ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

こんにちは。ポルトガル在住ライターのYuです。突然ですが、みなさんはアメリカの祝日「4th of July」って聞いたことがありますか? 私は以前アメリカに住んでいたのですが、毎年5月頃になると、周囲のアメリカ人たちに必ずと言っていいほど「今年の4th of Julyはどう過ごすの?」と聞かれていました。

クリスマス、感謝祭(Thanksgiving Day)に次いで、アメリカ人に愛されている祝日が「4th of July」なんです。今回は、この祝日を通してアメリカ人の国民性やカルチャー、また、旅行者でも楽しめる首都ワシントンD.C.での過ごし方を紹介していきたいと思います。

「4th of July」とは?

「4th of July」とは、アメリカの独立記念日(Independence Day)のこと。


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1776年7月4日、統治されていたイギリスから、独立宣言が交付されたことを記念し、制定された祝日です。


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アメリカでは一般的にこの日のことを、「4th of July(フォース・オブ・ジュライ)」と呼び、アメリカ全土で終日盛大なパレードや花火、イベントなどが行われ、各地で大変盛り上がります。

5月頃から店頭には星条旗モチーフの商品が盛大に並び、「今年もこのシーズンがやってきたか」とワクワクしたのを覚えています。

アメリカ人はどうやって「4th of July」を過ごす?

この日は祝日のため、ほとんどの会社や学校がお休み。そのため、連休を利用して旅行に出かける人もいますが、一般的に家族や友人たちと過ごすことが多いようです。

大切な家族や友人たちとバーベキュー


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当日は、自宅の庭や公園などの野外でバーベキューをする光景を多く目にします。それもそのはず、アメリカ人にとって4th of July当日にバーベキューをするのは大定番!

ある調査会社がとったアンケートでは、なんと全国民の70パーセントもの人たちがバーベキューをするという結果が出たんだとか。


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私たち家族がアメリカに住んでいるころは、友人たちと集まりバーベキューをすることが多かったです。各自それぞれ食事や、ドリンクを持ち寄り、おしゃべりに花を咲かせたり、夜は花火をしたり。

誕生日や家族の集まり、歓送迎会…なにかとバーベキューをするのが大好きなアメリカ人たち。でも、バーベキューの内容は、市販の冷凍パテを焼いて、バンズにはさんだ簡易ハンバーガーということがほとんど。

はじめは味気ないなと思っていましたが、パーティーの主役は自分たち!という感じです。料理に時間をかけずに、その分みんな大いにしゃべって笑ってその場を楽しんでいる姿が印象的でした。


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一方、私の主人と義理の家族たちはメキシコ系のアメリカ人です。義理の家族たちと過ごす4th of Julyは、みんなが集まり、しゃべって大笑いして、までは一般的なアメリカ人たちと同じですが、メキシコ系の人たちは食へのこだわりがすごいです。

自家製パテや、近所の肉屋から仕入れた激ウマチョリソーなどをグリルして食べます。自家製サルサソースも欠かせません。

お酒も食料も大量に買い込み、音楽をかけて子供も含めて夜中まで宴会。料理を作る時間も含めて、みんなで一緒に楽しむ姿が印象的でした。

全米各地で行われるパレード


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4th of July当日は、全米各地でパレードが開催されます。パレードに参加しているのは、星条旗を掲げたマーチングバンドや米軍の戦車や軍人たち、豪華に飾られたフロートなど。観客も星条旗ファッションに身を包んでいて、通りが赤・青・白の星条旗カラーで埋め尽くされます。

地元民たちはキャンピングチェアを持参し、お気に入りの場所からミニ星条旗を片手に声援を送っています。途中でお菓子や、地元ショップグッズなどを観客に向けて投げてもらえるので、子供たちが大はしゃぎで拾っている姿も見ることができて、とても可愛いです。

また、退役軍人の方たちがパレードで通過するときは、特に大きな歓声に包まれていたのも印象的。国のために働いた方たちは、大きな尊敬を集めています。昔の軍服や私服で誇らしげに歩くおじいさんたちの姿と、その人たちに心からの拍手を送る観客の姿には、胸を打たれるものがありました。

花火大会に行くもよし、家で打ち上げ花火をやるもよし


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アメリカでは、普段は個人での花火の購入・使用を禁止している州もありますが(花火の音が銃声や爆弾の音に聞こえて不穏であること、使用される火薬が悪用されないため、山火事防止のため…といった理由があるようです)、独立記念日に限っては解禁する州がほとんど。

毎年6月にもなると、空き地や駐車場に、上記写真のような「移動花火屋さん」があちこちに現れます。

ライター
Yu Villegas 元パティシエ&日本語教師

娘二人が産まれてからも、旅は引き続き人生の生きがい。格安航空券を見つけては、週末旅に出かける日々。元パティシエ&日本語教師。旅で何よりも楽しみなのは、そこでしか食べられないローカルフードや地元の人々との交流。渡航国数34ヵ国。現在はワーホリ以来12年ぶりにドイツ滞在中。 インスタやブログでも旅情報を発信中。

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