とある女優さんはこう言いました。「私の血はワインでできているのよ」
僕はこの言葉を聞いて感動しました。自分の血液をワインに例える表現力の豊かさ。それほどまでにワインを愛しているからこそ自然に発せられた言葉なのでしょう。僕もいつか言いたいセリフです。
今回は、いつか自分の血液もワインになればいいなぁ、と思うほどのワイン好きである旅丸のshoがみなさんにこの国ではワインを飲んで欲しいという国を紹介させていただきたいと思います。
1.フランス
言わずとしれたワインの名産国フランスを最初に紹介しないわけにはいかないでしょう。やはりフランスにきたらビールよりワインですよね。
フランスのレストランには必ずと言っていいほどソムリエがおり、ワインをオーダーすると横にスマートのソムリエがすっと立ち、見事な手さばきでコルクを開けティスティングをさせてくれます。
そのスマートさにはあまりにもうっとりしてしまう程です。
安ければ5ユーロ程度で購入できますが、やはりせっかくのフランスワイン。ある程度の予算は見積もっておきましょう。また、ワイン専門店で自分がどういったワインが欲しいか伝えるのがベストです。
ワイン専門店の方の知識の豊富さにびっくりしてしまう事、間違いなしですよ。
2.イタリア
世界一の観光大国とも言えるイタリアもワインが有名な国の一つだと言えるでしょう。
イタリアでワインを飲むときはフランスほど格式ばったものではなく、とてもカジュアルであり、フランスとの違いに驚くのではないでしょうか。
陽気なイタリア人はお酒も大好きで、ワインを飲んで酔っ払っては歌を歌い踊っている姿も南イタリアではよく見かける光景です。
個人的にはイタリア料理には白ワインが合うと思っています。味付けがしっかりとされたイタリア料理ですので、さっぱりとした白ワインを飲んでいただきたいですね。
3.スペイン
太陽の国スペインも言わずと知れたワインの名産国です。ビールもいいですが、やっぱりタパスに合うのはワインですよね。ちなみに僕がスペインでおすすめしたいのは赤ワインです。
バルでは一杯3ユーロ以下、安ければ1.5ユーロほどでワインを出してくれ、しかもタパスを一種類つけてくれたりもするんですよ。
スペインにはサングリアというワインベースのカクテルもあります。サングリアはワインにオレンジやグレープフルーツ、桃やりんごなどのフルーツを漬け込んだもので非常に甘くお酒の苦手な方もジュースのように飲んでしまうカクテルです。
スペインではワインとサングリア、両方試していただきたいですね。
4.ハンガリー
ワインの名産国というわけではありませんが、ハンガリーにはトカイワインという貴腐ワインがあるんです。
貴腐ワインとは通常のぶどうではなく、貴腐ぶどうと呼ばれるぶどうから造られるワインの事で、その甘さと香りから「ワインの帝王」とも呼ばれているものです。
一度飲むとその理由がよくわかるはず。まさしくワインの帝王の名前にふさわしい、なんとも深い味わいなんでしょうかと誰しもが思うでしょう。
また、ハンガリーは世界三大珍味の一つフォアグラを安く購入できる事でも有名です。フォアグラのソテーと貴腐ワインが食卓に並ぶなんて…あー、なんて贅沢なんでしょうか!!
5.南アフリカ
アフリカ最大の経済大国南アフリカはワインが有名なのをご存知でしたか?その中でも有名なのがケープタウンのあるケープ地方。ケープ地方にはたくさんワイナリーがあり、ワイナリー巡りも南アフリカの一つの楽しみかもしれませんね。
また南アフリカのレストランではシマウマやガゼル、ダチョウやワニといったサファリでおなじみの動物たちのお肉をいただくこともできます。
日本ではなかなか口にできないお肉ですので、是非ワインと一緒に頂いて欲しいですね。