ライター
Nao 空飛ぶ会社員

学生時代ベルギーに留学し、現地ツアーガイドになる。帰国後、仕事で月の半分以上を日本・世界各国を飛び回って過ごしている。現在47都道府県・46カ国訪問。好きな場所は、おとぎ話に出てきそうな建築物がかわいいロシアと住んでいたことのある沖縄本島中部。

4、日系総合商社勤務で海外駐在/シンガポール

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■シンガポール在住2年のHさん

移住のきっかけ:駐在

キャリア:日系企業勤務

新卒で日系総合商社に就職し、5年目にシンガポール駐在を言い渡されたHさん。商社では経験のために若いうちに外国に駐在することが多いそう。場所は世界中、欧米からオセアニア、アフリカまで多岐に渡りますがアジア圏が多いとのことです。

シンガポールは他のアフリカや南米などの国と比べたらだいぶ住みやすく、日本人も多いです。家族と一緒に来る人も、単身で来る人もいるけどはじめは2,3年の任期で帰る人が多い。

期限があるからこそ、毎日思いっきり楽しんでいます!

明るく話してくれたのが印象的でした。このように会社の辞令で行くとなると好きな場所は選べませんが、どこに行っても楽しめるポジティブさと好奇心が大切ですね。

5、現地採用で憧れのニューヨーカーに/アメリカ

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■アメリカ・ニューヨーク在住3年のOさん

移住のきっかけ:日系企業の現地スタッフに転職

キャリア:日系企業勤務→外資企業転職→日系企業現地スタッフ転職

日本で日系IT企業に就職したOさん。5年働いた後、その経験を生かして同業の外資企業に転職します。しかしずっとニューヨーカーに憧れていたOさんは、その夢を諦めきれずニューヨークにオフィスがある現地採用の仕事に絞って転職活動を開始。見事日系金融企業のグループ会社に採用され、アメリカに渡ります。

ニューヨークは家賃もとても高いし地下鉄はなかなか来ないし、家には洗濯機もないし不便なことがたくさんある。

でもニューヨークに住みたい!という夢が叶って、毎日この空気が吸えるだけで幸せ。とはいえ生活費が高いからやっぱりいつかは日本に戻るかな。

移住というと人生を左右する一大決心のような重い響きがあるかもしれませんが、案外その後はどうにでもなるものです。こんな風にとりあえず行ってみよう、経験してみてその後の事はまたその時考えよう、というフットワークの軽さも大切かもしれません。

6、留学先で就職、結婚/ハワイ

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■ハワイ在住8年のWさん

移住のきっかけ:留学、結婚、就職

キャリア:日本の大学進学→アメリカの大学に交換留学→転籍、卒業→ハワイのカレッジ入学・卒業→現地で就職→結婚

日本の大学2年生の時に、アメリカ本土の大学に交換留学したWさん。そこでの勉強が楽しくなり、そのまま転籍しアメリカの大学を卒業。その後ハワイのカレッジに入り直し、卒業後ホノルルのホテルで働き始めます。その頃にアメリカで人気の婚活サイトで婚活に励み、出会って半年で現地の男性と結婚!今もハワイ島のホテルで働きながら、日本式接客講座なども行っています。

ハワイ島は自然がいっぱいで毎日通勤途中に見える山や動物たちに癒されています。ホノルルなら日本語と英語が話せると求人も結構ありますよ。

ハワイの人は仕事でものんびりしているイメージがあるかもしれないけど、意外と仕事人間な人もいて残業もたまにあります。アメリカはデーティングサイトが広まっているから結婚は割ととんとん拍子で進みました。

優しそうな旦那さんとのんびりハワイライフを楽しみつつも、今後はどこに住むか分からない。と笑って話してくれました。留学時代から色々な分野に興味を持って行動範囲を広げることでその後の将来の選択肢も大きく広がるんですね。

海外に住むために大事なことは?

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海外に住む方法も、留学・就職・駐在・結婚……。とさまざまですが、一度決めたら絶対こう!というわけではなく、みなさん臨機応変にキャリアプランや人生設計を変えているのが印象的でした。

心配するよりも、まずは一歩踏み出してみて、その後はどうにでもなる!という気持ちが何より大切かもしれませんね。

ライター
Nao 空飛ぶ会社員

学生時代ベルギーに留学し、現地ツアーガイドになる。帰国後、仕事で月の半分以上を日本・世界各国を飛び回って過ごしている。現在47都道府県・46カ国訪問。好きな場所は、おとぎ話に出てきそうな建築物がかわいいロシアと住んでいたことのある沖縄本島中部。

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