英語学習
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

英語をもう一度学習しようと思い立つきっかけは様々ですが、英語に限らず、言語能力というものは、一朝一夕で身に付くものではなく、時間をかけて習得していくもの。

日々の忙しさのなかで後回しになってしまって、今まで何度もチャレンジしたものの、続かなかったという人も多いのでは?ぜひ一つずつステップを踏んで、学習を習慣づけていきましょう。

自分に合う学習方法を色々試しながら、モチベーションを上手に維持していくのがコツです。継続は力なり!

*編集部追記(2016/02/07)
2015年に公開した記事に新たに加筆しました。
2016年2月に更新された記事に、新たに4項目を追加しました。

 

英語学習を続けるためのアドバイス

英語をはじめとする語学学習で大切なことは継続すること。今日は2時間勉強、明日は0分のようなペースでは、なかなか身につきません。とは言っても、なかなか継続することは難しいものです。

まずは英語を勉強するための目的意識を持ちましょう。次に、継続するためのモチベーションアップが大切です。いろいろ工夫しながら継続させるのも、英語学習のコツと言えましょう。

 

おすすめの勉強方法

この中でおすすめしたいのが勉強仲間をつくること。英語は1人でも勉強できますが、やはり仲間がいると心強いです。勉強仲間をつくるのは意外と簡単。英会話をするイベントやサークルがあったら、積極的に参加してみましょう。きっと、英語の勉強を頑張りたい! という仲間に会えるはず。

お互いに英語の勉強だけでなく、いろいろ情報交換するといいでしょう。

 

1. 目的を明確にする

目的を明確にする

photo by U.S. Embassy Tokyo

「自分が英語学習をする目的は何か」は、はっきりしていますか?例えば、「半年後のTOEIC資格試験で、特定のスコアを取得する」、「E-mail・電話・プレゼンテーション能力を上げる」、「試験の予定はすぐにはないけれど、全体的に英語のブラッシュアップをしていたい」など、大まかなことで構いません。

 

2. 目標を定める

目標を定める

photo by shutterstock

次に、先ほど明確にした目的を達成する為に、もう少し細かく、’ある程度の期間の中で実現可能な目標’を、立てていきます。

TOEICでは、どのセクションを特にボトムアップする必要があるのか、自分の得手不得手を考慮して、パートごとに目標スコアと勉強する期間を決めることで、効率よく学習をすすめられます。E-mailや電話表現などは、ある程度定例表現ですから、本を一冊購入し、出てくる表現を練習することで、大きく力を伸ばすことができるでしょう。

特に、今のところ資格試験を受ける予定はないという場合は、色々選択肢も広がりますから、モチベーションの維持の為にも、海外旅行の英語を学ぶ等のテーマを決めて取りかかると楽しく学習できます。

スモールステップの目標を一つ達成したら、また次の目標をすぐに立てるようにすれば、モチベーションの維持につながります。

 

3. 自分の学習タイプを認識する

自分の学習タイプを認識する

photo by shutterstock

学生時代、コツコツ勉強するタイプだったでしょうか?短期集中型だったでしょうか?適度なペースメーカーとして、塾などに通う方が、自分に合っていたでしょうか?通信教育は、どのようなフォローがあれば続けられますか?自分の特徴を押さえておきましょう。

 

4. 自分の英語レベルを正確に把握する

自分の英語レベルを正確に把握する

photo by shutterstock

目標と自分のレベルの間にどのくらい乖離があるのか、正確に把握します。その結果、目標をさらに細かく何段階かにわけて、少しずつ達成していくことになるかもしれません。

英会話学校や通信講座では、開始前に詳細なレベルチェックが受けられるので、出来れば複数のチェックを受けてみましょう。オンラインや対面式など様々なスタイルがあります。客観的な立場から、効率的な学習のアドバイスをもらうことは非常に有益です。

 

5. 英語学習に割ける時間を作る

5. 英語学習に割ける時間を作る

photo by shutterstock

働きながら学習を続けて行くことは、まとまった学習時間がとりにくいため、思いのほか難しいことです。通勤時間や、朝一時間早く起きるなど、勉強に充てる時間を、確実に確保する工夫が必要になります。

ただ、無理すれば続きませんから、一週間単位くらいでフレキシブルに計画をたて、週末で調整する・好きな内容でいいので、毎日欠かさずiPodやYoutubeで30分は聞く、といったように、一日のなかで、英語に触れる最低ラインの項目も合わせて決めておくと良いでしょう。
続けやすい学習の共通点としては、「適度なペースメーカーがあること」「細切れ時間を有効活用すること」「金銭的に負担が少ないこと」「一つの方法にこだわり過ぎないこと」「精神的にリラックスして学べる環境があること」が挙げられると思います。また、一緒に目標を共有できる仲間がいるのも、とても心強いものです。

 

6. 定期的に試験を受ける

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photo by pixabay

定期的にTOEICや英検を受験することで、客観的に今の自分のレベルを知ることができます。前回受けた時よりどうだったか、どのパートが良くてどのパートが悪かったのか。試験を受けることで自分の弱点を見つけることが出来るので、その後の学習に役立てましょう。

3〜4ヶ月ごとに試験を受ける計画をたてると、自然と勉強の計画も立てられます。いつまでにこの問題集を終わらせよう、自分はこのパートは得意だから弱点の部分を重点的に勉強しよう、とマネジメントすることが大切です。

 

7. 常に教材を持ち歩く

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photo by pixabay

電車などのスキマ時間にも勉強に使える「プレイヤー」は、ぜひ常に持ち歩きたい勉強道具の一つ。少し空いた時間にリスニングをするだけで、英語に耳が慣れてきてだんだんと単語が聞き取れるようになっていきます。

あともう一つ必ず持ち歩いてもらいたいのが「辞書」。ある単語が分からなかった時に、意味を知りたくて辞書を引きますよね?その辞書は、あなたの「弱点」がまとまったものなのです。

ある程度英語を勉強して慣れてきたら、ぜひ「英英辞典」を使ってみましょう。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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