ライター
東松 寛文 リーマントラベラー

平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する会社員。12年間で81カ国200都市渡航。総移動距離は地球22周超。3ヶ月で世界一周を達成し、「地球の歩き方」から旅のプロに選出。日テレ「行列のできる相談所」、テレ東「ガイアの夜明け」などメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。著書「自分の時間の作り方」(Gakken)など日本&台湾で発売中。連載中は「東洋経済オンライン」「OCEANS WEB」。オンラインコミュニティ「リーマントラベルサロン」も主宰。オーストラリア『ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使』、岐阜県羽島市『羽島市アンバサダー』を務める。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

《作品について》
アメリカ・LAにある一流レストランの料理人カール・キャスパーは、メニューを巡ってオーナーと衝突し、店を辞めてしまう。無職になりマイアミに行ったカールは、そこでキューバサンドイッチと出会い、元妻の協力を得て、友人、息子らとフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めることに。そのフードトラックで、マイアミからLAを旅しながら、その道中で本当に大切なものを見つけていくハートフルコメディ作品。

作品のおすすめポイント

僕の「旅した気分が味わえる映画」断トツ1位がこの作品。アメリカ・ロサンゼルスから始まるこの物語ですが、ひょんなことから、中盤あたりでマイアミからロサンゼルスへのロードトリップが始まります。それもフードトラックで。ここがとにかく旅気分を味わえるんです。

各地の街の風景が次々と出てきて、一緒に旅しているような感覚になれる。さらには、ニューオーリンズでは四角いドーナツ・ベニエ、テキサスではステーキなどご当地グルメも登場し、他にも料理シーンがとにかく多いので、お腹が空きます。決して深夜に見てはいけません。

さらに、サラリーマンの人は、この物語に共感すること間違いないでしょう。主人公は雇われシェフ(=サラリーマン)で、自分が作りたいものが作れず(=会社でやりたいことをやらせてもらえず)、オーナーと対立(=上司と対立)して、レストランをやめます(=会社をやめます)。そして自分が作りたいものを作って(=好きを仕事にする)、本当に大切なものを見つけていく……。

日本のサラリーマンと同じような(!?)悩みを抱きながらも、勇気を出して新たなチャレンジをして、本当の自分を見つけていく主人公の姿に、現代社会を生き抜くサラリーマンは涙なしでは見られないはず。

僕もこの作品を見て、何度勇気づけられたことか! 最初は機内で見て、映画館へも行き、DVDも買って、Netflixでも見ています。

コロナによって、これからの働き方、生き方に悩まれている方も多いと思いますが、そんな人にも見て欲しい作品です。

ライター
東松 寛文 リーマントラベラー

平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する会社員。12年間で81カ国200都市渡航。総移動距離は地球22周超。3ヶ月で世界一周を達成し、「地球の歩き方」から旅のプロに選出。日テレ「行列のできる相談所」、テレ東「ガイアの夜明け」などメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。著書「自分の時間の作り方」(Gakken)など日本&台湾で発売中。連載中は「東洋経済オンライン」「OCEANS WEB」。オンラインコミュニティ「リーマントラベルサロン」も主宰。オーストラリア『ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使』、岐阜県羽島市『羽島市アンバサダー』を務める。

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