ステンドグラスや装飾が美しい教会、歴史的な教会、謎が多く残る教会など、様々な教会が世界各地に点在しています。宗教に関わらず、旅行中に観光として訪れる方も多いと思います。今回は世界遺産に登録されている、教会を5つご紹介します。
サグラダ・ファミリア / スペイン
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スペインのバルセロナにあるカトリック教会で、有名な建築家アントニオ・ガウディの未完の教会です。1882年に着工され、現在も建設が進められています。2026年の完成が予定されています。日本人の彫刻家も建設に関わっています。
ラリベラの岩窟教会群 / エチオピア
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エチオピアの北東部の高原に、大きな一枚岩をくり抜いて造られたとても珍しい教会です。12〜13世紀にかけて、ラリベラ王の命令により建築され、11の教会が点在しています。聖ギルギオス教会は、十字架の形をしており有名な教会の1つです。
ベツレヘム降誕教会 / イスラエル・パレスチナ
1700年もの歴史を誇る世界最古の教会で、パレスチナのベツレヘムにあります。イエス・キリストが生まれたとされる馬小屋として使用されていた洞窟が祭られており、多くの巡礼者や観光客で人気の教会となっています。
木造教会群プレオブラジェンスカヤ教会 / ロシア・キジ島
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ロシアのオネガ湖に浮かぶキジ島に、1990年に世界遺産登録された木造の教会があります。高さ37メートルの木造で造られた教会は、釘を1本も使用しておらず、巧みなキジ島の職人により建設されました。ロシア独特な玉ねぎ型のドームが不思議な世界観を作り上げています。
ウルエスの木造教会 / ノルウェー
ノルウェー西部の丘の上に建てられた、木造の教会で1979年に世界遺産に登録されています。バイキングの建築法が用いられ、釘を使用せず1130年頃に建築されています。保存状態が良く、“女王”と称えられる美しい木造の教会です。