世界中に友達が欲しい!世界中から集まって出会った人と仲良くなりたい!そう思う人も多いのではないでしょうか。旅や留学は、まさに現地の人や仲間と急接近できる大きなチャンス。そのチャンスを掴むにはみんなが集るお酒の席を利用するのも大アリだと思うのです。
ロサンゼルスで1年、マカオで2年海外生活を経験した筆者も当時は、仲間で集まると必ずといって始まるのがパーティーゲーム。盛り上がった後には友人も増え、語学も上達といいこと尽くしです!
そこで、今回は英語と中国語のゲーム、そして、国籍関係なく遊べる日本のゲームをご紹介します。はじめに言っておきますが、くれぐれも飲み過ぎないように!そしてお酒がなくても充分楽しめますので、ご安心を。
英語編① Beer Pong
アメリカで人気のゲームですが、ほぼ言葉関係なく遊べるところもビアポンの魅力。
ルールを簡単に説明すると、ビールの入ったコップを並べ真ん中に線をひき、相手側のカップの中にピンポンボールを入れるだけ。
入れられた側はその入ったコップのビールを飲まなければいけません。(入ったコップとその周り全部、という過激なルールも存在します。)
なんと、日本ビアポン協会というのも存在するので、詳しいルールはこちらから見ることができます。
英語編②Never have I ever
photo by pixta
ちょっと英語の難易度は上がりますが、もう一つ定番のゲームが”ネヴァーハブアイエヴァー”
日本語に直すと、”私は今まで一度も◯◯したことない”ゲーム。
3人以上のグループで行います。大勢でもできるのがこのゲームの楽しいところ。
ルールは簡単で、プレーヤーは順番に、自分が今までに経験したことのないことを言っていきます。例えば…
“Never have I ever tied bungee jump”
私はバンジージャンプをしたことがありません。
“Never have I ever lived in L.A”
私はロサンゼルスに住んだことがありません。
相手が”未経験”で、自分が”経験済み”のことがあれば、1ポイント自分で数えます。指を折っていくのが全員からもよく見えるので簡単です。
3ポイント(または5ポイントの時もあり)溜まってしまったプレーヤーは飲む、もしくは罰ゲームとなります。
ゲーム序盤のコツは、できるだけ自分以外の多くの人が当てはまりそうなことを選ぶこと。
例えば、2番目の文の”ロサンゼルスに住んだことがない”は、自分が旅で訪れているだけなら、現地の人は全員当てはまってしまいますね。ゲームが進むにつれて、また相手のことをよく知れば知るほど、集中攻撃もできちゃいます。
初対面でも、仲良しでも、意外な経験が聞けちゃうので、盛り上がりますよ!
英語編③Truth or Dare
photo by pixta
よく罰ゲームにも使われるのがこの”真実(truth) or 挑戦(dare)”です。
例えばゲームで負けた相手に対して、それ以外の人が” Truth or Dare?” と質問します。負けた人はどちらかを選ばなければなりません。
Truth を選んだ場合、周りの人はその人に対して質問します。
相手は絶対に答えなくてはならないので、その質問は答えにくいもの、恥ずかしいもの、または相手が秘密にしていることがいいのです。例えば…
” Which one of us would you chose to be your girl friend?”
この中で彼女にするなら誰?
“What was the worst thing you did when you get drunk?”
酔っ払ってした最低なことは何?
などなど、挑戦を選ばなかったくらいですから、質問する人は、思いつく限り答えにくいものを選びます。
Dareを選んだ場合は、周りの人からの挑戦を受けます。つまり、周りの命令に従うということです。例えば…
男の子に対して”Pait your finger nail pink ”
手の爪にピンクのマニキュアを塗って。
女の子に対して” Draw mustache on your face and take picture”
顔にヒゲを描いて写真を撮って。
などなど、罰ゲームの可能性は無限大です。写真のようなサイコロを使うこともあるみたいです。
ただし、人を傷つけるようなことはくれぐれもしないように!
わかりやすくて、可愛い動画があったので、ご紹介します。
中国語編 吹牛(チュイニュー)
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中国全土で楽しまれているサイコロを使ったゲームです。要するに”嘘つきゲーム”でトランプのダウトにも似ています。
プレーヤーは各自、カップの中でサイコロを振り、そぉっと覗く…。そして、全体でサイコロの目が合計何個あるのかを当てていきます。
相手の言う数が嘘だと思ったら、”開(カイ)!”と宣言します。このとき自分の手持ちと合わせて、相手の宣言数より下回っていれば勝ちです。
相手の宣言数と同数もしくはそれ以上あれば負けとなります。(詳しいルールはこちらをご覧ください。)
中国語といっても大人数でやらない限り、数字がせいぜい10まで言えれば大丈夫。しかも、手の指を使いながらやるので、中国語に自信がなくても大丈夫。
指で数字を示す時、日本とちょっと出し方が違うのものあります。
上の写真のように、親指と小指だけを出して手を握り、アロハみたいな形にするのが”6”。親指と人差し指、中指をつまむようにしてくっつけるのが”7”などなど…。
地域によって少し違ったりもするのですが、見ながら教えて貰えばすぐに覚えることができますよ。
だんだん白熱してくるのがこのゲームのいいところ。中国のバーなどでガラガラ音が聞こえたら、サイコロゲームをしている合図です。
日本語編 あっちむいてホイっ
今度は日本のゲームを広めちゃいましょう!筆者がこれまで経験した中で、一番簡単で、盛り上がるゲームのひとつに”あっちむいてホイっ”があります。
ルールはご存知かと思いますが、どうやって説明するか…。一番早いのは、例をやって見せることです!
それでも不安という方のために、少しだけ英語で説明しますと、例えば…
First, play “Rock, scissors, paper”
はじめにジャンケンをします。
Then, the winner points out UP, DOWN, RIGHT, or LEFT
次に勝った人が上下左右どこかを指さします。
At the same time, the looser turns his/her face towards UP, DOWN, RIGHT or LEFT
それと同時に負けた人も顔を上下左右どこかに向けます。
Do these movement after saying ” Acchi muite hoi! (or 1,2,3!)
この動きは”あっちむいてホイっ(もしくは、1、2、3!)の掛け声のあとに行います。
Continue this until they point out the same direction.
これを両者が同じ方向を指すまで続けます。
筆者は敢えて”あっちむいてホイっ”を日本語のまま使ったりもします。
そうすると、上手く言えないまま勢いで言うので、なんとも面白いフレーズができあがったりするのです。
もちろん、1、2、3!などに言い換えてあげても大丈夫。ジェスチャーだけでも伝わるゲームなので、どの国籍の人とも遊べちゃいますね!
まとめ
中国語編で紹介したように、まずは数字から語学を覚えるのもいいですし、ゲームをすると何度も同じ単語やフレーズを繰り返したりするので、自然と語学が上達しているなんてことも!
また、日本のゲームを紹介して、日本のことに興味を持ってもらうきっかけにもなれば、素敵ですよね。
これであなたも、世界中で人気者になれるかも!?