出発前にしておくこと
photo by peco
まず、学生である場合は休学届といった学校への申請と許可が必要です。許可も得ず海外へ渡ってしまったが故に除籍処分なんてことの無いように、忘れず申請しましょう。会社勤めの社会人も言うまでもありません。
その後、家族や友人に報告しましょう。突然海外へ行く!なんて言ったところで驚くかもしれませんが、ワーホリの制度のこと、行ってから何をするのか等の話をしておきましょう。
そして1人暮らし等で賃貸に住んでいる場合は、退去するのか部屋を1年空けるのかを決めなければなりません。個人的には、住みもしないのに部屋を借り続けるとなると、お金もかかる上に物騒なので、退去するのが良いかと思います。
家族の住む家や、友人の家に荷物を置かせて貰うのが一般的でしょう。同時に、各市町村の役所にて海外転出届を提出しておきましょう。長期間日本を離れることになるため、その間の税金を免除してもらえます。
日本から持って行くと良いもの
各国に日本のものを販売しているお店や日系ストアが存在するので、ほとんどのものが手に入るのですが、値段は日本で買うより格段に跳ね上がります。
ワーホリともなると自炊生活をすることになるので、ある程度日本から持っていくとお財布に優しいことと思います。
海外に美味しいものはたくさんありますが、やはり我々日本人の落ち着くところは和食です。基本となる粉末のだしやごはんのとも、ふりかけなどの調味料は持っておくだけで損はありません。
その中でも私がおススメするのは日本のお菓子とおつまみです。チョコレートなどは海外にも山ほどあるのですが、滑らかな口どけ、程よい甘さ、これは右に出るものがありません。
あと個人的に欲したのがするめです。お酒が大好きなあなた、お忘れなく。現地に居る日本人に分けてあげるととてつもなく喜ばれますし、仲良くなって情報を得るきっかけにもなるでしょう。
実際どのくらい稼げるのか
実際に現地で働いた場合、どのくらい稼ぐことができるのかニュージーランドを例にご紹介します!ニュージーランドの場合、職場によって様々ですが、最低賃金が1時間につき約12ドル(日本円で約1450円)です。
学校のすきま時間にアルバイトするイメージですと、1日5時間×週3日だと、1ヵ月で約720ドル(約90,000円)の収入が見込めます。
果物のピッキング作業の場合、天候などに左右されることもありますが、目安として平均週350-450ドル程稼げます。たくさん稼げますが、国によってはワーホリでも納税義務があるので注意です。
ポーランドはヨーロッパの中でも物価が安く、生活し易いのでおすすめです。留学よりも費用を抑えられますし、自分のプラン次第でやりたいことをとことんできるのがワーホリのいいところですね。
どんな職業で働く人が多い?
観光地では、日本食レストランや、日本語観光ガイド、レストランやカフェのウェイター等が人気です。こちらの仕事は、お客さんとの会話も重要になるため、英語力も多少は求められます。果物の栽培地域などでは、ピッキングやパッキングの仕事もあります。
この仕事の場合、収穫時期が限定されているので注意が必要です。
現地で仕事はどうやって探したらいいの?
ワーホリは憧れるけど、実際どのように現地で仕事を探せばよいのか、採用してもらえるのか、不安ですよね。協定国によっては、現地で日本人向けの仕事情報誌等が発行されています。
そこに掲載されている広告や、日本人向けの情報センターに出向き、チェックしてみると良いです。日本人向けの求人は、採用確率がそれ以外に比べて高いので、英語にまだ自信がないという方も怖じ気ずに積極的に応募してみましょう。
また、滞在期間中に語学学校に通いながら働くことを考えている人は、たくさんの情報が寄せられているので学校をフル活用しましょう。
もしくは、カフェなどに直接立ち寄って働きたい旨を伝えたら、タイミングよく採用してもらえた!なんていう体験談も耳にしたこともあるので仕事探しには「積極性」がポイントです!
まとめ
世界各国の青年が利用する制度、ワーキング・ホリデー。日本人だけでなく、世界中の人が口を揃えて言うのは「ワーホリってなんて素晴らしい制度なんだ!」ということ。
世界を旅しようと夢見る青年の皆さん、せっかくなので就労と生活を経験してみるのはどうでしょうか?私は全力でおススメします!!
海外へ憧れていたり、何か新しい刺激を求めている皆さん、日本を離れて知る良さや海外の魅力など得られることは山ほどあります!
言葉にすると安っぽいかもしれませんが、この上ない1年になることは間違いありません。20代後半に突入した筆者の私も、まだ可能性があるので、いつか再びワーホリへ行くかもしれません。