こんにちは、ミカエルです。今、ララランドを観ています。
ターキッシュ エアラインズのビジネスで。
本当すみません。エコノミーでさえ少し丸まれば心地よく眠れる151.4cm(2017年4月19日の健康診断時点)の分際で、ビジネスなんて乗っていいのでしょうか。
足を伸ばしても伸ばしても余ってしまう足先のスペースを、どうにかして隣のガタイのいい外国人さんに分けてあげたい。かたじけない気持ちで胸がいっぱいです。
いま私がターキッシュ エアラインズに乗っている理由
まずは今回の旅程についてご説明します。旅の到着地は、クロアチアの首都ザグレブ。成田発、イスタンブールを経てクロアチアへと向かっております。初めての東欧にドキがムネムネ。
◼︎クロアチアの記事はこちら
女は黙ってクロアチアの「ザグレブ」に行っておけば、必ず良い恋に巡り会える10の理由(持論)
ちなみに、わたしがターキッシュ エアラインズを利用するのは2回目。去年モロッコを訪れたときもターキッシュ エアラインズでした。
行きで機内食のクオリティに感激して、帰りの飛行機でまた満喫できることを楽しみにしていたにもかかわらず、モロッコで飛行機に乗り遅れ、行きだけの利用になってしまったことは良い思い出…です。
いつかまた、乗りたいって思っていた気持ちがどうやら伝わったみたい。一心同体。
「航空会社の貴公子」ターキッシュ エアラインズの受賞歴
さて、一度の利用で乙女心を鷲掴みにしたターキッシュ エアラインズですが、それもそのはず。
・2016年の「World Airlines Awards」の「ベスト エアライン ヨーロッパ」「ベスト エアライン 南ヨーロッパ」「ベスト ビジネスクラス ダイニング ラウンジ」「ベスト ビジネスクラス オンボード ケータリング」の4部門で受賞
・「エイビーロード」の「エアラインランキング2014」で総合満足度4位
・なにやら「フライングシェフ」と呼ばれる、空飛ぶシェフがいるらしい
・ビジネスクラスの機内食は欧州の高級ホテルやレストランを経営するDO&CO社がプロデュース
(紹介しきれないので、以下略)
などなど、いろんな賞を受賞しまくっているわけです。兎にも角にも凄いんだろうな感がぷんぷんぷんぷんしてますね。航空会社界の貴公子って呼びたい。
座席が広すぎて、ひたすらかたじけない
前置きはこれくらいにしておいて、搭乗レポートと参ります。
先ほども申し上げました通り、とにかく座席が広い。
もう一人眠れそうなくらい、足元のスペースが広い。足元から前の座席までの距離は193cmだそうな。そりゃあ足をいくら伸ばしても届かないわけだ。
テレビの下にあるボックスには、靴やカバンを収納できます。離陸中、クリームなり歯ブラシなりっていろいろ鞄から取り出したくなる私には、かなりありがたかった。
▲まさかのターキッシュ エアラインズのロゴの真下でした。こんな私が背負っちゃってすみません。
シートはフルフラットになるタイプ。手元にあるボタンで、足元や腰、頭の部分の角度を細かく調整できます。
椅子に水色の枕のようなものがありますが、これがすんごい良かった。腰に背もたれがフィットして、かなり快適でした。普通に買いたい。売ったらバカ売れしそう。
隣の座席とのあいだには仕切りを出せるので、「お隣さんにスッピンのどキツイ寝顔を見られちゃう…やだ…///」といった心配はご無用。全力で睡眠に集中できます。しました。
特別感の演出がすごくて悦に浸りがち
離陸して早速、CAさんが「Ms.TOGUCHI」って名前を言いながら挨拶に回ってくださって、名前一つでこんなに特別感を味わえるってなんかすごいなあ…と感激。
表参道のカフェも顔負けの、おしゃれなウェルカムドリンク。グラスの形も、マドラーも、浮かんだフルーツも、全部わたしのための特別な演出にしか思えません。どうもありがとう、マダム。
きた!!!空飛ぶシェフ!!!!!しかもイケメン!!!
