ライター

大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪  「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」

こんにちは。写真家の上田優紀です。

5週にわたって知られざるフィンランド西海岸への取材の様子をレポートしてきましたが、最後にまとめとして今回の旅をダイジェストでご紹介したいと思います。

過去の記事でレポートしきれなかった場所もご紹介するので、新たな発見や旅のルート作りなどにも役立てていただけるとうれしいです。

 

1日目: スタートはヘルシンキから!

-0002

photo by yukiueda

-0009

photo by yukiueda

旅はヘルシンキから始まりました。この時期のヘルシンキは天気も良く、過ごしやすい気候で日本の梅雨から逃げるには最適かもしれません。

森のような公園や石畳の道路、可愛い雑貨屋さんが街には溢れており、歩いているだけでもスキップしてしまうようなところでした。

 

また、ヘルシンキの誕生日であるヘルシンキディにも参加できて、この街の人と触れ合ったり歴史について学べる機会にもなりました。

 

2日目: 世界一のジンを飲んで、世界遺産クヴァルケン群島へ

001A2561

photo by yukiueda

-0021_2

photo by yukiueda

ヘルシンキから北に電車で3時間ほど揺られてイソキュロという村を訪れました。

ここにあるキュロス蒸留所はまだできて2年目にも関わらず、世界一のジンを作ってしまうほどの名蒸留所です。

 

全て地元で取れる天然素材を使って酒造しており、創業者の一人でもあるミコさんの

「おいしいものは全て自然が作ってくれる。自然そのままの味を生かしたものを作っているから全世界の皆さんから愛されるのだと思います。」

という言葉が印象的でした。

 

イソキュロ村の後にし、クヴァルケン群島へバスを進めます。

クヴァルケン群島は世界遺産にも登録されており、今でも地面が動くリバウンド現象が起きていて、地球が生きていると実感できる自然好きには堪らない絶景が広がっていました。

 

3日目: どこか懐かしい田舎町クリスティーナとノールマック

001A3343

photo by yukiueda

歴史のある田舎町クリスティーナは美しい森と湖、木造建築の可愛い家など、子供の頃に絵本で見ていたあらいぐまラスカルやトムソーヤが出てきそうな場所でした。

正直、老後はここに住んでもいいと思えるくらい時間がゆっくり流れる素敵な街です。

 

ライター

大学卒業後、世界一周の旅に出発し、1年半かけて45カ国を周る。帰国後、株式会社アマナに入社。2016年よりフリーランスとなり、想像もできない風景を多くの人に届けるために世界中の極地、僻地を旅しながら撮影を行なっている。 近年はヒマラヤの8000m峰から水中、南極まで活動範囲を広めており、2021年にはエベレスト(8848m)を登頂した。 受賞歴 2017年 Canon "SHINES" 2017 品川一治選 書籍 2018年 写真集「Ama Dablam」 2022年 写真集「空と大地の間、夢と現の境界線 -Everest- 」 2022年 新書「エベレストの空」 写真展 2019年 キヤノンギャラリー銀座、名古屋、大阪 「Ama Dablam」 2020年 キヤノンギャラリー品川、大阪  「Manaslu」 2022年 代官山蔦屋書店「空と大地の間、夢と現の境界線 -EVEREST-」

RELATED

関連記事