ビアホールでチェコのビールを堪能
プラハのクリスマスマーケットは今まで見てきた都市のどれよりも大きく盛大でした。ツリーも華やかで煌びやか!音楽とともに光が変化し、ちょっとしたショーのよう。もちろん人の多さもナンバーワン!ここは原宿かな?と思うほどに混雑していました。
ツリーの後ろに見えるのはティーンの前聖母教会。まるでおとぎ話の中から飛び出てきたようですが、外観はゴシック様式、装飾はルネサンス様式。
残念ながら今回は中に入れませんでしたが、内装はバロック様式と建築様式の見本のようで豪華絢爛な教会です。ツリーと撮ると絵になりすぎて嘘みたいですね。
チェコといえばビール。街中には様々なビールを出してくれるお店がたくさん。今回はその中でもセルフスタイルで気軽にサクッと飲めるビアホール KANTYNA に行って来ました。
ビールのカウンター、フードのカウンターと分かれていてフードは量り売りです。好きなものを好きなだけ、自分のお腹と相談しながら美味しいビールがいただけます。
ここでは4種類のビールを飲み比べ。個人的にはハーフ&ハーフが美味しかった。
ビールを注いでくれたお兄さん、カメラ目線をくれました!私の下手な英語でもみんな親切に教えてくれたり答えてくれるのです。チェコの皆様、本当に優しい!
たくさんの人で賑わうプラハですが、少し裏路地に入るとこんな風に人通りが少ない場所もたくさんあります。大きなバゲージを転がすには憎たらしい石畳も、写真となると話は別。石畳に反射する街灯は特別な雰囲気を作ってくれます。どこを撮っても楽しいと感じました。
そして私は翌朝、プラハの代表的な観光地へ向かいました。それは。
美しいプラハの街を一望
縦位置でも横位置でも撮り飽きない、カレル橋とプラハ城が見えるここ!
ここは旧市街橋塔。登るのには90コルナ(約470円)かかりますが、その価値以上のものがここにはあります。私が登ったのは朝ですが夕日もきれいでしょう!この日も晴天に恵まれ本当に美しい景色が広がっていました。
そして塔の反対側からも美しい街並みを見ることができます。色鮮やかな屋根と青い空。所々に見える尖った塔は教会かもしれません。
ここに登る時には風が強いことがあります。帽子など飛ばされないように気をつけてくださいね。実際私も飛ばされかけましたから。
たくさんの感動をくれた見所満載のプラハに名残惜しさを感じながら、私はこの旅の最終目的地、ピルゼンへ向かいました。
最後の夜はやっぱりチェコ料理
ピルゼンはピルスナービールの発祥地でもあり、大きなビール工場があることも有名で、プラハからバスで1時間、列車でも1時間半ほどで移動できるので1dayトリップには最適な場所。
ここが今回最後の都市かぁ……もっともっとチェコを味わいたいな。そう思った私は最後の夜だし大好きなものを食べたい!と思いつくものを注文。
するとテーブルの上がパーティになってしまいました。もちろん!ビールの飲み比べもしましたよ!
ご飯の中にちょっと変わった食べ物があります。この赤いお肉のようなもの。これはビーフタルタルと言って、あちこちのレストランで見かけます。実際私もこの旅で5回くらい食べました(笑)好きすぎて!ではどのように食べるのかと言いますと。
まずはお肉にスパイスをお好みで混ぜます。クミンやパプリカなどそのお店によって、元から混ぜられているところもあります。そしてカリカリに揚げられた(焼いてある場合もあります)ハードなパンに、生のニンニクをゴシゴシ擦りつけます。
個人的にはニオイが気にならなければ、これは多めにゴシゴシしてほしいです。
そして、そのパンの上に遠慮なくどっさりビールタルタルをのせましょう。日本人は遠慮がちに少ししかのせないことがありますが、そうするとお肉が余ってしまいます。
そのお肉をフォークで満遍なくぬります。もうすぐ食べられますよ!
ジャジャーン!完成!豪快にガブリとかぶりついてください!ハードな食感に、スパイスのきいた生肉の旨味がたまりません!
最後の夕食をチェコの伝統料理と、ビーフタルタルで堪能した私はそのままビアスパへ。ここピルゼンではビアスパが併設されているホテルがあります。その名もPurkmistr(プルクミストル)。
ホップとモルト、イーストまで入ったお湯に浸かるとたくさんのビタミンを吸収して知らぬ間にお肌がスベスベ〜!
もちろんお湯に浸かりながらビールも飲み放題!蛇口から出てくるビールなんて夢のようじゃないですか?