笑顔が眩しい。もはや気分はミートミッキー。手を振りたくなる気持ちをぐっとこらえます。
メニューはモスクの形でした。ドリンクとワインは個別でメニューがあり、お店とも引けを取らない種類の豊富さ。むしろ情報が多すぎて混乱したくらい。どれが何で、何がどれ?!ってなるけど、落ち着きましょう。
多機能すぎて混乱
リモコン。日本語あります。
ヘッドフォン。もともと座席にもヘッドフォンは付いているのですが、離陸後にDENONのヘッドフォンが配られます。超高そう。
イギリスの高級車ブランドBENTLEYのアメニティーが配られました。
入っていたのは、耳栓・歯ブラシセット・靴下・ハンドクリーム・リップ・靴べら・ヘアブラシ・アイマスク。ハンドクリームが外国のイケメンがつけてそうな香水の香りで、ずっとくんくんしていられた。
ちなみに帰りのイスタンブール〜成田間に配られたアメニティーは、なんとFURLA。中身の内容は行きと同じですが、ハンドクリームとリップクリームはINSTITUT KARITEっていうフランスのイケてるブランドのもの。
夕食(1食目)
さてさて、お待ちかねのご飯タイム。食事のときはテーブルクロスを敷いてくれます。
まずはナッツとお寿司、ビールから。すでにこのチョイス、たまらないですね。どんなに口うるさいおっさん女子も、これを前にしたらみんな閉口します。
続いて前菜。奥にあるマッシュルームスープが濃厚で、どタイプでした。パンもカリッカリです。スープのお皿がオシャレすぎる。
あっ。
※画面にご注目。
塩胡椒の容器すらモスク!かわいい。お弁当のときに持って行くのにベストサイズ。売って欲しい。
(写真にデザートが紛れ込んでおりますが、帰りの飛行機で撮影したので、すみません…)
メインディッシュはなんとステーキです。この豪快な肉塊。まさか今、空の上にいるとは思えない。思えなさすぎる。あれ、もしかして離陸してないとかある?
ちなみに復路のイスタンブール〜成田間のメインディナーは、フィッシュにしてみました。こちらも芸術的な美しさが光ってます。
一人でわちゃわちゃしてたら、夢を乗せたカートがこちらに向かっておりました。
(ララランド観た人はわかりますね、これがどのシーンなのか)
何から何まで高級感ありすぎて、閉口。このティーポットを温める機械かっこよすぎる。欲しい。
夢、きた。夢すぎる。ティラミスっていう種類の夢。
ステーキを食べ始めてから、ちゃっかり赤ワインを飲み始めています。銀座とか、この3つセットで1000円くらいしそう。
ごちそうさまでした。
いやー、最新の映画を観ながら、高級レストランさながらの食事を楽しめるなんて、至高のひとときです。
普段、仕事しながらお昼ご飯も夜ご飯も済ます生活を送っている私。最近、そういえばちゃんとご飯の味噛み締めながら食べてたっけな?と、思わず反省してしまいました。
一人で美味しいご飯と向き合って食べる機会ってなかなかないから、ものすごく美味しく感じた…もっとご飯に気を使える生活、送りたい。
復路にいただいたデザートは、チョコムースでした。下のシュンシュンシュンシュンっっていうチョコソースまで美しいです。もうなんなん。
朝食(2食目)
おはようございます。朝を迎えました。言うまでもなく、エコノミーとは比にならない寝心地の良さでした。フルフラット神…この寝心地知ってしまったら、もはや終わりかもしれない。エコノミー乗れない。
フランスパンを小さくしたみたいなこのパンに惚れてしまいました。朝日と見間違うくらい、朝食が眩しい。
オムレツも最高でした。フアッフア。
朝からこんな豪勢なご飯食べてますけど、昨日から一ミリも動いてないからね。どんどんお腹周りのお肉が増えていくのを感じます。でもこんな美味しいご飯で出来たお肉なら、いっそ食べてもいい。
▲こちらはイスタンブール〜ザグレブ間にいただいた朝食です。時差で朝食が2回。パンが美味しすぎて罪。
イスタンブールに到着、向かうはラウンジへ
朝を迎え、ついにイスタンブールに到着しました。
もうここまで十分に至れり尽せりで、これ以上どんな贅沢があるんだよって感じですが、これから向かうは世界最大級とも言われるラウンジ。
ちなみに6時間以上のトランジットがある場合、ターキッシュ エアラインズが提供する無料の市内観光ツアーに参加もできます。今回は5時間くらいだったので断念したけど、いつか必ず…!
