネツィアがもっとも寒くなる時期であるにも関わらず、毎年世界中から300万人以上もの人が押し寄せる大人気イベント。

街をあげて、お店も街並みも人々も、すべてがカーニバル仕様に変わります。


カーニバルの始まりはなんと1162年。階級ごとに着る服や話し相手の制限があった時代に、平民・貴族など階級にとらわれることなく、自由に行動するため、仮面で顔を隠したのがことの始まりとされています。

ヨーロッパの中でも特に歴史深く、仮面舞踏会(マスカレード)の発祥の地はヴェネツィアとも言われているんです。


残念ながら去年のカーニバルは途中で打ち切りされてしまいましたが、公式サイトではすでに、2021年1月30日(土)~2月16日(火)と、来年の開催予定が発表されました。


この開催発表は、現地のヴェネツィアに住む人だけでなく、2020年は思うように旅ができず、もどかしい思いを抱えていた旅好きさんにとっても、嬉しいニュースではないでしょうか。


もちろん、まだ実際に現地に行くことが難しい方も多いかと思いますが、「世界ではこのようなイベントが再開されているんだ」と、少しでも前向きな気持ちになるきっかけになればと思います。

この時期ならではのお楽しみ!仮面舞踏会グッズを手に入れよう


ヴェネツィア・カーニバルは誰でも無料で参加することができるお祭りです。

世界三代カーニバルの中では唯一の自由参加制であり、もちろん観光客の方も自由に楽しむことができるのも嬉しいポイント。


せっかくカーニバルに参加するなら、ぜひとも手に入れてほしい仮面舞踏会グッズたち。


安く手に入れたいのであればおすすめなのが路面店。お手頃な値段で購入することができます。


目元を隠すだけのタイプのものなら、荷物としても邪魔になることなく、使い終わったらそのままお土産として持って帰ることもできて思い出に残りますよね。


オリジナルティを出したい人におすすめなのは、自分でペイントができるタイプ。


さまざまな形の白色の仮面が販売されており、選んだ仮面に自分でペイントして、世界にひとつだけの仮面を作ることができます。

もともと顔を隠す目的があったため、目元だけでなく顔全体を覆う仮面も多くあります。思い思いに好みの仮面を選んで個性をアピールするのも、カーニバルに参加する上での楽しみになっているようです。


カーニバル開催中は、老舗から路面店まで、とにかく街中で仮面販売をしているお店だらけ。

あまりの種類の多さにどこで買えばいいか悩んでしまう方もいらっしゃるかと思いますが、仮面ごと表情が異なり、どのお店に行っても新しい発見があるため、お気に入りの仮面を探し歩くのもこの時期ならではの楽しみ方。


時間がある方は、カーニバルに参加する前に、お買い物をゆっくりと楽しんでみてくださいね。


この時期には仮面をモチーフとした小物もたくさん販売されています。ピアスやキーホルダーなど、思い出に残るお土産でありながら、小さく持ち運びもしやすいアイテムは、ばら撒き用のお土産としてもバッチリです。

カメラの準備はOK?いざ仮面舞踏会へ


メインイベント会場であるサン・マルコ広場には、きらびやかなドレスやコスチュームを着た参加者たちで溢れます。

まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような錯覚を覚える光景はまさにフォトジェニック。


美しい街並みと、趣向を凝らした目にも鮮やかな装いの人々がとてもよくマッチしています。


日本のハロウィンイベントやコスプレ大会のような感覚で、基本的に誰でも写真撮影が可能です。写真を撮る前に一言声をかけると、ポージングをして応えてくれますよ。


一緒に写真に写りたい場合も積極的に声をかけてみてくださいね。

注意が必要なのは、小さいお子様の写真撮影。可愛い衣装姿についついシャッターを押してしまいたくなりますが、海外では無断での写真撮影(特に子供)が日本よりも厳しいため、必ず保護者の方に撮影をしていいか許可を取りましょう。


参加者たちは、写真撮影を楽しみポージングをしていたり、優雅にお茶を嗜んだりと、思い思いにカーニバルのひと時を楽しみます。

カーニバル期間中は舞踏会も開催され、まさにマスカレードの発祥の地にふさわしい盛り上がり。ぜひお気に入りの仮面をつけて参加してみてくださいね。


サン・マルコ広場以外にもフォトジェニックなスポットはたくさん。特に、ヴェネツィアの観光名所であるリアルト橋からは、美しい運河を背景に写真を撮ることができておすすめです。

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KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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