小杉の大杉
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

山形県は松尾芭蕉が「奥の細道」の行程の三分の一を費やし、その旅は「出羽三山」を目指した心の旅とも言われ、古くから信仰の地として人々を引きつけてきました。芭蕉の足跡が随所に見られる山形県の絶景をご紹介します。

*編集部追記
2015年10月公開の記事に、新たにスポットを追加しました。(2018/1/5)
「365日 日本一周 絶景の旅」掲載の絶景を追記しました。(2018/07/04)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@ztabippo.netまでご連絡ください。

山形に行ってみての感想

photo by pixta
山形は自然がとても豊かで、年間を通して楽しめる絶景スポットが数多くあります。全国から多くの観光客が訪れる山寺立石寺、樹氷とスキーで有名な蔵王、日本百名山に選ばれた月山など、見るものを虜にする自然風景は、山形の確かな財産と言えるでしょう。

山形の人は親切な人が多いので、困ったことがあれば頼んだりお願いしたりできる関係ができています。道ですれ違った近所の人とあいさつを交わしたり、野菜やお菓子をおすそわけしたり、こんなことが日常茶飯事です。

また日本海側では新鮮な海の幸、山側では蕎麦や芋煮など山の幸が楽しめるので、グルメな旅をするのにもおすすめな場所です。

以下は、山形の絶景スポットの紹介です。(前半はPAS-POLの書籍「365日 日本一周 絶景の旅」の掲載部分になります。掲載内容は書籍とは多少異なります)

銀山温泉

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大正時代にタイムスリップ。

日本三大銀山として栄えた延沢温泉に由来する、東北の温泉街。銀山川沿いにある大正から昭和初期に建てられた木造の建築がガス灯で照らさる光景は、情緒たっぷりだ。

立石寺

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芭蕉が愛した寺。

松尾芭蕉が「閑けさや 岩にしみ入る 蝉の音」を詠んだ立石寺。1,000段を越える階段を登り景色を眺めると、周囲の山々とミニチュアのような門前町の絶景が広がる。

■詳細情報
・名称:宝珠山立石寺
・住所:〒999-3301 山形県山形市山寺4456-1
・アクセス:・山形駅自動車で30分、JR仙山線で20分・山形空港自動車で30分
・公式HP:http://www.rissyakuji.jp/

天童紅花まつり

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オレンジ色の花畑。

松尾芭蕉がこの地で紅花の句を読んだことにちなんだ紅花まつり。約7万本の紅花が咲き誇り、オレンジ色にあたりを染める。美しい紅花畑を前に、あなたも一句詠んでみて。

月山

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雪の残る緑の山。

山開きしたばかりの7月の月山は、緑の山肌のなかに溶け残った雪が白く輝いている。8月にかけてはコバイケイソウも見頃を迎え、穂先に美しい白い花を咲かせる。

丸池様

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驚異の透明度。

鳥海山の湧き水をたたえ、この土地の人々からの信仰を集める聖なる池、丸池様。エメラルドグリーンの水中に倒木がはっきりと見える透明度には驚きを隠せない。

山形県旧県庁舎

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対象モダンのシックな洋館。

たった15年しかなかった大正時代の洋風建築を代表する貴重な遺構。英国近世復興様式を用いた建築で、花崗岩の外壁や内部の天井に施された花飾りは、重厚ながら華やかだ。

最上川

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こたつから見る雪景色。

日本三大急流のこの川で外せないのが、12kmを1時間かけて下る、水流任せの舟下り。こたつ舟から眺める、霧が立ち込めた風情のある雪景色は、水墨画の世界を思わせる。

■詳細情報
・名称:最上川
・住所:〒999-6401 山形県最上郡戸沢村大字古口86-1
・アクセス:・山形空港から車で80分・新庄駅から古口駅20分
・公式HP:http://www.blf.co.jp/

こちらから以下は「365日 日本一周 絶景の旅」に載っていないスポットです。

山形蔵王

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山形蔵王温泉スキー場のリフトに乗ると、有名な樹氷原を上から眺めることができます。スキーで樹氷の間を滑り降りることもできます。夜間はライトアップも行われているので、1~3月は万全の防寒体制で樹氷を見物するようにしてくださいね。

また、蔵王温泉は「奥羽三高湯」の一つに数えられ、強い酸性の硫黄泉には皮膚への効能があります。

■詳細情報
・名称:山形蔵王
・住所:〒990-2301 山形市蔵王温泉229-3
・アクセス:・山形駅 バス45分 ・東北自動車道 山形蔵王I.C.から30分
・公式HP:http://zaoropeway.co.jp/

霞城公園

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山形は関ヶ原の戦い後、最上義光の代に大大名となり、実質100万石の城下町として栄えました。そののち最上氏は改易となり、鳥居氏が入部します。鳥居氏は本丸・二の丸を改築しました。

現在の二の丸は鳥居氏の遺構とも言えます。春には桜の名所となる霞城公園。石垣の美しさと共に楽しめます。

■詳細情報
・名称:霞城公園
・住所:〒990-0826  山形市霞城町1-1
・アクセス:JR山形駅から徒歩10分程度
・公式HP:http://kankou.yamagata.yamagata.jp/db/cgi-bin/search/search.cgi?panel=detail&d01=877
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