皆さんは、ポルトガルとはどのような国か、ご存知ですか?大航海時代の面影を色濃く残す国、アートな町並みと新鮮な魚介類を使った美味しい料理、手つかずの自然など、ポルトガルの魅力をあげだすときりがありません。
皆さん、観光名所が多いと評判の隣国・スペインに行きがちですが、実はポルトガルには、素晴らしい場所や文化がたくさんあります。
今回の記事では、そんなポルトガルで訪れるべき観光スポットを、その魅力とともにご紹介いたします。
❐ポルトガルの治安は?物価は?ポルトガル旅行で知っておくべき13のこと
❐ポルトガルが日本人旅行者を魅了する10の理由
❐大航海時代を思い返す「ポルトガル」の世界遺産(全15件 写真33枚)
*編集部追記
2018年2月の記事にルイス前田が訪れたスポットを追加しました(2018/07/30)
2018年2月の記事に新たに追加しました。(2018/08/22)
2018年8月公開の記事に新たに追記しました。(2020/03/10)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
見出し
- 1ポルトガルの概要
- 2ポルトガルの概要を旅行者目線で
- 3ポルトガルに訪れた感想
- 4ポルトガルを観光する際のアドバイス・注意点
- 5ポルトガル観光の魅力
- 6ポルトガルの都市ごとの特徴
- 6.1リスボン
- 6.2アゲダ
- 7ポルトガル観光で食べるべきグルメ
- 8ポルトガル観光のスイーツ
- 9ポルトガル旅行のモデルコース
- 10世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう
- 11ポルト
- 12アンブレラ・スカイ・プロジェクト(アゲダ)
- 13コインブラ
- 14シントラ
- 15ロカ岬
- 16リスボン
- 17ポルトガルの首都「リスボン」の観光スポット
- 17.1発見のモニュメント/ リスボン
- 17.2ジェロニモス修道院/ リスボン
- 17.3コメルシオ広場 / リスボン
- 17.4サンタ・ジュスタのエレベーター / リスボン
- 17.5サント・アントニオ教会 / リスボン
- 17.6サン・ジョルジェ城 / リスボン
- 17.7リベイラ市場 / リスボン
- 17.8コンフェイタリア・ナシオナル / リスボン
- 17.9マルティーニョ・ダ・アルカーダ / リスボン
- 17.10Pastéis de Belém(パスティス・デ・ベレン)/ リスボン
- 17.11ベレンの塔
- 18ポルトの観光スポット
- 18.1Livraria Lello(レロ・イ・イルマオン) / ポルト
- 18.2ドン・ルイス1世橋 / ポルト
- 18.3ボルサ宮 / ポルト
- 18.4カーザ・ダ・ムジカ / ポルト
- 18.5テイラーズ(Taylor's)
- 18.6サン・ベント駅
- 18.7アルマス聖堂
- 18.8コンガ
- 19シントラの観光スポット
- 19.1ペーナ宮殿 / シントラ
- 19.2ムーアの城跡(Castelo dos Mouros) / シントラ
- 19.3ロカ岬 / シントラ近郊
- 20コスタノヴァ
- 21マディラ諸島
- 22ヨーロッパの隠れ人気国「ポルトガル」
ポルトガルの概要
ポルトガル | 内容 |
言語 | ポルトガル語 |
通貨 | ユーロ |
日本との時差 | -9時間 |
観光ビザ | 6ヵ月間で90日以内なら不要 |
コンセント | Cタイプ |
チップ | 基本的に必要 |
日本からのフライト時間 | 乗り換え1回で~20時間 |
ポルトガルの概要を旅行者目線で
ポルトガルは、スペインの隣、ヨーロッパの最西端に位置しています。スペインやドイツ、フランス、イタリアなどの国には日本からの直行便がありますが、ポルトガルに行くには乗り換えが必要。やや行きづらい国といえるかもしれません。
そのため旅行者も少なく、知られざる魅力がある国です。
❐ポルトガルでしたい18のこと
ポルトガルに訪れた感想
photo by shutterstock
私がポルトガルを訪れたのは2012年の秋頃でした。モロッコ、スペインと旅した後にポルトガルへと向かい、リスボンとポルトに数泊ずつ滞在しました。
前々からポルトガルは旅人に人気だと聞いていたので期待して行きましたが、やはり想像していた通り物価が安く、ご飯もおいしかったです。基本的に、バックパッカーに人気なのは物価が安くてご飯がおいしい国なので、ポルトガルはまさにぴったりの場所でした。
日本の天正遣欧少年使節団が宿舎として利用していたサン・ロケ教会や、ユーラシア大陸最西端の場所・ロカ岬、リスボン港を守る要塞として建てられたベレンの塔など、大航海時代からの長い歴史を感じる、見応えのある観光スポットがたくさんあるポルトガル。カフェやレストランもオシャレで、街歩きも楽しいです!
