インタビュー前編では「夏は仕事、冬は海外旅行」というライフスタイルについてコジマサトコさんにお話をお伺いしました。
そんなコジマさんは以前より「3カ国語を話したいという夢があった」と言います。
今回はコジマさんのスペイン語習得の舞台となったニカラグアでのお話や、語学を勉強する上で、“楽しみながら続けるコツ”をお伺いしました。
スペイン語は日本人に合った言語
↑コロンビア・グアタペにて。壁の写真を集めるのが密かなマイブーム。ここにはたくさんかわいい壁があるんです♪
↑旅の定番のペルーのマチュピチュにて。リャマさんとお昼寝。
以前から海外旅行へ行くときは、現地の簡単な言語は覚えるようにしていました。「ありがとう」「すみません」「1~10までの数字」あとは「ののしり言葉」とか。
もともと語学には興味がありました。だけど、世界1周で南米を旅してみてビックリしました…英語が全く通じない!でもそのことがとても面白く感じました。
↑キューバにて。いつもの公園で集まって遊んでいた仲間たち。
バスターミナルに行きたかったときに、「Terminal(ターミナル)!!」って言っても誰も理解をしてくれませんでした。
それで試しに「Terminal(テルミナル)?」って言ってみたら「Si(ターミナルね)!」って返ってきて、わかってもらえて。
↑ニカラグアのホームステイ先・エルサウセでできた初めてのお友達。
それから「わからなかったら英語をローマ字読みしてみよう!」と実践。けっこう通じることが多くて新しい発見でした。
あとから知ったことですが、スペイン語と英語の単語は45パーセントほどが共通するんだそうです。しかも母音の数が日本語と同じ!
なので、スペイン語の発音は日本語に近くて、ローマ字読みができるわたしたち日本人にはお得な言語だと思います。話してるとハッピーな気分になります!
私がニカラグアを選んだ理由
↑べネズエラのホストファミリー。短期間だったけど政治のこと、世界のこと、いろんなことを話して仲良しに。
↑キューバのホストファミリー。資本主義ではないキューバでの暮らし方を教えてくれたり、リアルな思いをたくさん話してくれた。
↑コロンビアのホストファミリー。英語を勉強したい長男くんと教え合いっこ。
ニカラグアを中心に中南米に4ヶ月ちょっとホームステイしました。
そもそも留学を決心した理由が、次の旅ではどこかに生活したいと考えていたからです。オーストラリアの高校に留学していた時の経験から、自分には体当たりで語学を学ぶのが合っているのではないか、と。
↑メキシコのグアナファト。町並みが世界遺産!カラフルで心もウキウキ。
だったら地球の裏側の南米まで行こうと決めたらワクワクしてきて、留学先を調べていました。
物価が安くて、自分が甘えてしまわないように日本人も英語を話す人もいない田舎に行きたい。でも、そんなところはネットで調べても出てこない。
どこに行こうか悩んでいたところ、秋葉原で偶然日本を旅していたニカラグアの人に出会ったんです。
↑ずーっとお世話になったニカラグアの家族。本当の家族のように仲良しです♪
その方にどこがいいか相談をしたら、「ニカラグアのうちの家族のところに住みなよ!」と言われて、ホームステイ先が決まりました(笑)。エルサウセという、かなり田舎なんですが。