各国特有の食文化を否定しない!
それぞれの国に、それぞれの食文化が存在します。虫を食べる食文化もあれば、犬や猫を食べる食文化も広い世界には存在します。
日本人だって、世界の人々からすれば、「タコやナマの魚を食べるなんて…オカシナ人たちだ。」と思われているかも知れません。(実際に、「ナマの魚ってどんな味なの?」とよく尋ねられます。)
生理的、または感情的に受け付けることができない食文化もありますが、食文化を否定することは実はとても失礼なこと。嫌そうな顔や不味そうな顔で食べるくらいなら、ニッコリ笑顔で断るほうがよっぽどスマートに見えるかも知れませんね。
視線が合ったらまずはニッコリ★
シャイな日本人は、知らない人と目が合うと、「フイッ」と視線を逸らす方が多いですね。世界一周の旅に出ている時には、たくさんの人々と視線が合う機会があるでしょう。その度ごとに「フイッ」としていたら、「日本人って感じ悪いよね。」と思われる原因になってしまうかも。
ではどうすれば良いのかですが、他の人と視線が合ったらニッコリ微笑むか、挨拶をするのを忘れないようにしましょう。そうすれば、気持ちよく旅をすることができるハズですよ。
写真撮影は許可を取ろう
感動をカメラのファインダーに捉えようと、必死でカメラのシャッターを切ることもあるでしょう。
特に世界一周の旅ともなれば、写真をバシバシいっぱい撮って、旅の記念にされる方もおられます。しかし、ココでも注意したことがあります。
それは、「撮影してもいいですか?」と一言尋ねてみることです。
ちょっとしたことですが、被写体の側からしてみると、勝手に写真を撮られるよりもきっと気分はいいハズですよね?
日本の常識を押し付けようとしない
「日本では普通はこうするけどね!」「日本じゃ、そんなの考えられない!」が旅の間の口癖になっていませんか?世界一周の旅をするのであれば、日本の常識は懐にソッとしまっておきましょう。
世界一周をしている間は、郷に入らば郷に従えを実行するフリをしましょう。つまり、完璧にそこに国の人に同調する必要はありませんが、目くじらを立てて否定をするのも大人気ないもの。
ゴミのポイ捨てが普通の国などでは、それについてガミガミ説教を垂れるの逆効果。それよりも、「捨ててきてあげましょうか?」と声を掛けてあげるほうが効果があるかも知れませんね。
遺跡保護のため現地のルールに従おう
世界一周していると、世界遺産などを訪れる機会もあるでしょう。そんな時、ハイヒールや革靴など底が堅い靴で遺産を傷つけないように気をつけましょう。
また、遺産の見学には現地の宗教に基づいたルールがあることもしばしば。そんな場合には、自分のスタイルを貫くのではなく、きちんとルールに従いましょう。
値段交渉はほどほどにしましょう
旅人がぼったくられることはよくあることです。ここで言う、「値段交渉はほどほどに」とは、何も黙ってぼったくられなさいと勧めている訳では決してありません。そんな、外国人からぼったくる気満々の売り子さんは、丁寧にお断りをしましょう。
ですが、ケチケチし過ぎるのもマナー違反です。是非ともお互いが気持ちよく取引きできることを目指しましょう。自分が納得できる値段であれば、多少ローカル価格より高くてもOKするぐらいの気持ちでいたいですね。
まとめ
世界一周では、たくさんの新体験をすることができるでしょう。それをトコトン楽しむためには、大らかな心とマナーを守ることが大切なのではないでしょうか。