ご飯も日本人の口に合うものが多く、現地の人も穏やかで真面目な人が多いので、観光しやすいです。ポルトガルは、ヨーロッパの国の中でも特におすすめなので、ぜひ一度訪れてみてください。
筆者が特に気に入ったのは、リスボンにある、若者や観光客で賑わうパブストリートです。おいしいお酒がリーズナブルな価格で飲めるので、リスボンにいる間はほぼ毎日通っていました。物価が高い北欧やスイスなどと比べると、ポルトガルの物価の安さは格別ですね!
ポルトガルを観光する際のアドバイス・注意点
ポルトガルは失業率が高いので、スペインと同様、観光客を狙った犯罪には十分気を付けてください。実際、筆者の同行者がリスボンの地下鉄の駅でiPhoneをスラれそうになったこともありました。貴重品の管理はしっかりしましょう。
英語は基本的にどこでも通じますし、観光客慣れしているので言葉に困ることはありません。
物価は安いので、リーズナブルにヨーロッパを楽しみたい人にもおすすめです。レストランでも7ユーロほどでお腹いっぱい食べられたりと、他のヨーロッパ諸国よりもリーズナブルです。衛生面は問題ありませんが、日本レベルの清潔さは期待しないほうが良いでしょう。
ポルトガル観光の魅力
ポルトガルはスペインと雰囲気が似ているので、スペイン文化が好みの人にとってはかなり楽しい旅行になるでしょう。
うれしいのは、食事がとてもおいしいこと。三方を海に面しているので、バラエティ豊かなシーフード料理が楽しめます。筆者は特に、シーフードがたっぷり入ったトマトのリゾット「シーフードライス」と、タコのガーリックバター炒めが気に入りました!
また、西ヨーロッパ諸国(フランス、スペイン、ドイツなど)と比較すると物価が安いこともありがたいポイント。物価が安めの国といえばスペインが有名ですが、スペインよりもさらに安いのがポルトガルです。
ポルトガルはコンパクトな国で、国内の電車移動も簡単なので、短い旅行期間であっても、ポルト、リスボン、アゲダ、シントラなど、主要な都市を周遊できることも時間のない日本人旅行者にとってはありがたいポイントです。
ポルトガルの都市ごとの特徴
リスボン
リスボンは、ポルトガルの首都です。ポルトガル全般にいえることですが、1755年に大きな地震があり、産業が大きく後退したまま、まだ完全には復興していません(失われた250年と言われています)。
歴史的背景から、あまり元気がないのかな?と思いきや、リスボンでは多くの観光客が食事やショッピングを楽しんでいました。港と小高い山があり、山の斜面に街が作られています。
市場にも活気があって、スペインのバルセロナに似た雰囲気を感じました。
❐ポルトガル・リスボンは可愛い街だったけど、やっぱり私は彼氏がほしい / 阿部サキソフォン
アゲダ
ポルトとリスボンのちょうど間くらいにある街、アゲダ。夏のうちに開催される傘祭りが有名です。写真の風景をSNSや旅の書籍などで見かけたことのある方も多いはず。
アゲダの傘祭りは、街全体で行われる「AgitÁgueda(アゲダ・グエダ)」というアートフェスティバルの出し物の一環です。商店街のアーケードの天井に傘が飾られています。アゲダ自体はコンパクトな街なのですが、アートフェスティバルの開催時期は多くの観光客で賑わいます。
アゲダ観光で重要なポイントは日帰りでなく、1泊することです。アゲダで朝を迎えれば、傘の展示に朝日が差し込む幻想的な光景を楽しむことができます。また、日中は日帰りの観光客で混みますが、朝はほぼゼロ。人のいないアゲダで好きなだけ写真や動画が撮影できます。
また、アゲダは小さい町で、宿泊施設の数が少ないので、傘祭りの期間中なら早めにホテルを予約することをおすすめします。
❐【保存版】ポルトガルのアゲダ・傘祭り旅行に必要な情報まとめ(行き方・ホテル・お土産など)
ポルトガル観光で食べるべきグルメ
ポルトガルではシーフード全般、何を食べてもおいしいのですが、筆者のおすすめはシーフードがたっぷり入ったトマトのリゾット「シーフードライス」と、タコのガーリックバター炒めです。
観光地ではレストランの客引きが激しくて、ちょっと驚くかもしれません。断ったこともありますし、ついていったこともありますが、どのお店に入ってもおいしい料理が食べられました。ぼったくりなどもあまりない様子でした。
ただし、客引きについていったら予算よりも高級なお店だったということもあるでしょう。入店する前に、きちんとメニューを確認することが重要です。快く見せてくれます。
❐ポルトガルの代表的な料理13選
ポルトガル観光のスイーツ
