旅を仕事にする
ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

せかいいっしゅうしましょう じぶんのいきたいところにいきましょう むずかしいことはなしにして さぁ、いきましょう

旅を仕事にする。なんていい響きでしょう。旅をしながら仕事できたら・・・なんて楽しそうでしょう。

でも、「旅を仕事にする」ことは、すべての人にとって本当に理想なのでしょうか?残念ながら、僕はそうは思いません。むしろ「旅を仕事にしなくてもいい。」と思う側面もあるのです。

今回は、あえて「旅を仕事しなくてもいい。」と思う理由を紹介していきます。

 

旅は旅。仕事は仕事。と割り切ったほうが旅を純粋に楽しめる。

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旅=仕事という式が完全に出来上がってしまうと、旅にも「義務」や「責任」がのしかかってきます。せっかく自由な旅に出ても、重い責任やら義務があると疲れてしまいます。

旅中に「明日も仕事があるから、飲みすぎないようにしないと・・・。」なんて気遣いしたくないですよね(笑)。

 

旅を仕事にすると、旅行が取材になる。

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photo by rh2ox

現在の「旅の仕事」の多くは、情報の発信に重点を置いています。

ブログを作ったり、旅のメディアを作ったり、旅本を書いたりなどの仕事は、特にその傾向が強いでしょう。情報の発信に重点が置かれているため、旅を仕事にすると情報収集やネタ探しが欠かせないのです。

そうなると、旅にでるととにかくネタ探しに走ってしまうため、体力や知力を振り絞って毎日を生活しなければならなくなります。

 

日常=非日常

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photo by Mr.Sai

旅とは非日常を楽しむものです。いつもと違う環境や食事が旅を一層楽しくしてくれます。

でも、非日常というのは日常ありきのもの。日常に食べているものや住んでいる部屋があるから、それ以外のものが非日常になるのです。

毎日環境が変わるのが日常になってしまえば、旅から非日常が消えて、楽しくなくなってしまうのではないでしょうか?

 

周りからどんどん引き離される不安感

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旅を仕事にすると、いわゆる「普通」の生活に戻るのはかなり大変です。

ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

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