TABIPPO社員
小井詰 さちよ 社員 / デザイナー

HOLA!チリ育ちの日本人、トリリンガルです。TABIPPOで雑貨や書籍の企画や制作、全体のクリエイティブを担当するデザイナー。言葉やデザインで旅の良さを広げたい。リモートワークを駆使しながらフルタイムで働く2児の母。旅も仕事も自分のことも、自由で欲張りに、好きなことをして生きてます。

こんにちは。TABIPPOデザイナーのSachiyoです。突然ですが、みなさん最近ゆっくりと過ごす時間を取れていますか?毎日の仕事や育児に家事など、日々やることがあって中々落ち着いた時間を過ごすのって難しいですよね。

私も時間ができたら旅行に行きたい、自分の好きなことをもっとやりたいなと思っていたのですが、「いつか時間のできた時に……」なんて思っていたら、気づいたら月が変わってる日々でした。

そんなある日、神津島で宿を経営している友達から「さっちゃん神津島へ遊びに来ない?」と誘ってもらったのをきっかけに行くことに。

実は神津島は東京都。今までも何度も行きたいなあと思っていたのですが、家族の休みが合わなかったり、仕事が忙しかったりと行けていませんでした。

行ってみると、「もっと早く遊びに行ったら良かったな」と後悔するくらい、すてきな島。

ゆっくりと時間が流れる冬の神津島で、娘との2人旅は“目の前のことに向き合える大切な時間”になりました。

大型船で寝ながら神津島へ出発

神津島へは、船と飛行機で行くことができます。大型船で12時間かかるので、東京の離島だというのに結構遠いなぁ……と思っていました。

この遠さも行けてなかった理由のひとつなのですが、よく調べてみると思っていたよりもシンプル。行きは夜初の大型船で寝ながら向かい、朝起きると島へ到着。

帰りは飛行機で45分ほどで調布飛行場に辿り着きます。金曜日の夜出発して日曜日に帰って来れるので、週末行くのにもすごく良い場所。

天候により欠航することもあるのですが、ジェット船もあるので予算や時間に合わせて行き方を選べぶことができるのも魅力。


photo by sachiyo koizume
竹芝桟橋から出る、『さるびあ丸』に乗って、いざ神津島へ出発!私が予約したのは仕切りのある2段ベッドの席。


photo by sachiyo koizume
自分のベッドを確認してパジャマに着替えると、朝ごはん用に買っていたメロンパンを頬張り出す娘。普段なら「寝る前にパンなんて食べません!」となるところ、旅だとこうしたことも、たまにはいいよね、と楽しめます。


photo by sachiyo koizume
目が覚めてから、デッキへ上がると潮風は冷たいけれど空気が澄んでいて心地良い。揺れる波や遠くを眺めて、到着までの時間を楽しむのも良い時間でした。

予定がないことを楽しむ


photo by sachiyo koizume
大型船に揺られること12時間、ようやく神津島へ到着。広がるのは透明度の高い美しい海!青色のグラーデーションがすごく綺麗でテンションが一気に上がります。


photo by sachiyo koizume
冬なので海には入れなかったのですが、それでもこの透明度の高い海を見ながら砂浜を散歩するのは至福の時間。

夏に海水浴を楽しみに来るのも最高ですが、人が少ない冬に海を独り占めできるのも良かったです。娘は宿でお借りした虫かごにシーグラスや貝殻を集めるのに夢中でした。


photo by sachiyo koizume
お昼はアジフライランチ。やっぱり海のそばで食べるお魚はおいしい。ちなみにお昼の時間を過ぎてしまうとランチのお店がほとんど閉まってしまうので、要注意です。


photo by sachiyo koizume

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ご飯の後は、島の反対側へ行ってみることに。もちろんこっち側の海も美しい。海綺麗だね〜と眺めていたら、疲れた〜抱っこ〜!とぐずる娘の相手も今日は笑って過ごせます。

次に予定が詰まっていないので、子どもに笑顔で接することができたり、娘の気が済むまで砂浜で遊んだりできるのも、急がない旅を選んだおかげだなと思います。

これが一人旅や友達やカップルの旅であっても、せかせかしないで気が向くままに行動ができる旅って貴重なのではないでしょうか。たまにはこうしてゆっくりと目の前のものを思う存分感じるのも心が満たされますね。

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小井詰 さちよ 社員 / デザイナー

HOLA!チリ育ちの日本人、トリリンガルです。TABIPPOで雑貨や書籍の企画や制作、全体のクリエイティブを担当するデザイナー。言葉やデザインで旅の良さを広げたい。リモートワークを駆使しながらフルタイムで働く2児の母。旅も仕事も自分のことも、自由で欲張りに、好きなことをして生きてます。

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