伊達氏のお膝元仙台を中心に、三陸海岸や、蔵王連峰の山並みなど、壮大な自然が見所です。夏は酷暑にならず、冬は比較的降雪量も少ないので、過ごしやすい気候も魅力の一つでしょう。
今回は、そんな宮城県の絶景10選をご紹介します。
*編集部追記
2015年6月公開の記事に、新たに3ヶ所を追加しました。(2017/10/31)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
宮城に行ってみての感想
Photo by pixta
私が宮城を訪れたのは秋頃で、気温はもうすでに涼しく、人々の服装もだんだんと冬仕様に近づいているようでした。宮城には、仙台のような都会と、その他雄大な自然を感じられるスポットや有名な温泉地など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
仙台はおしゃれなカフェやレストラン、セレクトショップなどがあり、いわゆる都市を満喫するのにぴったりの場所!仙台名物の牛タンもおいしく、またずんだもちというやさしい甘みが絶品のスイーツもあります。
またその他、日本三景の一つに数えられる松島や、秋保温泉と秋保大滝、宮城蔵王など、美しい景色やゆったりと温泉を楽しめる場所もあり、週末旅行ではとても時間が足りません!人も優しく住み心地も良さそうなので、できることなら移住体験をしてみたいなと感じました。
おすすめのベストスポット
松島
私がおすすめするのは、宮城県を代表する絶景スポット・松島です。松島湾に浮かぶ260余島の島々は、特に日の出と日没の景色が息をのむほど美しいです。天気の良い日は、遊覧船で松島をぐるっと一周するのがおすすめ!点在する島の解説も聞くことができるので、絶景だけではない、さらに一歩踏み込んだ松島の魅力を堪能できます。
また松島にある仙台藩伊達家の菩提寺である瑞巌寺は、杉並参道はが美しくぶらりと散歩するにももってこいの場所です。様々な魅力を堪能できる松島、宮城県に行ったならぜひ足を運んでみてくださいね。
1.松島
日本三景の一つです。平安時代から愛されてきた景色は、現在国の特別名勝に指定されています。東西南北4カ所からの眺めは四大観と呼ばれ、それぞれ趣の違う風景を楽しむことができます。小さな島々が造り出す造形美が一番のみどころです。
松島に月が浮かぶ様子は「松島月景色」と言われ、島々の間の海面に延びる月光が美しいです。
・名称:松島
・アクセス:・車・・・三陸自動車道 松島海岸ICより約5分・ 東北自動車道 大和ICより約30分・電車・・・JR仙石線松島海岸駅・東北本線松島駅
・公式HP:http://nihonsankei.jp/matsushima.html
2.秋保大滝(あきうおおたき)
秋保温泉から名取川上流へ約12km。秋保大滝は「日本の滝百選」に選ばれ、国の名勝に指定されています。「日本三大瀑布」の一つにも数えられ、轟音を立てて流れ落ちるさまは迫力満点!高さ55mから名取川の全水量が、幅6mに渡って流れ落ちます。
不動滝橋の脇から遊歩道が続いています。冬には雪に覆われ、風情ある景色と変化します。
・名称:秋保大滝
・住所:宮城県仙台市太白区秋保町馬場
・アクセス: 東北自動車道仙台南ICから車で30分
・公式HP:http://akiuonsenkumiai.com/sisetsu/index.html
3.鳴子峡
鳴子温泉郷の中山平温泉地区にある、深さ約100m、約2.6kmに渡って続く渓谷です。特にみどころは大深沢橋から俯瞰する眺めです。夏は緑が美しく、秋にはブナ・ナラなどの落葉広葉樹が見事に紅葉します。
現在鳴子峡遊歩道は通行止めとなっていて、散策には「大深沢遊歩道」と「中山平遊歩道」を使います。
・名称:鳴子峡
・住所:宮城県大崎市 鳴子温泉星沼
・アクセス:JR鳴子温泉駅→車10分。または臨時バス(秋)で15分・東北道古川ICから国道47号経由35km1時間
・公式HP:http://www.naruko.gr.jp/onsenkyo/leisure/
4.栗駒山
宮城、岩手、山形にまたがる紅葉の名所です。東北地方のほぼ中央に位置し、標高は1627m。一帯は栗駒国定公園に指定されていて、山頂からは月山・蔵王連峰・駒ヶ岳、太平洋までが一望できます。
宮城県公式ウエブサイトでは、栗駒山トレッキングマップや、周辺の観光地の詳しい情報がダウンロードできるようになっています。
・名称:栗駒山
・住所:宮城栗原市
・アクセス:JR東北新幹線 仙台駅~くりこま高原駅(約30分)
・公式HP:http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khsgsin-e/tozanmap.html
5.宮城蔵王
宮城蔵王で一番の絶景は、「御釜」と呼ばれる円形の火口湖です。今まで26回の噴火を繰り返しています。湖水は弱酸性なので生物は生息できません。太陽の光によってさまざまに色を変える様子はとても美しく、「五色湖」と呼ばれています。
アクセスには4月下旬に開通する蔵王エコーラインを使います。蔵王連峰の遠方からの眺めも、とても美しいですね。