英語教育があまりにインプットに傾倒している
日本の英語教育は、文章や単語の意味を理解するインプットに傾きすぎです。英語を話したり、英語で文章を作ったりするアウトプットの力が試される機会は絶望的に少ない。
英会話や英作文を採点するのはスキルが必要で面倒くさいので、答えが決まっていて採点しやすいインプット重視のテストが広く普及していますが、このアンバランスが英語を出来なくしている一因だと思います。
センター試験の廃止に伴い、英語を話す力を図る新しいテストの導入が検討されていますが、どうなるのでしょうか。
そもそも多くの英語教師の英語力は低い
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正直、中学校や高校の英語教師の英語力は、多くの場合あんまり高くないです。英語を話せないことはもちろん、TOEICスコアも留学に行って帰ってきたという程度。
英語教師になるためにそこまで高い英語力が求められず、英語教師になった後も英語力を磨き続ける強い必要性がないので、仕方がないでしょう。
高い英語力を持った教師もたくさんいますが、その一方で英語を教えるのにふさわしくないレベルの教師もたくさんいるのが現実なのです。
まとめ
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①ぶっちゃけ出来なくてもフツーに生きられる
②日本語と英語はあまりに違う
③日本人はシャイすぎる
④英語教育があまりにインプットに傾倒している
⑤そもそも多くの英語教師の英語力は低い
これらを、日本人が英語が出来ない理由として述べました。もし英語を勉強するのなら、以上の五点をふまえた上で学習を考えてみてはいかがでしょうか。