編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

青森県は自然豊かな人気の観光地です。温泉や歴史的な遺産も多く、とっても魅力的な所ですね。ここでは、そんな青森県のオススメの絶景をご紹介します。

本記事では、PAS-POLの書籍「365日 日本一周 絶景の旅」に掲載されている青森の絶景を含む、全16ヶ所をご紹介します。

*編集部追記
2015年6月公開の記事に、新たにスポットを追加しました。(2018/1/9)
2015年6月の記事に、「365日 日本一周 絶景の旅」掲載の絶景を追記しました。
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

青森に行ってみての感想

photo by pixta

世界遺産の白神山地、奥入瀬渓流や八甲田、上質な温泉など、豊かな自然が楽しめる場所として人気の青森。本州北限の地ならではの独特の風土、先人たちから守り受け継がれてきた文化や伝統など、青森には日本人の心を感じる、素晴らしい財産がたくさんあります。

私が青森を訪れたのは冬で、気温は非常に寒かったのですが、雪景色が美しく寒さすら忘れてしまうほどでした。冬の有名なお祭り「十和田湖冬物語」を訪れたのですが、どこまでも白い雪と、幻想的なイルミネーションやライトアップが楽しめ、寒いけど冬に来て良かったと感じた記憶があります。

青森の人は口数は多くありませんが親切な人が多く、食堂やホテルなどではおすすめの観光スポットや料理などを教えてもらうことができました。

 

ベストスポット

photo by pixta

私がおすすめするベストスポットは、青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がっている広大な白神山地です。世界自然遺産にも登録されているほど素晴らしい自然は、言葉にできないほど雄大で美しく、夏は深い緑、秋には紅葉、そして冬には雪景色を楽しむことができます。

冬のアクティビティーとして有名な十二湖スノーハイクに参加すれば、静かで幻想的な雪山の中を散策することができます。静謐な森の中は、夏とはまた違った楽しみがあるので、冬に青森を訪れるならぜひ参加してみてください。

以下は、青森の絶景スポットの紹介です。(前半はPAS-POLの書籍「365日 日本一周 絶景の旅」の掲載部分になります。掲載内容は書籍とは多少異なります)

 

八甲田山の樹氷

photo by ケンタ/PIXTA

迫力のスノーモンスター。

気温-5℃以下の過酷な環境でしか生まれない樹氷。空気中の水蒸気や水滴が木々にぶつかり、それが凍って幾重にも重なってできるその姿は、さながら雪のモンスターだ。

■詳細情報
・名称:八甲田山
・八甲田ロープウエー住所:青森市寒水沢1-12
・アクセス:青森駅前JRバス8番、十和田湖行き乗車(所要時間約1時間)
八甲田ロープウェー駅前下車、料金1,070円 ※冬季は、酸ヶ湯温泉行き乗車になります。
・八甲田ロープウェーHP:http://www.hakkoda-ropeway.jp/

 

十和田湖のハスの葉氷

photo by なっちゃんパパ/PIXTA

凍てつく湖の芸術作品。

海抜400mにあるカルデラ湖。冬に湖が凍結すると、次第に溶けゆくなかでシャリシャリと音を立てて氷と氷がぶつかり合い、端がめくれ上がりハスの葉のような形になる。

■詳細情報
・名称:十和田湖
・住所:〒018-5501 青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486番地
・十和田ビジターセンターHP:https://www.facebook.com/vc.towada

 

驫木駅

photo by zzr/PIXTA

ただそこに駅がある。

待合室だけの木造の駅舎。単線の線路。目の前は日本海。ただそこに駅がある、それだけの場所。時が止まったよう一時を味わうことができるこの駅に、ぜひ降り立ってほしい。

 

青森ベイブリッジ

photo by Piith Hant/shutterstock.com

遊歩道から橋を見上げて。

橋脚やケーブルのAの形状は、青森の頭文字「A」とも囁かれる。車で一気に駆け抜けたり、下から見上げたり、夜のライトアップを楽しんだり、楽しみ方は様々。

 

弘前さくらまつり

photo by Masayuki Kawamura

夜桜と花筏。

弘前城の壕を埋め尽くす桜。夜風にひらひらと舞う花びらが水面に映し出された花筏の眺めると、「桜は散り際が美しい」とは、ここのためにある言葉に思えてくる。

 

鶴の舞橋

photo by Ryo Nakamura

橋も自然の一部のよう。

全長300m日本一長い三連太鼓橋。橋を映す湖面は、欄干に灯りがともる日没後に一層の絶景となる。ホタルのように湖に揺れる光を眺めながら、穏やかな空気を味わおう。

 

白神山地の青池

photo by Takuji Nomura

奇跡のブルー。

吸い込まれるような青い水面に周りの木々が映り込む景色が楽しめる、青池。ほとりから眺める池はどの瞬間も美しく、見飽きることない景色に心を奪われてしまう。

■詳細情報
・名称:白神山地
・白神山地ビジターセンター住所:〒036-1411 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1
・アクセス: 東北道大鰐弘前ICから県道28号経由1時間
JR弘前駅から徒歩4分の弘前バスターミナル→
弘南バス田代行き50分
バス停:西目屋村役場前下車、徒歩5分
・白神山地ビジターセンターHP:http://www.shirakami-visitor.jp/index.html

 

青森ねぶた祭り

photo by abe manami

エネルギッシュな夏の祭典。

参加者・見学者が300万人を超える日本を代表する祭り。歌舞伎や神話を題材にしたねぶたが街を進み、ハネトと呼ばれる踊り子が跳び回る。東北の短い夏を全身で感じよう。

 

仏ヶ浦

photo by 安ちゃん/PIXTA

極楽浄土の岸辺。

力強く彫られた彫刻のような岩がいくつも立ち並ぶ。如来の首、十三仏観音岩、蓮華岩など、仏にまつわる名がつけられたこの場所にいると、極楽浄土に迷い込んだ気分になる。

■詳細情報
・名称:仏ヶ浦
・住所:〒039-4712 青森県下北郡佐井村長後字縫道石地内
・アクセス:東北自動車道青森ICから約3時間30分
JR下北駅から車で約1時間30分
・公式HP:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000057.html

 

蔦沼

photo by Yuko Okawara

息をのむシンメトリー。

秋の蔦沼では、朝日が昇り太陽が水面を照らすと、ブナの葉の色がくっきりと映りこみ、上下シンメトリーの絶景が現れる。この色合いは、燃え上がるという言葉がぴったりだ。

編集部

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