「田舎フリーランス養成講座」で身につける、世界のどこでも食べていけるスキル【山口拓也・前田塁対談】

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“田舎フリーランス”として働くメリット・デメリット


 

前田:田舎でフリーランスとして働く……憧れる人も多いと思うけど、改めてメリットを挙げるとしたら?

山口:まずは何より、場所にとらわれない働き方を実現できることだよね。僕自身、田舎に住んでるんだけど、まったく問題なく仕事してるから。

前田:それがやっぱり一番だよね。そういえば、前に「なぜサラリーマンは会社に行きたくないのか」という調査を見たことがあるんだけど……その調査によると、会社に行きたくない理由の第1位は「満員電車が嫌だから」。決して仕事や会社が嫌いなわけではないんだよね。

山口:なるほど。満員電車に乗る必要がないのは、田舎フリーランスの大きなメリットだよね。

前田:でも結局、打ち合わせのために都内に出ていくことにならない?

山口:よく言われるけど、そうでもないんだよね。ほとんどの打ち合わせはオンラインで十分。どうしても対面で話す必要があるにしても、週1回くらい。

都内の企業でも、まだまだ打ち合わせのオンライン化は進んでないよね?

前田:そうなんだよね、まだまだだね。ただ、オンラインで打ち合わせできるかどうかって、企業体質ではなくてその人の実力によるんじゃないかと思ってるんだよね。

大阪ガスで働いていたときに営業成績トップだった先輩は、まったく外回りに行ってなかった。ずっとデスクにいて、電話で打ち合わせしてて。最初は足しげく客先に通ったはずだけど、やがて電話1本で受注できるほどの関係を構築したんだろうなと。

山口:なるほど。そう言われると納得だね。


 

前田:池ちゃんは、オンラインで打ち合わせするときに工夫してることってある?

山口:うーん、意外と対面の打ち合わせと変わらないかな。前もってアジェンダを送ることと、終了時間を決めておくことくらい。

個人的には、オンラインだからと構えないほうがいいと思ってる。電話と同じような感覚で、もう少しラフに打ち合わせできればいいのかなと。

前田:なるほど。たしかに、電話くらいのノリでできればいいよね。打ち合わせのために外出しなくて済むっていうのも、田舎フリーランスのメリットだね。

山口:そのとおり。他にも、家賃をはじめとする物価が安い、自然豊かでごはんがおいしいなどなど、メリットたくさんだね。

前田:実際、講座受講者が心配してるのはどんなこと?

山口:ずばり「食べていけるかどうか」。でも僕は、仕事があるかどうかは環境によって決まるのではなく、自分の実力次第だと思っていて。都会には仕事がたくさんあるけど、その分、優秀なライバルがひしめいてもいる。だから実際のところ、競争率は変わらないと思うんだよね。

東京にいると、選択肢と機会は増える。でもそれよりも、チャンスをつかみ取る実力のほうがずっと重要じゃないかな。

 

「田舎フリーランス」というコミュニティの存在意義


 

前田:僕がフリーランスの人と接していて感じるのは、彼らは常に孤独だということ。その点では、田舎フリーランスのみなさんはどう?

山口:田舎フリーランスは、講座受講生のコミュニティができあがってるし、コワーキングスペースに通う人も多くいる。決してさみしさを感じることはないし、自分より優れたスキルを持つ人にいつでも質問できる贅沢な環境なんだよね。

Twitterでのやり取りも活発。一昔前だと、わからないことがあっても誰に聞いていいのかわからなかったけど、いまならTwitterで何でも相談できるし。

前田:なるほど!僕たちがTABIPPOをはじめた理由と似てない?当時、世界一周している人なんてほとんどいなくて、誰にも質問できなかった。そういう人たちを救いたいという思いから立ち上げたんだよね。

最後の質問だけど、今後フリーランスとして活動していきたい人が、いなフリに参加する前にしておくべきことってあるかな?

山口:「予習」だね。Webを使ってある程度学び、そこで生まれた不明点を講座で質問すれば、効率的に学習できるから。

前田:予習するとなると、「わざわざ講座に出る必要はない」ってならない?

山口:自習だけで終わらせず、対面の形をすすめる理由は2つあって。

まず、自習だけでは自分に必要なスキルを身につけにくいから。たとえばWebデザインはオンラインだけでは学びにくいものだし、コーディングを学ぶなかで生まれた疑問点を本で調べようとすると、最初から最後まで読み通さなければならない。自分にとって必要なスキルをダイレクトに身につけることって、けっこう難しいだよね。

もう1つが、講座で幅広いスキルを身につけられるから。いろいろ勉強してみないと、自分に合ったスキルがどれなのかわからない。講座で幅広くチャレンジしてみて、そのなかから自分が得意なものだけを極めていけばいいと思ってます。

前田:いなフリがそのきっかけになるといいよね。いけちゃん、ありがとうございました!
 


 
写真提供:山口さん

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WRITER

西嶋結
アクティブ系引きこもり
編集の仕事をしています。2012年に半年間の旅行を経験し、現在に至るまで訪れた国は50か国とすこし。日本では積極的に引きこもっています。本好き。

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