ライター
ponz 駆け出しWEBクリエイター

今まで訪れたのは30カ国ほど。 旅先でついつい買ってしまうものは、調味料やスパイス。 それらを使って料理することが好きです。 カナダに移住予定です。

旅先での思い出といえば、景色はもちろんのこと空港を降り立った瞬間のにおいや交通機関のにぎやかな音、出会った人たちが話す異国の言葉の発音、そして忘れてはいけないのが異国の地で味わう現地のグルメ。

最近では国内でも海外の料理を味わえるレストランが増えてきましたが、自宅でもあの味を再現できたらな、なんて思ったことはありませんか?オンラインショップで食材や調味料が手に入りやすくなったので、普段は外食で楽しんでいる料理を、少しだけ工夫して家で楽しみ、旅している気分を味わってみましょう!

今回作ってみるのはベトナム料理です。なぜベトナム料理なのか?それは、はじめてベトナムを訪れた時の優しかった味が忘れられず自宅でも再現してみたいなと思ったからです。

ベトナムの食事は優しくて美味しい


旅先でよくある、メニューを見てもよく分からない問題。困りませんか?しかしこの問題、ご飯の美味しい国であればわりと何を頼んでも大丈夫だと思っています。

初めてベトナムを訪れたときもそんな印象を持って行ったのですが、やっぱり間違っていませんでした。朝食はフルーツたっぷり、たまに飲みたくなる甘いベトナムコーヒーも癖になります。

朝も昼も晩も、違った楽しみ方ができますがどの料理でも野菜がたっぷり摂れる印象。苦手な人もいるパクチーは思ったよりも量は少なく、お好みで追加できるところが多いです。また、ナンプラーなどのエスニックな調味料や唐辛子もお好みで追加できます。

何を食べても優しい味で、日本人好みの味。それがベトナムで食べた個人的な食事の印象でした。

エスニックなうどんを作ってみよう!


今回わたしが無性に食べたくなったのは、ベトナム料理の「フォー」でした。米粉からできている麺を使ったベトナムでは伝統的な麺料理です。しかし自宅にフォーがない。うどんならある!

というわけで、フォーの代わりにうどんで代用してベトナム料理店で食べられるような味を再現してみました。

材料(2人分)

豚バラ肉…120g
パクチー…お好みで
玉ねぎ…1/2個(なくても大丈夫)
ニンニク…2片
うどん…2玉(細めの方がフォー感でてオススメ)
ごま油…小さじ2
塩こしょう…小さじ1

●スープ
(A)
・水500ml
・鶏ガラスープの素大さじ1
・オイスターソース小さじ2

(B)
・ナンプラー大さじ2(ナンプラーがない場合は、お酢大さじ1・醤油小さじ2でもそれっぽい味になります)

●仕上げ
・ごま油小さじ1
・レモン汁小さじ2

作り方

① ニンニクは薄切り、パクチーは1〜2cm幅、豚バラ肉は食べやすい大きさに材料を切る。

② 沸騰したお湯でうどんを茹で始める。

③ フライパンにごま油とにんにくを入れて、油に香り付け。キツネ色になったら豚バラ肉と玉ねぎを中火で炒め、塩胡椒をしてさらに炒める。

④ ②にスープの材料(A)を入れて一煮立ちしたら、火からおろして(B)のナンプラーを投入。

⑤ 茹で上がったうどんを湯切りして、④のスープに投入。

⑥ ③の具材を乗せてパクチーを盛りつけ、仕上げにレモン汁とごま油をかけてできあがり!エスニック感強めをご所望の方はここで追いナンプラーも可能です。

エスニックなフォー風うどんの完成!


「食」の楽しさは友人や家族と美味しさを共有することだと思っています。それは外食に限らず、家での手料理も同じこと。どんなものでも、ひとりより誰かと一緒にテーブルを囲んだ方がきっと美味しい。

わたしはいつも、料理がうまくいったとき「こんなに美味しいもの自分だけが食べるなんてもったいない!」と思ってしまいます。今回ご紹介したフォー風うどん、簡単にできてとっても美味しいので、エスニック料理が好きな誰かに、ぜひ作ってあげてみてくださいね。

All photos by ponz

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今まで訪れたのは30カ国ほど。 旅先でついつい買ってしまうものは、調味料やスパイス。 それらを使って料理することが好きです。 カナダに移住予定です。

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