ジンバブエの治安
私が滞在していたときには治安の悪さを感じるような出来事はありませんでした。が、人気の少ないところや夜間の暗い道を通るのは避けたほうが吉です。
コンビタクシーの中でもぐったりと寝てしまわないように注意が必要です。一般的な海外旅行と同じように、チャックのついたカバンを持つ、高級品を身に着けないようにする、などスリ対策には気を配っておきましょう。
ジンバブエの物価
首都ハラレの一般的なレストランでは、日本と同じくらいの相場。夕食だと一食1,000円ほどかかります。
スーパーでは輸入品が多く並んでいることもあり、クッキーがひと箱300円近くするものも!価格の幅が広いので、棚から商品をとるときは値段のチェックを忘れずに。
全体的な印象として、南アフリカ共和国と比較して1.3倍ほど高い印象でした。南部アフリカのなかでも1,2位を争う物価の高さだと思います。
ジンバブエの美味しかった料理や食べ物
photo by Ryo Kitamura
ジンバブエ人の主食は、サザ。
メイズと呼ばれるトウモロコシを粉末にして、水とよくこねた食べ物がサザです。東アフリカやアフリカ南部で主食とされているウガリ、パップ、シマと似たような食べ物。
日本でいうお米のように、お肉や野菜をおかずにしてサザを食べるのですが、サザでおかずをつかみながら食べていくのはなかなか一苦労でした。笑
現地の人たちは手づかみで食べていきますが、店員に頼めばフォークやスプーンを用意してもらえます!
ジンバブエのエンターテイメントやアクティビティ
photo by Ryo Kitamura
首都ハラレからコンビタクシーで1時間ほど北に移動したところにドンボシャワ(Domboshawa)と呼ばれる大きな一枚岩の丘があります。標高は1,541m。
景色もよく登りごたえのある丘なので、ハイキング好きの方はぜひ挑戦してみては!頂上で寝そべってみるのも気持ちが良いですね。
ジンバブエのナイトライフ
首都ハラレの周辺には、朝方まで営業しているナイトクラブが何店舗かあるようです。
ジンバブエの夜の雰囲気を味わってみるのもよいですが、夜道は歩きすぎないように注意しましょう!
ジンバブエのお土産
photo by Ryo Kitamura
ジンバブエといったら…やっぱりかつて話題になったジンバブエドル札!すてきなハンドメイド雑貨や工芸品もお土産にぴったりなのですが、話題性で選ぶとしたらやっぱりコレ。
お土産さんで、当時通貨として出回っていたジンバブエドル札を購入することができます。
0の数が多いほど希少価値(人気)があるそうで、100兆ジンバブエドル札を見つけるのはなかなか難しいです。一生懸命探せば、掘り出し物のお札が見つかるかも…!値段は10~15ドル前後。当時より価値があるというのは少し複雑ですね….苦笑
ジンバブエのビザ
観光ビザはUS30ドで、滞在期間は30日間です。
ヴィクトリア・フォールズ滞在中にザンビア側やチョベ国立公園(ボツワナ)に行く予定であれば、入国時にKAZAビザを取得しておくことをお勧めします。
ジンバブエの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:ハラレ
通貨:USドルとボンド・ノート
言語:英語,ショナ語,ンデベレ語
面積:38.6万平方キロメートル
人口:1,560万人(2015年:世銀)
宗教:キリスト教,土着の伝統宗教
時間帯:日本との時差は-7時間
気候:亜熱帯地方
ジンバブエへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、アジアやヨーロッパの主要都市で乗り継ぎ。
ジンバブエにある有名な世界遺産
ヴィクトリアの滝
ザンベジ川の途中で噴煙をあげる巨大なヴィクトリア滝。滝周辺には七つの渓谷がありますが、最初の渓谷はほぼ滝の幅と同じ長さがあり、そこから垂直に落下していく大量の水は圧巻です。
2月から5月にかけての満水期を迎えると、噴煙は時に800メートル近くにもなります。この大自然が生み出す絶景は、1989年に世界自然遺産に登録されました。
カミ遺跡群国立記念物
花崗岩を加工した煉瓦状の石材によって築かれた建造物が残るカミ遺跡。この一帯は、15世紀半ばから17世紀までトルワ王国の首都として機能していました。
中国産の青磁や白磁、陶磁器、ビーズや金製品などが出土しており、出土品から遺跡が繁栄した時期が推察されました。1986年より、世界文化遺産に登録されています。
マナ・プールズ国立公園
ザンベジ川下流にある氾濫原で、雨季の度に一面が湖のようになります。湖が乾いていくごとに水を求める大型動物が集まってくるため、アフリカ屈指の狩猟地のひとつとなってきました。
一帯にはマホガニー、エボニー、バオバブなどの森林が育ち、カバ、バッファロー、ゾウ、ワニなどの大型哺乳類が生息しています。1984年に世界自然遺産に登録されました。
最後に一言
photo by Ryo Kitamura
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Skyscannerなどの大手サイトでも検索に出てこない場合があるので、その場合は、航空会社のWebサイトに直接アクセスしてみてください。