ポルトガルのエッグタルトは、超有名スイーツです。リスボン市内にたくさんお店があるので食べ比べもできます。一番有名なのは、東京・代々木上原にも店舗がある「NATA de Cristiano’s(ナタ・デ・クリスチアノ)」です。エッグタルトといえばマカオのものも有名ですが、ポルトガルで食べたもののほうがおいしかったですね。
地元の人は、エッグタルトを食べてエスプレッソをくいっと飲んで帰るのが「粋」のようです。そんな地元っ子をよく見かけました。
ポルトガル旅行のモデルコース
筆者は、リスボンを拠点にアゲダを1泊2日で訪れ、ユーラシア大陸最西端のロカ岬があるシントラに日帰りしました。ちょっとのんびりして、全部で1週間ほどの旅程だったでしょうか。
日程がタイトなら、リスボン1日、シントラ1日、アゲダ1日と、3泊4日あれば主要なスポットは網羅できるでしょう。もう少し余裕があるなら、ポルトをプラスしてもいいですね。
世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう
この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日世界一周絶景の旅」のスポットを抜粋しています。
365日。1年かけて、
本当に世界一周できたなら。「いつか旅に出てみたい」
「世界中の美しい景色を見てみたい」そんな夢物語を現実にするために、
世界中から365カ所の絶景を集めて、
本当に行くことができるルートまで考えて、
一冊の本をつくりました。
ポルト
photo by 原歩未
北部の港町ポルト。18~19世紀にはこのポルト港から上質のワインがイングランドに輸出され、「ポートワイン」として有名になった。「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録された旧市街はオレンジの屋根やカラフルな壁、アズレージョのタイル画などが並び、絵画のように美しい街。
一本路地を入れば、洗濯物を干した家や通りで遊ぶ子どもたちなど、穏やかな生のポルトを感じることもできる。
アンブレラ・スカイ・プロジェクト(アゲダ)
photo by 苧側徹
夏のアゲダの空を埋め尽くす傘のパレードは、世界にも類を見ないハッピーな絶景。これは2012年から始まったアゲダグエダという芸術祭の一部。
もともと夏の日差しのきついこの場所に日陰を提供しようと始まったこのプロジェクト。困りごとをこんなにステキに解決してしまうなんてさすがヨーロッパ。カラフルな傘の下、どうぞ、最高にハッピーな一日を。
コインブラ
photo by saiko3p/Shutterstock.com
モンデゴ川の河畔にある街。ポルトガル最古で、ヨーロッパでも屈指の長い歴史を誇るコインブラ大学があり、学生の街としてのイメージが根づいている。世界遺産としても名高い大学構内の様式美を堪能したあとは、対岸に渡って夜を待とう。
闇夜に浮かび上がる街並みは13世紀にタイムスリップしたような気分を味わわせてくれる。
シントラ
photo by 牧麻衣
ロカ岬への玄関口としても知られる、代々ポルトガルの王家に愛された避暑地。イギリスの有名な詩人バイロン卿はこの街を「この世のエデン」と表現した。16世紀、ポルトガル黄金期の王マヌエル1世は、この街の王宮でいくつもの重大な決定を行なったそう。
航海者、探検者であるヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路の開拓もそのひとつ。王の孤独な賭けは見事に実り、私たちは今、旅人としてこの地を踏みしめることができている。
ロカ岬
photo by 牧麻衣
「ここに地終わり海始まる」とは、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの詩集の一節。ユーラシア大陸の最西端にある岬の西には大西洋が広がっている。日本を飛び出し、陸路で大陸を駆け抜けた旅人たちがたどりつく最果ての場所。
ここに訪れるとヨーロッパ最西端の地へ来たことを示す、自分の名前と日付入りの証明書を手にすることができる。
リスボン
photo by 原歩未
別名「七つの丘の街」ともいわれる坂の多い街。のんびりとした空気が流れるこの街では、カフェや通りをぶらぶらと散歩するのが楽しい。急な坂道を路面電車を追いかけて登る先には、青い海と空が広がる。
ベレン地区にある大航海時代を記念した記念碑の石畳には、ポルトガル人航海者が辿った航路を示す世界地図のモザイクがあり、日本もしっかりと描かれている。
*編集部追記(2018/08/21)
以下、本書籍に掲載されていない観光スポットの一覧となります。
ポルトガルの首都「リスボン」の観光スポット
発見のモニュメント/ リスボン
