TABIPPO社員
平野 嵐 社員 / ディレクター

1993年和歌山県出身。20歳のときに参加したTABIPPOのイベントに感化され、バックパッカーになることを決意。その後フィリピン留学と世界一周の旅へ。大学卒業後は専門商社を経て2018年にTABIPPOに入社。現在はコミュニティマネージャーとマーケティングディレクターを兼務。2022年に地元の和歌山に移住し、地方暮らしと旅を両立中。

こんにちは!TABIPPOのアラシです。先日、東京を離れワーケーションをするため箱根に行ってきました。

TABIPPOはフルリモートOKな会社なので入社してから頻繁にワーケーションをしている僕ですが、全国でも間違いなく上位に入ってくるぐらい箱根はワーケーション先として最適だったのでその話をします。

ワーケーションって?


「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」をあわせた造語で、観光地で休暇をとりつつリモートワークもする働き方を指します。つまり、「旅しながら働く」ってことですね。ずっと憧れていた方も多いのではないでしょうか?

最近は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オフィスへの出社日数が減った企業も多いですよね。無駄な移動と無駄な付き合いが減って、リモートワークの素晴らしさに気づいた方もたくさんいるはず。


かといって、自宅にずっとこもって仕事をするとだらけるしなんだか飽きてきちゃいますよね。刺激がないがゆえにメリハリをつけるのが難しいというか。そんな人にこそ、非日常を感じられるワーケーションはおすすめです。


見知らぬ土地でワーケーションするのはいい気分転換にもなりますし、「アイデアは移動距離に比例する」と言われることもあるので、何か仕事にプラスなことが起きるかもしれません。

また旅に出会いはつきものなので、旅先で知り合った方と友だちになったり一緒に仕事することになったりも。ワーケーションは、最高なんですよ、まじで!!!(発熱)

箱根がおすすめすぎる理由

僕が実際に箱根を訪れて「HAKONEまぢワーケーション向きじゃ~ん卍」と思った理由が5つあるのでぜひアツめに語らせてください。

都内からのアクセスが良すぎる


箱根は都心から気軽に行くことができる距離にあります。都内から行く場合、小田原駅で乗り換えて箱根へ行くことがほとんどですが小田原へは池袋・新宿・渋谷・品川・東京駅から1〜1.5時間程度。

軽めの旅にちょうどいい距離じゃないですか?電車内でゆっくり過ごしたい方は課金して電車の座席のグレードをアップすることもできます。ちょっとリッチな気分を味わってアゲていくのもありです。

宿泊先の選択肢が多すぎる


国内でも随一の温泉街である箱根。日本中から老若男女が心身を癒やしに訪れますが、その歴史はなんと奈良時代から続いているらしいです。知らんけど。

宿泊施設のバリエーションも豊かで、格安のゲストハウスから高級旅館まで、幅広い宿泊施設がなんと約400件もあるらしいです!知らんけど。

自分の財布や旅のスタイルを考慮して宿をカスタマイズできるのが人気の秘訣なのかもしれませんね。

温泉が仕事と旅の疲れを癒やしすぎる


箱根と言えばとにかく温泉ですよね。日中仕事を頑張ってから入る温泉は飛ぶぞぉ!仕事と温泉を交互に繰り返すのができるのも、箱根ワーケーションの良いところ。

日帰り温泉がたくさんあるので湯めぐりをするのもいいし、宿泊先の温泉を何度も堪能するのも最高です。毎回お風呂上がりに何を飲むのかもワクワクしますよね?

僕はコーヒー牛乳と見せかけてあえてのお水派です。男は黙って、真水!

自然にあふれすぎてる


箱根は温泉だけとちゃいますねん。森、山、湖、川、そして空。あらゆる自然を満喫できまんねん。季節によってその姿をころころと変えるから何度訪れても飽きまへん。

箱根強羅公園や恩賜箱根公園など、その季節を代表するお花がたくさん咲いている公園でのんびするのもめっちゃ気持ちいいねん。

都内では絶対に味わえへん雄大な自然と出会えるのも僕が箱根を強くおすすめする理由です。やねん。

観光スポットがありすぎる


箱根は温泉と自然だけじゃなく、観光スポットもたくさんあります。ありすぎて1回の旅行では全然まわりきれません。ということで取捨選択する際の参考にしてもらうため、僕が訪れた観光地の中でも三密を避けられるスポットを2ヶ所ご紹介します。

三密を避けられる安心な観光スポット2選(すくねぇ)

ステンドグラスは必見!彫刻の森美術館


箱根登山鉄道の彫刻の森駅からすぐ近くにある「彫刻の森美術館」。こちらは施設内のほとんどが屋外なので密にならず感染リスクも小さいです。マイナスイオンを浴びながら吸いながら味わいながら彫刻作品を鑑賞することに集中できますよ。

彫刻作品だけでなく、見るだけで面白い作品もたくさんあるので、アートにうとい僕でもしっかり楽しめました。


ピカソ館などの屋内施設もソーシャルディスタンスを保つよう注意書きがいたるところに貼られていますし職員の方が常時いらっしゃるので安心です。

平日だと特に人が少ないので、ワーケーションの際に仕事の休憩がてら行ってみるのがおすすめです。僕の場合所要時間は大体1〜1.5時間ぐらいでした。


僕が1番おすすめするのは「幸せをよぶシンフォニー彫刻」。カラフルなステンドグラスがなんとも綺麗です。僕は魅了されて長い間見上げていたら首を痛めました。殺人級の美しさ。階段を登った先に見える箱根の山々?森々?も美しくてリフレッシュにはぴったり。

