外来語や新語、IT用語など、日本語には多くの外来語があります。しかしながら、カタカナ表記で使われている言葉が多いために、英語での発音の仕方を間違えて覚えてしまう方も多いです。
日本で何の気なしに使っているカタカナ英語は、実はネイティブの発音と全く異なることがあります。そこで今回は、間違えやすいカタカナ英語の発音を30選にまとめてみました。
*編集部追記
2017年1月に公開された記事に、新たに追記しました。(2017/06/16)
bag
《日》バッグ
《英》バァ(グ)
促音と呼ばれる日本語の小さい「っ」の発音は英語には存在しません。「バァ」という母音を残したまま、喉を締めずに軽く”g”を発音しましょう。
squirrel
《日》スクイーレル
《英》スクゥォロォ(ル)
日本人が苦手な”r”と”l”が隣接している難しい単語です。“l”は舌を前歯の後ろにつけ、”r”は舌をどこにも触れさせないようにして発音してみましょう。
marathon
《日》マラソン
《英》メラソォン
日本人がなかなか発音できない”th”の発音。上手に言うコツは、口を軽く開けて舌先を歯の間に軽く挟むこと!ぜひ試してみてくださいね。
anti
《日》アンチ
《英》エンタイ
英語での発音は「アンチ」ではなく「エンタイ」。「ア」と「エ」の中間のような音になるよう発音しましょう。
theme
《日》テーマ
《英》(空気を抜くスーの無音)イー(ム)
”th”は空気を抜くだけの音です。「テー」と発音しないように注意。
virus
《日》ウイルス
《英》ヴァィラァス
すっかり定着してしまった「ウイルス」という言葉。英語だと「ヴァィラァス」というまったく違う発音になるので注意です。
alcohol
《日》アルコール
《英》アルカホゥ
日本語では「h」を発音しませんが、英語では違うので気をつけましょう。「アルコール」と言っても通じませんよ!
chaos
《日》カオス
《英》ケイアス
日本語にも馴染んでいる「カオス」という言葉ですが、英語では「カオ」ではなく「ケイア」となるので注意。
career
《日》キャリア
《英》カリィア
「キャリア」というカタカナ発音ではなく、どちらかというと「カ」の音に近い発音です。
coffee
《日》コーヒー
《英》カゥフィ
日本人が発音すると「f」が「h」の発音になってしまい、なかなか理解されづらい単語です。「ヒー」ではなく「フィ」と言うようにしましょう。