ベレンの塔から徒歩7~8分ほどのところにあるのが、発見のモニュメント。世界一周を成し遂げたヴァスコ・ダ・ガマが旅立った場所と言われてています。大航海時代の重要人物であったエンリケ王子の没500年を記念して作られました。
大航海時代の32名の偉人の石像が並んでいて、その高さは52メートルと、立派なモニュメントでした。
ジェロニモス修道院/ リスボン
世界遺産であるジェロニモス修道院。かつての航海王子が船乗りの安全を祈願して建てた礼拝堂の跡地に、マニュエル1世が、ヴァスコダガマの海外遠征で得た巨額の富を費やして建てた修道院です。
ポルトガル建築の最高峰と言われるほどの完成度の高さと美しさ。見ているだけで16世紀のポルトガルの栄光をひしひしと感じ取ることができます。リスボンに来たのなら必ず訪れていただきたいスポットです。
・名称:ジェロニモス修道院 / Mosteiro dos Jerónimos
・住所:Praca do Imperio, Lisboa Portugal
・アクセス:市電Mosteuro dos Jeronimos停留所から徒歩1分
・オススメのツアー:日本語ガイドと巡るリスボン市内 街歩きツアー
コメルシオ広場 / リスボン
photo by Abe saxophone
テージョ川近くにある「貿易広場」を意味する広場。その場所に、1755年の震災で崩壊したリベイラ宮殿があったことから、テレイロ・ド・パソという名前が有名だそう。
周りには美味しそうなカフェやレストランがあり、オリジナルの絵画を売る商人たちもいて多くの人で賑わっています。
・名称:Praca do Comercio
・住所:Praça do Comércio, 1100-148 Lisboa, ポルトガル
・地図:
サンタ・ジュスタのエレベーター / リスボン
サンタ・ジュスタのエレベーターは、リスボンのカルモ通りにある有名な観光スポットです。エッフェル塔の設計者ギュスター・エッフェルの弟子、「ポンサルド」によって設計されたクラシカルな佇まいが魅力です。またテラスからはサン・ジョルジェ城、ロシオ広場、隣のバイシャ・ポンバリーナ地区の素晴らしい眺めを楽しむことができます。
・名称:サンタ・ジュスタのエレベーター
・住所:R. do Ouro, 1150-060 Lisboa
・公式サイトURL:http://lisbon-portugal-guide.com/Baixa-Lisbon/Elevador-Santa-Justa-Lisbon-elevator-lift-guide.html
・オススメのツアー:日本語ガイドと巡るリスボン市内 街歩きツアー
サント・アントニオ教会 / リスボン
12世紀末に実在したリスボンの守護聖人サント・アントニオの生誕地に建てられた教会です。縁結びの教会として広く知られており、多くのカップルが訪れる人気スポットです。
・名称:サント・アントニオ教会
・住所:Largo de Santo António da Sé, 1100-401 Lisboa
・公式サイトURL:http://lisbon-portugal-guide.com/Alfama-Lisbon/Igreja-Santo-Antonio-church-Lisbon.html
サン・ジョルジェ城 / リスボン
photo by ruimaeda
photo by ruimaeda
photo by ruimaeda
サン・ジョルジェ城は、その起源を辿ると、紀元前2世紀の古代ローマ時代には要塞として使われていたという、歴史あるスポットです。現在城内は公園として利用されており、市内の展望を楽しむ絶好のポイントとしても人気です。
リスボン中心地から、坂を15分くらい登った小高い丘の上にあります。所要時間はゆっくり写真を撮りながら歩いて1時間程度です。
・名称:サン・ジョルジェ城
・住所:R. de Santa Cruz do Castelo, 1100-129 Lisboa
・公式サイトURL:http://www.castelodesaojorge.pt
リベイラ市場 / リスボン
photo by ruimaeda
毎日賑わいを見せるリベイラ市場では、たくさんのポルトガルグルメをまとめて楽しむことができます。半分が写真に写っているフードコート、あと半分が生鮮食品売り場です。
フードコートはピーク時(写真は18時頃)は座る場所に困るほど人気で、真ん中がテーブル、周囲を店舗が取り囲んでいます。日本のフードコートと仕組みは一緒で、店舗で食事やお酒を頼み、呼び出し用の番号機を預かり、できあがったら音が鳴ります。
生鮮食品売り場は、市場らしく14時に終わってしまうため、興味がある方は早めに訪れてくださいね。
・名称:リベイラ市場 / Time Out Market Lisboa
