ライター
MAYU フリーライター

和歌山を拠点に旅するフリーライター。枕が変わると寝れない極度の心配性ですが、行動力と直感はピカイチです。アジアを放浪中、インドにどハマりし宗教や文化に興味を持つ。

こんにちは、フリーライター高野麻由です。

最近は自宅で過ごすことが増え運動不足になりがちで、オンラインで初めてヨガにチャレンジしてみた!という方も多いのではないでしょうか?

前回の記事では、インドでヨガを取得した様子やメリット・デメリットをご紹介しました。今回は、実際にインドではどんなふうにヨガを受けられるのかや、ツアーに参加せず現地で参加申し込みできる、おすすめヨガスポットをご紹介していきます。

人生に一度は受けてほしいインドのヨガレッスン


運動が苦手な方や、体が硬くて心配な方でもチャレンジしやすいヨガ。マットとのびのび体を伸ばせる場所さえあれば、場所問わずできる身軽さも魅力の一つです。

皆さんがよく見る、ヨガ講師を筆頭にポーズを取ったり、瞑想をしたり、呼吸を整えるヨガ風景。このスタイルは世界共通でどこの国でも同じです。ただ、やっぱりヨガに興味を持ったなら本場インドでレッスンを受けてみたくありませんか?


わたし自身も数回教室に通っただけの初心者ながらインドへ渡航し、アシュラム(自分と向き合い、瞑想の日々を送ることができる施設)に滞在しながら資格を取得しました。

その後もインドを旅しながら、通訳なし、英語も現地語もわからない、ツアー参加なしの飛び込みでヨガを受けてみました。

インドでは「今から行きたい!」と思えば気軽に参加できるヨガが至るところで開催されています。予約なしOK!飛び込み(その時々による)でもOK!というフランクさもインドならでは。

ヨガに明け暮れるために訪れた場所、ハリドワール


わたしがインドでヨガをするため渡航した先は、ヨガの聖地リシケシュの隣町・ハリドワール。リシケシュは人がごった返していて、ザ・インドという雰囲気ですが、ハリドワールは穏やかで過ごしやすい街です。

世界中から集まった生徒と、アシュラムで1ヶ月共同生活をしました。毎日のスケジュールはほぼ同じで、ざっくり哲学・ヨガ・瞑想を繰り返す日々。授業は英語ですが、通訳の先生が滞在したためとっても助けられました。


オンラインが復旧したことで、渡航せずにオンラインでヨガ資格を受講することも可能ですし、講師とZoomで繋がり、ヨガをすることも可能です。

ただわたしは、「環境」にこだわりました。どうしても異国の地インドで生活してみたかったから、そして、日本を離れ環境を変えて学んでみたかったからです。

滞在したアシュラムは宿泊施設と観光地が同じ施設だったため、現地の観光客も多くいました。写真撮影が始まるとたちまちインド人に囲まれる、授業を受けていると外から大音量で音楽が聞こえる、毎日壁を走り回るヤモリにビクビクする……そんなことも今ではいい思い出です。

インドでヨガをするならここ!おすすめスポット3選


アシュラム生活を終え、のんびりインドを旅しながらホテルの部屋やゲストハウスの屋上でヨガをしたり、現地のヨガに参加したりしてみました。

日本でも同じですが、インドにもたくさんヨガ教室があり、どこにしようか迷うはず。そんな方におすすめする王道スポットや、ちょっと冒険して参加できるスポットをご紹介します。

①迷ったらここ!ヨガの本場・リシケシュのアシュラム


リシケシュはヨガの聖地として有名で、インドだけでなく世界中からヨガの講師や生徒達がリシケシュをやってきます。

リシケシュをおすすめする理由は、世界中からたくさんの人が集まるので、日本人の先生や、通訳ができる方に出くわす可能性が高いということ。

とはいえ、英語がまったくわからない方でも、ヨガではあまり難しい単語を使いませんし、ジェスチャーで伝わることがほとんどなので、気軽に参加することができます。

②冒険にチャレンジ!ガンジス川のほとりでヨガに参加してみる


首都デリーから南に下り、インドの神様・シヴァの聖地といわれるバラナシ。観光客は、デリーからバラナシに向かうルートを組む方が多いのではないでしょうか?

バラナシにあるガンジス川には、世界中から訪れる観光客に負けないほど、インド全土からもガンジス川を求めて人が殺到します。


そんなガンジス川のほとりで講師と生徒がマットを広げてヨガをしている光景が!ガンジス川を目の前にググッと背を伸ばし、とっても気持ちよさそうにしています。

なかなか「参加するぞ!」と飛び込むのはハードルが高いですが、現地のインド人とのスキンシップも楽しいですし、開放的なガンジス川でヨガをするなんて贅沢な時間ですよ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。

③ゲストハウスに滞在するゲストや講師を見つける


上記で紹介した2点は旅慣れしていないと不安な方もいますよね。ただでさえハードルが高く思えるインドなのに、ヒョイっと参加するのはさらに勇気がいるもの。

そんなときは安心・安全な日本人宿に宿泊し、ゲストの中でヨガ講師をしている方やヨガが好きな方を探すのも一つの手。

インドの建物は屋上があることが多く、洗濯物を干したりヨガをしたりする広いスペースが確保されているものがほとんど。みんなと一緒にすると楽しいですし、インドという空間でヨガをするのも新鮮。

ゲスト同士の交流にも繋がるので、いろいろな方に声をかけてチャレンジしてみてくださいね。

インドでヨガを受けて気付いた環境の大切さ


日本でも受けられるヨガレッスンですが、実際にインドで受けてみると、「環境の大切さ」にも気付けました。

ヨガ哲学の講義中、講師に「インドに来た自分を受け入れることが大切です」と言われたことがありました。ヨガをするためにインドに行く!と飛び込んだ自分の判断に後悔はありません。

環境を変えてヨガを学び、日本では見られない景色や音を楽しみながらヨガをするのは刺激にもなりますし、とっても楽しい時間ですよ。

少しでもインドでヨガやってみたいな〜と思う方の参考になれば幸いです。

All photos by shutterstock

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和歌山を拠点に旅するフリーライター。枕が変わると寝れない極度の心配性ですが、行動力と直感はピカイチです。アジアを放浪中、インドにどハマりし宗教や文化に興味を持つ。

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