みなさんはヨーロッパにあるアルバニアという国をご存じでしょうか?そもそも「これは国なの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし実はアルバニアは、日本とある共通点があるんです。ヒントは「江戸時代」、「日本の外交政策」。そう、この国はなんと、日本と同じく鎖国をしていたのです(約20年前まで)。今日はそんなミステリアスな国アルバニアの魅力を4つ紹介したいと思います。
*編集部追記
2015年2月公開の記事に、新たに追加しました。(2018/08/20)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
アルバニアで観光する際のアドバイス
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バルカン半島というと紛争のイメージが強いのですが、アルバニアの政情は落ち着いていて、治安も比較的安全です。また物価はヨーロッパ最貧国と言われるだけあり激安です。首都ティラナでも、飲料水は500ミリが40円、食事も1日1500円あれば十分に賄えます。衛生面も生物(なまもの)だけに注意すれば、特に気にする必要はないでしょう。
ヨーロッパの最貧国と呼ばれていた国に到着
photo by shutterstock
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入国し、最初の都市シュコドラに到着したとき、私は早くも衝撃を受けました。そこでは未舗装の道路に基礎がむき出しの建物、まるで学校で習った数十年前の日本のような光景を見ました。
しかもWi‐fiという言葉も通じず、町全体の衛生状態も良いとはいえず、これからどんな旅になるのか少し不安になりました。しかしそれと同時にこの未知の状況にこれまでにないワクワク感も感じられました。
アルバニアの物価事情
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シュコダルに着いた翌日、私は長距離バスで首都ティラナに向かいました。その際の運賃が80キロで約300円。や、安い!アルバニアは本当にヨーロッパなのか、というくらい物価がとにかく安いです。
首都ティラナでも飲料水は500ミリが40円、食事も1日1500円あれば賄えました。ただ貧国にも関わらず、見渡す限りベンツ車しかない光景には驚きました。みんなベンツ乗ってるんです。こんなギャップをみつけるのも旅の楽しみですね。
世界遺産「千の窓の家」
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首都ティラナから南下し、地方都市のベラトへ『千の窓の家』と呼ばれる世界遺産を見にいきました。家々の壁一面にズラリと並ぶ長方形の窓、圧巻でした。
また、川を隔てて対岸にはドラクエに出てくるような家や光景が広がっており、冒険にでたくなるような光景に思わずワクワクしてしまいました!