・住所:481,, Av. 24 de Julho, Lisboa, Portugal
・アクセス:リスボン市内から地下鉄やバス
コンフェイタリア・ナシオナル / リスボン
1829年創業、古都リスボンのなかでも最も古い老舗菓子店の一つです。ここは、フランス出身の菓子職人により「王様のお菓子」ことボーロ・レイが生みだされたことでも有名!フランス語の名称で知られるこのイースト焼き菓子は絶品と評判です。
・名称:コンフェイタリア・ナシオナル(リスボン)
・住所:Praca Da Figueira 18B/C, Lisbon
・公式サイトURL:http://www.confeitarianacional.com
マルティーニョ・ダ・アルカーダ / リスボン
リスボンの中心地であるコメルシオ広場に面して建つこのカフェは、ポルトガルが誇る国民的詩人フェルナンド・ペソアが愛した場所で、彼がエスプレッソ片手に長い時間を過ごしたことで知られる名店です。文学ファンにはたまらない雰囲気の中で、ゆっくりとコーヒーを楽しむことができます。
・名称:マルティーニョ・ダ・アルカーダ
・住所:Praça do Comercio, 3 1100-148 Lisboa
・公式サイトURL:http://www.fabulas.pt/
・オススメのツアー:日本語ガイドと巡るリスボン市内 街歩きツアー(1日乗車パス+名物「エッグタルト」)
Pastéis de Belém(パスティス・デ・ベレン)/ リスボン
photo by abe saxophone
ポルトガルといえば、欠かせないのが「エッグタルト」。ベレンにあるPastéis de Belém(パスティス・デ・ベレン)が有名で、いつもお店の前には大勢のお客さんが並んでいます。
photo by abesaxophone
店内で食べることもできるので、時間のある人はぜひお店で召し上がってみてください。サクサクとした生地と、濃厚なクリームが絶妙にマッチして何個でも食べたくなる美味しさ!ホテルで食べるお土産用に、何個かテイクアウトするのもおすすめです。
・名称:Pastéis de Belém
・住所:Rua de Belem 84-92, Lisboa
・営業時間:8~21時
・電話番号:+351 21 363 7423
・公式サイトURL:http://pasteisdebelem.pt
ベレンの塔
photo by Abe saxophone
ベレンの塔は、リスボンの港を守る要塞として建設された塔です。といっても、エッフェル塔のような雰囲気ではなく、大きめの見張り塔といったイメージでしょうか。
ベレンの塔を訪れるときに注意してほしいのは、潮の満ち引きをチェックしておくこと。海に突き出した塔なので、満潮だといい感じの光景を見れますが、潮が引いているときに行くと、海藻が打ち上げられた砂浜になってしまいます。
また塔の上にのぼりたい場合、混雑することがありますので、時間に余裕を持つようにしてください。
・名称:Torre de Belem
・住所:Avenida Brasília 1400-038 Lisboa
・アクセス:市電15番 Largo da Princesaから徒歩5分
・料金:€5、学生(要学生証提示)€2 ※日・祝日は14:00まで無料
ポルトの観光スポット
Livraria Lello(レロ・イ・イルマオン) / ポルト
photo by Abe saxophone
世界遺産に指定されているポルト歴史地区にある「世界で最も美しい本屋」がこちら。「ハリー・ポッター」の著者、J.K.ローリングが「ホグワーツ魔法学校」の着想をこの書店から得たと言われる場所で、中央に位置する赤い階段が店内のシンボルとなっています。
壁も天井も美しい装飾が施され、ステンドグラスが美しく窓を彩る、まさに魔法の国のような佇まいですが、普通に営業している本屋さんで本も購入できます。
・名称:Livraria Lello(レロ・イ・イルマオン)
・住所:R. das Carmelitas 144, 4050-161 Porto, ポルトガル
・営業時間:10:00~19:30(土曜日は19:00まで)
・定休日:日曜日
・電話番号:+351 22 200 2037
・公式サイトURL:http://www.livrarialello.pt/
ドン・ルイス1世橋 / ポルト
photo by pixta
ドウロ川にいかかるドン・ルイス1世橋は、ポルトの中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結んでいます。この橋は、二重構造になっていて、上は電車、下は自動車が走れるようになっているのです。
