ストゥンプ(ベルギー料理)
ベルギーではよく肉料理の付け合わせとして提供される一品。ほとんどのレストランで見ることができ、家庭でもおなじみのベルギー料理です。
混ぜる野菜の材料は家庭によってもさまざま。皆さんの冷蔵庫で余っている食材を使って作ってみてください。
材料(2人分)
・玉ねぎ(薄切り)…1/2個
・ベーコン…2枚
・人参…小1個
・セロリなどお好きな野菜
・ニンニク(千切り)…1/2かけ
・バター…大さじ1弱
(*)水…1/2カップ
(*)牛乳…150cc
(*)固形コンソメ…1/2個
(*)塩コショウ…適量
作り方
② じゃがいもの皮をむいて適当な大きさに切り、柔らかくなるまでしっかり湯がく。
③ ①のフライパンに②を入れ、潰してマッシュポテト状態にし(*)の材料を全て入れて再び火にかける。
④ 水分が飛んで滑らかな状態になったら、バターを入れて混ぜ塩コショウで味を整えたら完成!お好みでソーセージなどと一緒にどうぞ。
エルテンスープ(オランダ料理)
農業が盛んなオランダならではの伝統的なスープです。私たちがイメージするスープよりもかなり濃い状態のスープで、スプーンをさしても倒れないくらい。
作りたてよりも1日寝かした物の方が美味しいとも言われています。
エルテンスープの「エルテン」は「えんどう豆」という意味で、本来であれば乾燥えんどう豆を使用しますが、日本では売っていないスーパーも多いので、本レシピでは冷凍グリーンピースを代用しています。えんどう豆が売っていれば、本場と同じようにえんどう豆で作ってみてください。
材料(2人分)
・じゃがいも…2個
・玉ねぎ…1/4個
・セロリ、人参…各1/4個
・ベーコン…50g
・ソーセージ…2本
(*)水…1カップ
(*)ローリエ…1枚
(*)塩コショウ…各少々
作り方
② 鍋に①とグリーンピース、(*)を入れて火にかけ沸騰したら弱火にして20分煮込む。
③ ②をグリーンピースの粒がほぼなくなるまで潰し、塩コショウで味を整えたら完成!
ハファラーブ(リヒテンシュタイン料理)
世界で6番目に小さい国、リヒテンシュタイン。この国の家庭料理、ハファラーブはコーンミールで作った団子が入ったスープです。
とても簡単なのに凝った料理に見えるのでオススメです。コーンミールがなく、ポレンタ粉があるならばそれで代用しても作れます。お好みでハムやベーコンを入れても美味しいです。
材料(2人分)
(*)薄力粉…50g
(*)水…100cc
・オクラ(輪切り)…3本
・カットトマト缶…1/4缶
・玉ねぎ(薄切り)…1/2
・個人参(さいの目切り)…1/4個
・水…300cc
・コンソメ…1個
作り方
② 鍋に①以外の材料を全てを入れて火にかける。軽く沸騰したら弱火にして①の楕円形にした団子を入れる。
③ 蓋をして30分ほど煮込んだら完成!
実際に作っておうちで旅気分を味わおう
世界の料理レシピ西ヨーロッパ編、いかがでしたか?今回紹介した料理はすべてそれぞれの国の家庭でも食べられている料理で、かつ簡単に作れるものばかりです。
皆さんも実際におうちで作ってみて、さらにはいつかその国へ行き本場の味と比べてみてください。その国の景色を見ながら、空気を肌で感じながら食べる本場の味はさらに美味しいはずです。
All photos by Keiko Kawanami