■詳細情報
・名称:彫刻の森美術館
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
・地図:
・アクセス:[電車]小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
[バス]小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車
・営業時間:9:00〜17:00 *入館は閉館の30分前まで
・定休日:年中無休
・電話番号:0460-82-1161
・料金:大人1,600円 高校生・大学生1,200円 小学生・中学生800円
・所要時間:1~2時間
・公式サイトURL:https://www.hakone-oam.or.jp/

展望台からの景色が迫力満点の大涌谷(おおわくだに)


ロープウェーを使って山々を登った先にある大涌谷。ロープウェーで谷の上を通過したときは蒸気がすごすぎてよく見えませんでしたが、大涌谷駅を降りて広場に出たときにその壮大さに驚きました。

硫黄で黄色くなっている山肌。栄養を奪われ力ない様子でただ存在しているだけの草木。箱根で一番迫力のある景色でしたね。


ここの名物は「黒たまご」。殻についた鉄分が硫化水素と反応して黒くなっているゆでたまごです。5個500円で販売していたのでもちろん買いました。(消費期限は2日後だったので余ったものはお土産に。)

さて気になるお味は「…ん?普通のゆで卵っぽいけど…ん?温泉っぽい味する…かな?ん?えっ?ん…?するよ……な…?」

……その真相はぜひご自身でお確かめくださいませ。

■詳細情報
・名称:大涌谷
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町 箱根 仙石原
・地図:
・アクセス:箱根ロープウェイ「大涌谷駅」すぐ
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:年中無休
・電話番号:045-651-0931
・料金:無料
・所要時間:約30分〜1時間
・公式サイトURL:http://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/index.html

泊まった宿はこちら


今回は「エンブレムフロー箱根」に宿泊しました!感染予防が行き届いていて安心できましたし、高級感があるにも関わらずリーズナブルなので学生にもおすすめです。箱根登山鉄道の強羅駅からなんと徒歩1分というアクセスの良さ。もはや駅やん。

受付はオンラインで済ませられる


感染予防のため、受付では紙やペンを一切使わず全てスマートフォンから手続きができました。受付にあるQRコードを読み込んでフォームを提出します。こういう細かいところまで気遣いをしてくれていると安心しますよね。もちろん受付にもパーテーションが設置されていました。

個室の仕事環境がちょべりぐ


僕はツインルームに宿泊しました。とにかく広い!独立洗面台!お風呂とトイレが別!冷蔵庫も金庫も!!ソファとローテーブルの他に、仕事がしやすいデスクもありました。

僕はソファでのんびり仕事することがほとんどでしたが、しっかり椅子に座って仕事したい方もお部屋で集中できるような環境が整っています。


この個室以外にも、パブリックスペースやレストラン&バー、受付の近くにあるハイテーブル等仕事ができる場所はたくさんあるので気分によって移動して色んなところで仕事を楽しむことができたのも高評価のポイントです。

白濁の温泉で汗だく


もちろん温泉もあります!温度はわかりませんが結構熱め。大浴場には同時に4名までしか入れないようなシステムになっていて、混む心配がありません。脱衣所や洗面台も隣り合っての使用は禁止になっていて対策が徹底しています。

そして、なんと温泉に入った後は、ヨッ、待ってましたっ、エンブレムフロー箱根の、オリジナルの、浴衣が、着、れ、ちゃうんですぅ〜っ!


キャーー素敵!浴衣ってテンション本当にあがりますよね。なんなんでしょうねほんと。(朝起きたらめちゃくちゃはだけてるのは浴衣あるある)。あとここエンブレムフロー箱根はご飯も超人気らしく、僕は食べられなかったので次きたときはガチで必ずいただきます。ごちそうさま。(?)

■詳細情報
・名称:エンブレムフロー箱根
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-179
・地図:
・アクセス:箱根登山鉄道「強羅駅」徒歩1分
・営業時間:チェックイン15~22時
・定休日:無休
・電話番号:0460-83-9120
・公式サイトURL:https://emblemflow.com/index_jp.html

これが箱根のポテンシャルじゃあ!


どうです?箱根でのワーケーション、最高な気がしてきましたか?今すぐ出かけちゃいたくなっちゃってます?いっちゃいます?しかもなんと先日、9ヶ月間運休していた箱根登山鉄道が全線開通しました!夏もやっときたことですし、いくなら今じゃないでしょうか?

僕もこないだいったときは雨だったので近いうちにまた行こうかな〜と思っています。紅葉の季節も絶対に良いですよね。

あ、旅先ではいくら人が少なくても、マスクの着用やこまめな手洗い・消毒は忘れないようにしましょうね。マナーを守って安全・安心な旅を楽しみましょう。

All photos by Arashi Hirano

【特集】NEXT JAPAN TRAVEL – あたらしい旅、だいすきな場所。-


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1993年和歌山県出身。20歳のときに参加したTABIPPOのイベントに感化され、バックパッカーになることを決意。その後フィリピン留学と世界一周の旅へ。大学卒業後は専門商社を経て2018年にTABIPPOに入社。現在はコミュニティマネージャーとマーケティングディレクターを兼務。2022年に地元の和歌山に移住し、地方暮らしと旅を両立中。

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