そのどちらも歩いて渡ることができ、上から見るドウロ川の景色は素晴らしいと評判です。長らく世界遺産「ポルト歴史地区」の橋として有名でしたが、2016年からは正式に「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」として、登録名にも明記されました。
・名称:ドン・ルイス1世橋
・住所:Ponte Luís I, Porto, ポルトガル
・アクセス:サン・ベント駅下車、徒歩5分
ボルサ宮 / ポルト
なんとここボルサ宮は、徳川家の家紋「葵紋」が見つかったことで日本でも話題となった場所です。この家紋はおそらく、1865年のポルト国際博覧会に出席した徳川家使節団を歓迎する意図で描かれたのではないかといわれています。遠いポルトガルに徳川家の家紋があるとは、なんとも感慨深いですね。
・名称:ボルサ宮
・住所:R. de Ferreira Borges, 4050-253 Porto, ポルトガル
・営業時間:9時00分から18時30分
・公式サイトURL:http://www.palaciodabolsa.com
カーザ・ダ・ムジカ / ポルト
モダンな外観が目を惹くカーザ・ダ・ムジカは、2つのすばらしいホールを擁する音楽専門施設です。質の良いコンサートを楽しめる他、最上階にはバーやレストランもあり、デートスポットとしてもおすすめです。
・名称:カーザ・ダ・ムジカ
・住所:Av. da Boavista 604-610, 4149-071 Porto, ポルトガル
・チケット売り場の営業時間:9時30分〜19時00分(日曜日と祝日は9時30分〜18時00分)
・公式サイトURL:http://www.casadamusica.com
テイラーズ(Taylor’s)
photo by Abe saxophone
ポルトといえば、ポートワインは外せません。日本でも親しみのあるポートワインの発祥地ポルトには、数多くのワイナリーが軒を連ねています。その中でも人気のテイラーズは、唯一家族経営で受け継がれている老舗。
ワイナリー見学をしたり試飲をして本場のポートワインを味わいましょう。併設されているレストランでは、ポートワインのマリアージュが楽しめますよ。レストランからは、ポルトの絶景を見渡せます。
・名称:Taylor’s Port
・住所:Rua do Choupelo, nº 250 4400-088 Vila Nova de Gaia, Portugal
・営業時間:ワインセラー 10:00 – 18:00、テイスティングルーム&ショップ 10:00 – 19:30、レストラン 12:30 – 15:00 / 19:00 – 22:00
・電話番号:+351 223 772 973
・料金:大人15 €
・公式サイトURL:https://www.taylor.pt/
サン・ベント駅
photo by Abe saxophone
ポルトのサン・ベント駅は、世界一美しい駅と言われています。中に入ると、壁一面に飾られたアズレージョが出迎えてくれます。なんとその数、約2万枚!ポルトガルを語るのに欠かせないアズレージョを使い、歴史が描かれています。
人気の観光スポットなので、朝9時頃でも人がたくさん集まっていました。写真を撮るなら、早い時間がおすすめです。
・名称:サン・ベント駅
・住所:Praça de Almeida Garrett, 4000-069 Porto, ポルトガル
アルマス聖堂
photo by Abe saxophone
ポルトの街の中で、ひときわ目立つ建物がこちらのアルマス聖堂。18世紀に建てられた聖堂は壁全体がアズレージョで装飾されており、聖書の一部が描かれています。
外観はかなり目立つものですが、中は意外とシンプルなんだとか。
・名称:Capela das Almas de Santa Catarina
・住所:Rua de Santa Catarina 428, 4000-124 Porto, ポルトガル
コンガ
photo by Abe saxophone
ポルトでぜひ食べたいのが、B級グルメのビッファーナ。薄切りの牛肉をスパイシーなタレに漬け、パンで挟んだサンドイッチで、これが病みつきになるおいしさです。
ビッファーナを提供するお店は数多くありますが、中でも「Conga」が人気なんだそう。ビールと一緒に食べるのが最高の一品です。
・名称:Conga Casa das Bifanas
・住所:Rua do Bonjardim 314, Porto 4000-115, Portugal
・公式サイトURL:https://restaurante-conga-casa-das-bifanas.negocio.site/