今さら聞けない「ホワイトバランス」の使い方
エリアから探す ・2016年6月7日(2017年12月28日 更新)
ライター
大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪 「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」
デジカメで撮影していると設定画面に「ホワイトバランス」ってよく出てきますよね。カメラをはじめたばかりの人の多くが、オートホワイトバランスのままで撮影をしていると思います。
でも、オートのままだとちょっともったいない!ホワイトバランスを変えると写真の印象も大きく変わり、自分の好みの色に近づけるようになります。
今回は写真の色を自在に操る設定「ホワイトバランス」についてご説明したいと思います。
ホワイトバランスって何?
photo by pixabay
簡単に説明すると、白いものを白く写すためにカメラ自体が色の補正を行う機能のこと。通常はオートホワイトバランス(AWB)にしておけば、夕日や蛍光灯などといった光の色が違う環境でも、カメラが一番適切な白色になるように設定してくれます。
ただ、写真を見て自分が思っている色味が出ない時やもっと違う色を表現したい時には、オートではなく自分でホワイトバランスを調整してみましょう。
カメラの設定画面で色々とモードがあると思いますが、ホワイトバランスの感覚を身につけるためにまずは蛍光灯、太陽光、曇りモードを使ってそれぞれがどのような色味になるのか見てみましょう。
蛍光灯モード
photo by ueda yuki
蛍光灯モードで撮影すると写真は寒色系になり、物静かで透明感のある雰囲気になります。夜景や星空を撮影するには相性が良く、クールな写真にしたい時にはぴったりではないでしょうか。
ライター
大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪 「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」