仕事を辞めて長期で世界一周旅行をするか?働きながら細切れで世界を見て回るか?果たして、どちらの方が、世界一周をより楽しめるのか?世界一周を目指すトラベラーの多くは、この問題の答えを知りたいと一度は思った事があるのではないでしょうか。
今回はこの件について、あらためて考えてみることにしました。
お金がかかるのは?
仕事や学校を休んで一気に世界を旅するメリットの一つは、費用を劇的に抑えらるという点があります。連続して世界一周する場合、1年間でかかる費用は、150〜200万円なんて情報もよく聞かれます。
対して、私は休暇を利用して短期旅行を繰り返すサラリーマントラベラーですが、長期休暇を使った1週間程度の旅行は、1回あたり20万程度が平均の費用です。それを年5回繰り返し約100万円。その中で行ける国数は、せいぜい5〜8カ国です。
連続して数カ国を回る旅行と比較して、細切れ旅行の、訪問国数に対する費用感は圧倒的に不利だと自覚しています。
友達ができるか?
photo by いけっち
長期の旅行者は、長期の旅行者同士で仲良くなっている様子をよくみかけます。それに対して、短期旅行の私は、日本から一緒に連れ立った友達と過ごす事ができます。一緒に仕事をやめて、世界を一周する友達がそうそうにいません、そのため長期旅行=基本は一人旅となります。
対して、1週間休みをあわせて海外に一緒にいってくる友達は同僚は、数こそ多くありませんがゼロでありません。いつも一緒の気心しれた友人と世界をまわれるメリットが短期旅行にはあります。
感動が多いのは?
photo by いけっち
旅疲れみたいな言葉をたまに聞きますが、連続して旅をしていると、旅が日常になり、非日常でなくなってきます。そうすると感動が薄れ、せっかく遠い異国にいるのに感受性がさがってしまうという自体をまねきます。