一番ヨーロッパに近いアフリカ「モロッコ」の世界遺産まとめ
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

ヨーロッパに一番近いアフリカのモロッコ。アフリカに行きたいけど、治安や衛生面が心配で…という方にも、訪れやすく人気があります。

フェズやマラケシュなど1つ1つの街が際立っており、世界遺産に登録されています。そこで今回は、モロッコにある9つの世界遺産を全てご紹介します。モロッコ観光の参考になれば幸いです。

 

フェズ

イドリース朝やマリーン朝など、かつてのモロッコのイスラム王朝の多くが首都と定めていたフェズ。遷都された後も、モロッコ人にとって特別な都市であり続けています。

旧市街はその複雑な構造から迷路にも例えられており、カラウィーン・モスクをはじめとする歴史的建造物が残されています。1981年に世界文化遺産に登録されました。

 

マラケシュ旧市街

南の真珠という別名も持つマラケシュ。北アフリカでも最大規模を誇る旧市街には、王宮のほか、エルバディ宮殿倍亜宮殿、ベルアベ陵、アグダル庭園、サアド朝の墳墓群などがあります。

1985年に世界文化遺産に登録され、旧市街の中心にあるジャマエルフナ広場の文化空間は2001年に無形文化遺産にも登録されています。

マラケシュ旧市街

photo by SuperCar-RoadTrip.fr

マラケシュ旧市街

photo by Chris Brown

 

アイト・ベン・ハドゥの集落

サハラ交易の中継地として栄えていた頃、アイット・ベン・ハドゥによって築かれた集落です。当時、数多くのカスバと呼ばれる邸宅が建築されましたが、その中でも孤立した集落です。

盗賊などから守るための城壁に囲まれており、外壁には銃眼が施され、篭城のための食料庫も備えられています。1987年に世界文化遺産に登録されました。

アイト・ベン・ハドゥの集落

photo by Alexander Cahlenstein

 

古都メクネス

9世紀に軍事拠点として築かれた後、17世紀のスルタン、ムーレイ・イスマーイールの時代に栄えました。1972年に都となり、イスマーイールの50年余りに及ぶ統治の間に、巨大な城壁や門、穀物倉庫などが建設されました。

町にはヨーロッパとイスラムの建築様式が融合されたスペイン・ムーアスタイルの建築物が並びます。1996年に世界文化遺産に登録されました。

古都メクネス

photo by Chris Martin

古都メクネス

photo by cliff williams

 

テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)

8世紀頃から栄えた都市ですが、一度スペインによって破壊され、15世紀にレコンキスタによって逃れてきたイスラム教徒とユダヤ教徒の人々によって再建された都市です。

旧市街は16世紀に築かれた城砦に囲まれ、中心には王宮が建ち、アンダルシア風の白壁の家々が立ち並んでいます。1997年に世界文化遺産に登録されました。

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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