世界最大級のラウンジに潜入!その全貌とは
スカイトラックス社の「World Airlines Awards」ビジネスクラスラウンジの食事部門でも世界1位を獲得したこともあるそうな…機内食もあのクオリティだったし、もう期待値がマックスです。
さっそく、行ってみます。
・
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まっ、まぶしい………っっっっっ!!!!!!!!!
乗り継ぎの時間にゴルフ。どこまで高尚な暇つぶしなんだ。
なんていうんでしたっけ、これ。ミニカー走らせてブーンってさせるやつ。
まさかの映画館。しかもポップコーン付き…(画質荒くてすみません…)。
なるほど。ここは大人のテーマパークだ。そう、大人のテーマパーク。ラウンジは「トランジットのときにただ時間を潰せればいい」なんて場所じゃない。ここには、大人の夢が詰まってるんだ。いろんなしがらみと闘いながら日々生きていく大人が、ここに来れば人目を気にせず童心に返れる場所なんだ。
もはや童心に返りすぎて帰国できなかった、なんてこともありえそう。恐ろしい場所だ。
食事の充実度がすごい
先ほどの機内食の充実度も然りですが、ラウンジも全く期待を裏切らない、いや想像をはるかに超えた食事の充実度でした。大人のテーマパークたるもの、食事は最高級であって然るべしなんですね。
シェフが目の前で作ったアツアツご飯をいただけます。
飲み物だってこのバラエティ。
はちみつがこの状態で提供されてるの、初めて見た。いかにも「採れ立て」感。
パンすらも神々しい。私の知ってるパンじゃねえ…
大人のネバーランドには、もちろんスイーツビュッフェだってあります。
散々さっきまで機内食を食い散らかしてたくせに、ここに来てまだスイーツ食べます。普通に考えてカロリー過剰摂取。
でも圧倒的に可愛いから良い。こんなに可愛いから、きっと0カロリーだ。絶対そう。これは0カロリー。信じることが大事。
シャワールームすら高級ホテル並の綺麗さ
トランジットが5時間くらいあったので、シャワーを浴びることに。地下にシャワールームがあって、受け付けの人に言うと順番に呼んでくれました。
高級ホテルかよ。
なんでバスローブがあんねん。
アメニティーもばっちり。
コットン、綿棒もありました。ちなみに一番嬉しかったアメニティーは、爪やすりです。今回の旅行中、すごい爪が割れちゃって困ってたけど、この子のおかげで助かった。
こういうちょっとした配慮があるだけで、女性の心はメロメロですよ。男性の皆さんは今日からカバンに爪やすり入れてください。
浮き立つ心が抑えきれなくなって、もう鏡にすら異常反応です。ずっと一人で写真撮ってました。
まとめ
もう、よくわかんなくなりました。飛行機って、なんでしたっけ?
機内食の美味しさといい、椅子に置いてあるクッションの素晴らしさといい、シェフのイケメンっぷりといい、ララランドのエンディングといい、ラウンジのテーマパーク感といい、はちみつの「採れたて」感といい、もう非の打ち所がなさすぎるじゃないですか。
そもそも、飛行機ってあくまで「移動手段」じゃなかったんですか?メインの目的は旅先にあるんじゃないんですか?
これじゃあ、もう飛行機が「移動手段」って役割を超越してます。ビジネスに乗ることだけを目的にしたいし、それを理由に旅行したすぎる。いつか必ず、またこのテーマパークに戻ってくるって決めた。このためにお金貯めます。
国際観光業フェア「PLACE2GO」が楽しかった
ちなみに、3/20にザグレブで行われた「PLACE2GO」にも参加してきました。
いわゆる「国際観光フェア」と呼ばれるもので、いろんなテレビマンや記者の方がたくさん集まっておりました。が、そんなお固いものでもなく。
私はひたすらゴルフしたり(できないけど)、
美女激写したり、
スパークリングワイン飲んでテンション上がったり、
ターキッシュ エアラインズさんのブースにお邪魔して(とにかく際立っておりました)
ブースで写真撮らせてもらったり(これは台湾のテレビマンが撮ってるとき)
邪魔してみたり。と、普通に遊び倒してきました。日本のツーリズムエキスポも去年行ったけど、ブースにそれぞれお国柄が出てて面白いんですよね、こういうイベント。
p.s 抜かりなくイケメンシェフと写真とりました。