豚にナポレオンと名付けてはならない(フランス)
これは現在でも有効な法律で、豚に「ナポレオン」という名前を付けると不敬罪のかどで有罪になるそうです。
やはりフランスにとってナポレオンは英雄以外のなにものでもないんですね!
今ではほとんどのフランス人はこの法律を冗談だとみなしているそうで、現在でも有効と言ってももはや形骸化されてしまった法律だそうです。
執行期間中に大発明をすれば罪が軽減される(中国)
刑務所に服役している間、将来大きな利益が見込める発明をした受刑者には懲役刑が軽減してもらえるそうです。判決の半分に減らされるのがポピュラーだとか。終身刑が数十年の刑に減ったこともあるそうです。
犯罪を犯した人が半分の刑期になるほどの偉大な発明とは一体どのようなものなのでしょうか?非常に気になります。将来私たちの身近なところにつながる発明になっているかもしれません。
しかし若干、これでいいのか?っていう気がしないでもないですね。
泥棒の格好で出歩いてはならない(オーストラリア)
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泥棒の格好って何?と思ってしまうかもしれませんが、この法律の全文は”黒い衣服を着用し、フェルトの靴を履き、靴墨を顔につけて通りを歩いてはならない。なぜならこれは”泥棒の格好”である。
長いうえに意味が分かりづらい…。まず靴墨を顔につけませんよね。今時、全身黒ずくめの格好で通りを歩いていたら逆に目立つと思います。一つ思うのは、泥棒はわざわざ泥棒ってわかる格好をして往来を歩かないだろうに…ってことです。
国会議事堂のなかで死ぬことは有罪(イギリス)
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ご存じ、イギリスは王室国家です。なんでも国会議事堂で亡くなった人は国葬に処さなければならないので、それを防ぐための法律だとか。
しかし、死は予測つかないものである上に亡くなった方をどうやって裁こうというのか。いろいろ突っ込みどころが満載の法律。
イギリスのテレビ番組で、視聴者に「ヘンと思う法律」のアンケートを取った結果、ダントツ1位がこの法律でした。
ほかにも、「妊婦はどこでも用を足してよい、たとえそれが警官のヘルメットの中でも」「クリスマスの日にミンスパイを食べるのは禁止」など、いろいろな変な法律がたくさん。
それで犬をおとなしくできると判断した場合、警官は犬を噛んでもいいものとする(アメリカ・オハイオ州)
ん?と思わず理解に苦しんでしまう法律。噛むのは犬ではなく警官か!と一瞬驚きますね。たぶん噛んだところで犬はおとなしくならないと思いますが…。警官が犬を噛んでいる状況を想像するとすごくシュールですね。
しかし、警官が犬を噛まなければならない事態とはいったいどのようなものなのでしょう。
知って損はナシ!世界のびっくり法律
いかかでしたか。みなさんの法律のイメージが少し変わったんじゃないでしょうか?海外旅行に行く際は事前にその国の法律について知っておくといいかもしれないですね。