博物館も多彩なラインナップ
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こちらのテニスコートツアーはテニス博物館の観覧も付いています。博物館も同じ敷地の中にあり、コートツアーが終わるとすぐに案内してくれます。
博物館自体は非常に小さいのですが、展示物は非常にラインナップが豊富でした。コートツアーに負けないくらい面白かったと思っています。
こちらはジョコビッチ選手が着用していたウェアです。実はジョコビッチ選手、数年前まではユニクロとスポンサー契約を結んでいました。
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そしてこちらは男女の優勝トロフィー。上が男性、下が女性です。テレビで表彰式を見た時はそんなに大きくなさそうと思ってましたが、意外とサイズがありました。
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続いてテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー選手のパネル。フェデラー選手はこれまでにウィンブルドンを8回優勝しており、「グラスコートキング」としての呼び声も高いです。フェデラー選手のいないウィンブルドンは考えられません。
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最後にお見せするのは、日本を代表する我らが錦織選手のウェア!
元々ウィンブルドンを苦手としていた錦織選手ですが、2018年にベスト8入りを達成したことで飾られたかどうかはわかりません。それでもテニスの聖地の博物館に展示されるのは本当に日本人として誇りに思いました。
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ウィンブルドンは観戦が難しい
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この記事を読んで、ウィンブルドンを現地で観戦したい!と思っていただけた方がいれば嬉しいです。しかし、ウィンブルドンは一筋縄で観戦できる大会ではありません。
その理由は一言で言うと、抽選で観戦できる人を決めているからです。その抽選は別名、Public Ballotと呼ばれ、1924年から一般の前売りにおいて採用されています。この抽選は宝くじより当たるのが難しいと言われているほどなので、テニスファンにとっても夢のような大会と言えます。
当たらなかった場合は当日券で購入することが一般的ですが、数には限りがあります。観戦日の前の日からチケットを狙って長蛇の列が作られるので、よほど運が良くないと厳しいと思います。
古くから抽選のスタイルを貫いているのも伝統のウィンブルドンらしいです。観戦が難しいのは残念なような気はしますが、同時に夢を与えてくれているのかな?とも思います。来年のウィンブルドンは私も挑戦してみたいと思っています。とにかく今は普段の日常が戻って、無事にプロツアーが再開されることだけを祈っています。